クルマを売る場合、買取店と下取りに分かれますが、売却先によって買取金額は大きく異なるでしょう。
そのため買取店選びが重要になるほか、できるだけ多くの買取店と買取額の交渉が必要です。
ここでは、クルマを買取に出す交渉方法と、売る時期について解説するとともに、おすすめの一括査定についてもご紹介します。
交渉前にあなたが知っておくこととは
クルマの売却先は、主に下取りと買取があります。
どちらもクルマを売ることは同じですが、下取は、次に購入するクルマへの資金充当に充てられるため、売ったクルマの現金を手にできません。
代わって買取は、下取と違ってクルマを現金化できます。
そのため、次に購入するクルマへの資金にするほかに、売って手に入れたお金を違う用途に使える大きなメリットがあります。
また、買取の場合は、クルマの状態で買取価格が異なるほか、買い取る業者によっても価格が大きく変わります。
実践で使える車を高く売る交渉術は
クルマを売却する場合、少しでも高く売りたければ多くの買取店に査定依頼することです。
多くの買取店で査定すれば、その中で一番高く買い取る業者を見つけられます。
しかし、高く買い取る業者が見つかったからと、そこですぐに契約してはまだ損をしています。
買取価格は、1回目の提示から最大の金額を提示してきません。
そこで、主な交渉術としては、一番高く買取価格を提示した金額を、2番目と3番目の業者に伝えてもう少し高く買い取れないか交渉します。
このほか、同じ日時に複数の買取業者に出張査定に来てもらい、同時に査定させる方法もあります。
ただし、談合される場合もあるので、2社程度の同時査定にとどめておくようにします。
例えば、近隣に買取店が5店舗あれば、2店-2店-1店という具合に、日時をずらして査定します。
そうすることで、同時査定をしている業者同士は高額査定を引き出すことに熱くなり、さらに違う日時の業者もいることを示唆しながら査定させれば、かなり好条件で1回目の査定額が出揃うでしょう。
電話問い合わせでの交渉のコツとは
電話で買取について問い合わせした場合、買取価格はおおよその金額しか教えてもらえません。
クルマの買取査定は、現車を確認しなければ本当の査定額は提示できないからです。
そこで、電話で問い合わせした場合は、買取業者からの質問に細かく答えるだけにします。
一般的に、車種と年式、グレード、そしてボディカラーのほか、車検残と走行距離を聞いてきます。
それらの質問に正確に答えられるように、車検証と走行距離のメモを手元に置いて問い合わせします。
電話では、価格交渉しても電話口のスタッフでは詳細を答えられないので、聞かれたことを話し、言われたことを聞くだけにとどめましょう。
そして、実車査定の日時を無理のない日程で伝えるだけにします。
車を高く売る時期やタイミングとは
クルマを高く売るには、時期とタイミングが重要と言われています。
しかし、クルマは生ものと言われており、時間とともに買取価格は下がりますから、売るタイミングは売りたい時が一番高いといえるでしょう。
しかし一番高く売れる時期は存在し、テレビCMなどで決算セールとして新車販売の宣伝がされる時期の少し手前が高く売れます。
クルマは、決算月の3月と9月の登録車種が多く見られます。
そのため、この時期に乗り替えを検討される方が非常に多いので、中古車店も3月と9月の決算月に向けて仕入れが忙しくなります。
例えば、3月に店頭販売したい場合、展示場に並べるまでの清掃や整備などの準備が必要なので、3月に仕入れていては間に合いません。
そのため、その前月の2月中旬までに仕入れが完了します。
そこで、高く売れる時期としては1月後半から2月中旬の1カ月間と7月後半からお盆前までです。
そして、売るタイミングとしては、車両価格だけでなく税金の還付も考えて月初めに売るのが良いでしょう。
例えば、3月に売ってしまうと税金の還付はありません。
しかし、それ以外の月であれば税金の還付があります。
また月の後半の場合、書類上の手続きで月をまたいでしまう恐れがあります。
そうすると、税金は売った翌月分からの還付になるので、もらえる還付が1カ月少なくなってしまうでしょう。
車の一括査定はあり?
インターネットでクルマの買取と検索すると、一括査定サイトが多く表示されます。
一括査定とは、1回の依頼で複数の業者に査定依頼ができる便利なシステムです。
一括査定に申し込むメリットは、買取業者を何社も自分で探す必要がないので、買取店選びに時間を取られません。
また登録が完了すると、買取店から電話もしくはメールで連絡がくるので、待っているだけで査定日時を決められます。
しかし、デメリットも存在し電話連絡が非常に多いことです。
一度に多くの買取業者に査定依頼の通知が行くので、多くの業者から次々と査定日時のアポイントメントの連絡が来ます。
そこで、一括査定を利用するなら本当に売りたい時だけにし、現在の買取相場を知りたいだけとか、冷やかしでの登録はしつこい電話に悩まされることになるので注意しましょう。
もしくはしつこい電話攻撃のないオークション形式の一括査定サイトを利用しましょう。
そちらならむしろ無料で査定ができるので使わない手はないです。
おすすめの車の一括査定サービスは
一括査定サイトは、非常に多くありますが、おすすめは「カーセンサー」「ユーカーパック」「カーネクスト」の3社です。
これらのクルマ一括査定サイトでは、大手買取店も参画しているので、自分で一括査定を探すより効率が良いサイトです。
また、それぞれ異なった特徴を持っており、これらのサイトを基準に他の一括査定サイトが活動しています。
カーセンサーの特徴
カーセンサーは、業界最大の提携社数と買取業者数を誇るので、クルマの一括査定を選ぶならここが最有力候補です。
1回の登録で、最大30社に買取依頼ができるので、複数の買取業者と買取金額の比較検討が可能です。
また、今までの一括査定と異なるオークション形式も選ぶことが可能で、1回の電話で5,000社がオークションで価格を競り上げてくれます。
そして、一番高い価格を付けた業者から連絡が来るので、電話ラッシュが嫌な方は、カーセンサーのオークション形式を選ぶとよいでしょう。
ユーカーパックの特徴
ユーカーパックの特徴は、オークション形式を採用していることで、業界最大の8,000社以上から、買取価格の提示が受けられます。
ユーカーパックは、1回の連絡で多くの買取店にクルマの情報が流れます。
そのためコミュニケーション回数は、1社だけを相手にするので非常に少なく済みます。
ユーカーパックは、多くの電話連絡が苦手な方や、交渉するのが面倒取った方にはお勧めのサービスです。
カーネクストの特徴
カーネクストは何といってもどんな車でも買い取ってくれるところです。
故障が多い車、ぶつけて治していない車、10年以上前の車や、走行距離が10万キロを軽く超えている車ならこのカーネクストが最もおすすめです。
もはや廃車寸前の車ならこのカーネクスト一択でしょう。
当サイトのおすすめは「カーネクスト」
上記の3つの一括査定サイトはどれも当サイトで人気のサイトです。
その中でも最もおすすめは?と聞かれるとやはり【カーネクスト】でしょう。
正直、販売から10年以上経っている車や10万キロ以上走っている車は値段がつかないことが多いです。
でも車って実は再利用できるパーツも多いし、最悪、鉄やアルミなど資源として再利用できるんですね。
またカーネクストは海外に独自の販売網を持っているので、日本で値段が付かなくても需要のある海外に輸出することで高値が付くケースがあります。
通常の「廃車にして終わり」ではなくあの手この手でその車に価値を見出す努力をする、そしてその多数のルートがあるという点で当サイトではカーネクストをおすすめしています。
また当サイトで一番利用されているサイトもこのカーネクストです。
- 車の一括査定にありがちな面倒くさい電話攻撃もありません。
- 故障や事故で動かない車でもレッカー代無料です。
- もし廃車になっても廃車手続きは無料で代行しています。
- 自動車税の還付手続きも無料で代行しています。
- どんな車も0円以上買取保証が付いてます。
- 20秒で申し込みが完了します。
- もちろん査定は無料なので一切損はありません。
査定したからと言って絶対に売らないといけないわけではありません。
ディーラーやカーショップ、中古車販売店と値段の比較をしてみてください。
一切料金はかかりませんし簡単に査定が完了します。
クルマを高くるには多くの買取店と交渉すること
クルマの買取店はどこも同じ買取金額ではありません。
お店の事情により買取金額はかなり異なります。
そこで、クルマを買取に出すなら、必ず多くの買取店で査定しましょう。
1社でも多くの買取店で査定すれば、納得できる価格で買い取る業者をみつけられることでしょう。
そして最後に無料の一括査定サイトにも診断してもらいましょう。
少しでもあなたのお車が高く売れますよう、当サイトが参考になれば幸いでございます。