車の両車輪は、曲がるときや路面の凸凹によって回転差が生まれるのは知っていますか?
この回転差は、ディファレンシャル(通称デフ)と呼ばれる装置によって制御しています。
乗り心地や走行性能を確保するためには非常に重要な装置なのですが、走行中はかなりの負荷が掛かる部品です。
整備をきちんとしておかないと壊れてしまい、異音や振動の原因になってしまいます。
今回は、重要部品であるデフについて解説していきたいと思います。
うなり音や異音の原因、修理費用などでお困りの方は、是非参考にしてください。
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車のデフから異音がした時の考えられる原因は
さて、デフから異音がした場合はどんな原因が考えられるのでしょうか。
ここでは、代表的なものを紹介したいと思います。
デフオイル管理不足
デフは内部にオイルが入っており、潤滑や冷却をしています。
デフオイルはエンジンオイルと比べて過酷な環境では無いから劣化しにくい、という意見もありますがそんなことはありません。
デフには高い負荷がかかるので、かなりの熱が発生します。
オイルは熱が加わる事で劣化しますので、デフオイルはかなり過酷な環境にさらされているといえます。
デフオイルは粘度がかなり高く、高い負荷が掛かるギア同士のクッションの役割も担っているのですが、デフオイルが劣化すると粘度が低下してしまうので、ギア同士が当たる音などが聞こえてくる場合があります。
このような場合は、なるべく早くデフオイルを交換することをおすすめします。
ベアリングの劣化
デフ内部には、ベアリングが使用されています。
過走行やオイル交換を怠った場合、ベアリングが劣化してしまい異音を発することがあります。
「ミーン」や「ニャー」などのうなり音が聞こえた場合、デフ内部のベアリング劣化を疑ってもいいかもしれません。
ギア同士のバックラッシュ不良
デフは、ギア同士が噛み合うことで動力を伝えています。
ギア同士は、ぴったり噛み合っているわけでは無く、ある程度の遊びを持たせています。
これをバックラッシュと言います。
バックラッシュが過大ですと、ギア同士が当たる歯打ち音という「ガタガタ」という異音が発生することがあります。
そして、バックラッシュが過小ですと、先ほどと同じようにうなり音が聞こえることがあります。
このバックラッシュ不良は、過走行の場合に起こることがほとんどなので、走行距離が10万キロを超えてる場合などは要注意です。
デフの異音 「ゴー」の場合の原因は
デフから「ゴー」という異音が聞こえる原因は、デフオイルの劣化、デフ内のベアリング劣化、デフの経年劣化の3つが考えられます。
デフオイルは、オイル漏れで少なくなっていると異音が発生するほか、走行距離が5万kmを超えてくるとオイル劣化から異音が発生することもあります。
また、オイル劣化を放置していると、次第に内部ベアリングを摩耗させて取り返しがつかないほど故障する可能性があります。
デフオイルは車種により様々ですが、1万円程度で交換が可能なので、ゴーという異音が気になるようならデフオイルをまず交換してみるとよいでしょう。
デフの異音 「ガタガタ」の場合の原因は
デフから「ガタガタ」音が出る場合、LSDを装着したクルマでごく低速走行しているときに聞こえます。
これは、コーナリングの時に内外車輪の回転差のため、断続してスリップしている音なので心配ありません。
また、この音をチャタリングとも言いますが、どうしても気になるようならデフオイルを変えてみるのも一つの方法です。
このほか、LSD以外で「ガタガタ」音が出る場合は、オイル劣化や内部破損が考えられるので、早めに修理工場で点検しましょう。
また一般的に車は10年落ち、もしくは10万キロ以上の走行距離で車の買い替えの目安となります。
こちらを過ぎると車の価値はほぼ0になってしまうケースが多いです。
故障車の買取の相場もありますので、併せて調べてみる時期と言えるでしょう。
車を高く売る交渉術に関してはこちらの記事が参考になりますのでご覧ください。
車のデフの異音の特徴や間違えやすい故障箇所は?
車のデフは、フロント駆動車であればミッション内部に、リア駆動車であればデフ単体で車の後ろ側に付いています。
デフが原因で異音が発生すると、車の下から響いてくるような聞こえ方をします。
特に、リア駆動車ですとこの傾向が強いので、分かりやすいです。
次に間違えやすい故障箇所を紹介します。
トランスミッション、プロペラシャフト、ドライブシャフトなどはデフの異音と似たような音を出します。
特に、後輪駆動車のドライブシャフトはデフに直接付いているので、デフからの異音なのかドライブシャフトからの異音なのか判断が難しいです。
車のデフとは!役割はなに?
冒頭でも説明しましたが、デフは差動装置と呼ばれています。
車は曲がる時や、段差などを乗り越える時は必ず、左右のタイヤに回転差が生まれます。
もし、左右のタイヤを一本のシャフトで繋いだとしたら、曲がる時の内側のタイヤは引きずられてしまいます。
タイヤが引きずられてしまうと、異音や振動が起き、タイヤも変な減り方をしてしまうなど良いことは一つもありません。
そこで出番なのが、デフという装置です。
デフは、左右のタイヤに回転差が発生しても適切に分配し、乗り心地やタイヤの摩耗も無くしてくれるので無くてはならない装置といえます。
車のデフから異音がしたまま走り続けるとどうなる?
デフに不具合が発生してるのにも関わらず乗り続けた場合は走行不能になってしまう可能性があります。
内部のギアが破損したり、ベアリングが焼き付いてしまうとデフ自体が機能できなくなってしまいます。
異音が聞こえた場合は、悪化する前に点検しましょう。
車のデフの修理費用はいくら?
修理費用は、丸ごと変えるのか分解整備するのかによって変わってきます。
分解整備にて不具合部品を交換するのであれば、5万円から。
丸ごと変えるのであれば10万円から。
なかなか掛かりますよね。
デフは車の部品の中でも高い部品になりますので、壊れた場合はそれなりに金額はかかってしまいます。
ですが、定期的なメンテナンスによって故障は防げます。
最低でも、車検毎に点検するようにしてください。
車のデフが故障したら買い替えも視野に入れよう!
デフなどの車の故障は長年使い続けた経年劣化が多いです。
今後はデフだけでなく他の箇所の故障も多くなっていくでしょう。
当然修理代もかかってしまい、維持費も高くなっていきます。
そうなると買い換えた方が結局安上がりな場合が多く、このタイミングで買い替えを検討される方も多いです。
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まとめ
今回は、デフの異音の原因や音の特徴、修理費用などについて触れてきました。
デフは非常に重要な役割を果たしています。
もし、少しでも異音や違和感を感じたら、すぐに点検してくださいね。
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