車に乗ろうとしたら、なんかガソリン臭い!そんな経験をしたことはないでしょうか。
実は、ガソリンが漏れてしまう故障は意外にも多いのです。
そして、漏れたまま使用して車両火災が起きてしまう事故もたまに聞きます。
そんな悲劇を起こさないためにも、今回はガソリンの臭いがしたときの原因や危険性について触れていきたいと思います。
ガソリンの臭いがエアコンからする原因やすぐ消える場合、または冬だけ臭いがでる原因等、参考になれば幸いです。
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車がガソリン臭い原因は
車がガソリン臭い原因はいくつか考えられます。
まず1番多い原因は、ガソリン漏れ、またはガソリン滲みです。
年式の新しい車に関してはあまり縁のないトラブルですが、年式が古い車ではしばしばあるトラブルになります。
ガソリンは、燃料タンクに貯蔵されています。
これはみなさんが給油口からガソリンを入れた時にまず貯まるところです。
ここからヒューエルポンプという部品がガソリンを組み上げて、ヒューエルフィルターを通し浄化してからエンジンに送るのですが、この間は、ヒューエルホースというゴムホースを使っているので、当然劣化が起きます。
新車から20年くらい経過した車の場合、ゴムホースに亀裂が発生し、そこから漏れ出す場合があるので注意が必要です。
そして、エンジンまで送られたガソリンは、ヒューエルインジェクターという部品によってエンジン内部にガソリンを噴射するのですが、このインジェクターという部品にもガスケットというガソリン漏れを防止する部品がついています。
ここからも経年劣化により、ガソリンが漏れる場合があるので定期的に点検をする必要があります。
そしてもう一つ気に掛けなければいけない部品があります。
それは、チャコールキャニスターという部品です。
チャコールキャニスターはどういう役割があるのかというと、燃料タンク内のガソリンが高温になった場合、ガソリンというのは揮発性が高いため、蒸発してしまいます。
この時に発生する燃料蒸発ガスを溜めておくのがチャコールキャニスターの役割です。
しかし、このチャコールキャニスターという部品はプラスチック製なので、経年劣化によるひび割れなどで燃料蒸発ガスが漏れ出し、臭いが発生する場合があります。
車のガソリンの臭いの危険性を見分ける基準は
そもそも、ガソリンの匂いがする時点で何かしらのトラブルが発生している可能性があります。
もしガソリンの臭いがした場合は、整備工場にて点検してもらうことをおすすめします。
燃料系のトラブルは、最悪車両火災につながる恐れもあるので放置しないようにしましょう。
車のエアコンからのガソリンの臭いの原因は
車のエアコンを外気導入で使用している場合、エンジンからの空気が入ってくる場合があります。
もし、エンジン周辺でガソリンが漏れていたとしたら、エアコンからガソリンの臭いがする可能性もあります。
ただし、ひとつだけ注意しておきたいことがあります。
それは、チャコールキャニスターがボンネット内に設置してある車ですと、異常がない場合でもガソリンの臭いがする場合があるということです。
ただ、異常か正常かの判断は専門知識が無いと難しいので、整備工場での点検をおすすめします。
車のエアコンから酸っぱい臭いがする原因はこちらの記事を参考にされて下さい。
車内のガソリンの臭いがすぐ消える場合は大丈夫?
ガソリンの臭いが車内にするのであれば、短期間であっても危険です。
通常、ガソリン臭は車内に入ってきませんから、異常事態といえます。
おもに、車内にガソリン臭が漂う原因は、ガソリン漏れ、給油の時にこぼしてしまったなどが考えられますが、こぼした場合はいつまでもにおいが残っているので、今回の質問内容から除外します。
そこで、一番考えられるのがガソリン漏れです。
どこから漏れているかが問題ではなく、においがあることが問題なので、至急整備工場で点検しましょう。
車エンジンかけると冬だけガソリン臭い原因は
エンジンをかけると冬場だけガソリン臭がするのはキャブレター車など古いクルマに見られた現象です。
キャブ車は、寒い日に燃料を濃く噴射するチョークが備えられており、それによりガソリン臭が一時的にすることがありました。
しかし、最近のクルマは電子制御なのでチョークもなく、噴射量もきめ細かく制御されていますからガソリン臭が冬だけするといったことはありません。
もし、冬だけにおいがするというのであれば、何処かガソリンが漏れている証拠なので、至急整備工場で点検を受けなければ火災など重大な事故に発展してしまうでしょう。
車の排気ガスからのガソリンの臭いは大丈夫?
排気ガスからガソリンの臭いがした場合ですが、結論から言うとと問題無いです。
ただし、ガソリンの臭いがしても問題ないのは、エンジンが温まりきっていない朝一の始動時などに限ります。
エンジンが温まっていないということは、排気ガスを浄化する役割がある、触媒コンバーターも温まっていないということになるので、排気ガスの浄化性能が完全ではありません。
なので、排気ガスからガソリン臭がすることがあります。
エンジンがある程度温まった時にガソリン臭が収まるようであれば、それは正常な状態なので安心してください。
エンジンが温まった時に、臭いがするかどうかで判断するのがわかりやすいと思います。
車のガソリンの臭いの消臭方法は
先ほど説明したように、ガソリンは非常に揮発性の高い性質を持っています。
なので、ガソリンが漏れて車体やエンジンなどに付着してしまった場合でも、時間が経てば揮発してしまうので臭いが残ることはほとんどありません。
そのまま放っておいても問題ないでしょう。
ただし、ガソリン漏れの箇所を直すのは大前提となります!
修理費用が高額なら車を手放す選択肢も
車の走行距離や年式を考慮して、あとどれくらい乗るつもりか、高額な修理費用をかける価値があるかどうかを判断しましょう。
新しい年式の車であれば、ディーラーでの下取りや中古車買取業者の利用を検討すると良いでしょう。
手続きや乗り換えの手間を減らしたい場合はディーラーでの下取りが便利です。
一方、少しでも高額で売りたい場合は、中古車買取業者の利用がおすすめです。
しかし、古い年式や走行距離が多い車は、値段がつかないこともあります。
そんな時は、廃車や故障車の買取業者を利用すると良いでしょう。
廃車・故障車の買取業者は、古い車や走行距離の多い車、さらには事故車や動かない車でも買い取ってくれます。
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まとめ
今回は、ガソリン臭がする時の原因や対処法についてご紹介しましたが、参考になりましたでしょうか。
古い車ですと、そこまで珍しいトラブルでもないので定期的な点検をするか、怪しい部品は交換をした方が良いでしょう。
冒頭紹介した通り、ガソリン漏れなどのトラブルは、車両火災など重大な事故に発展する可能性があります。
最近、ガソリン臭がするんだよなぁと思ったら、なるべく早く点検することをおすすめします。