クルマの塗装がはがれてしまうことは、日常的にそれほど多くありませんが、ちょっとした不注意や、駐車場での当て逃げなので大切な愛車の塗装が剥がれてしまうことはあります。
一度剥がれてしまうと、タッチアップでは塗ったことが見て取れるので、元に戻すためには補修塗装をしなければキレイに戻りません。
ここでは、塗装を依頼したときの相場と、もし自分で塗装するならどんな道具が必要になるか詳しく解説します。
故障車を直しながら乗り続けるほど勿体ない話はありません。
ここ数年で最も高く中古車が売れているこの時期に売ってしまわないと損です!
CMで有名なカーネクストなら故障車でも高い評価が付きやすいです。
査定のみでもOKの、カーネクストで無料査定してみて下さい。
車の塗料が剥がれた時の補修費用の相場はいくら?
クルマの塗装費用は、色によりかなり価格は異なります。
また塗装する広さでも費用は異なるので、塗装の相場費用は一概には言えません。
しかしながら、ある程度の費用はお伝えすることできます。
例えば、メタリックもパールも入らないソリッドカラーと呼ばれるボディ色は、塗装工程が少ないので費用は一番安いことで知られています。
次がメタリックやパ―ル、そして一番高価なのがホワイトパールです。
ソリッドカラーで塗装面積が一番狭いフロントフェンダー1枚塗装した場合の相場は30,000円程度が相場でしょう。
ただし、軽自動車と大型セダンなどではフェンダーの塗り面積が異なるので、費用は大きく変わってきます。
しかし、これがホワイトパールになると一気に高くなり50,000円程度が相場です。
車の板金塗装に関してはこちらの記事で詳しくまとめています。
ぜひ参考にされて下さい。
車の塗料のおすすめの商品は
クルマの塗料のおすすめはウレタン塗料です。
また、2液性なので、ガソリンにも強いことからクルマの塗装に最適です。
次に、ホームセンターでよく売られているラッカー塗料とアクリル塗料があります。
アクリル塗料は、溶剤の乾燥で強固に密着しますが、厚塗りができません。
また、アクリル塗料も厚塗りはできませんが、ラッカー塗料より塗装面が硬くキズが付きにくいのでクルマの塗装はラッカー塗料色アクリル塗料がおすすめです。
自分の車の塗料の色(カラー)の調べ方は
クルマには、塗装のカラーを知らせるカラーナンバーの刻印がコーションプレートに記されています。
このコーションプレートは、自動車メーカーごとだけでなく車種によっても張り付けてある位置が異なります。
また、ホンダは国産車の中でも珍しく、コーションプレートではなくシールにカラーナンバーが印刷されています。
一般的にコーションプレートは、エンジンルームや運転席のドアを開けた時のピラー部分に貼ってあります。
このほかトランクや運転席のシート下のカーペットの下に添付されている車種もあるなど、その位置は千差万別です。
カラーナンバーが見当たらない場合は、各自動車メーカーのお客様相談センターに確認してみるとよいでしょう。
自分で塗料の補修をするのに必要は道具は
クルマを自分で塗装する場合に必要な道具は、一般にプロが使用する道具に近いものをある程度揃えなければ難しいでしょう。
まず、補修する部分を手で触って凹みがないことを前提として解説します。
塗装が剥げている部分は、その下の下地部分と塗装部分とで段差があるので、それを埋める、もしくは平滑にする作業が必要です。
塗装が剥げただけであれば、パテの必要はありません。
それでは、実際に塗装するために必要な道具は以下のようになります。
- 320番程度のから研ぎサンドペーパー
- 800番の水研ぎサンドペーパー
- 2000番程度の水研ぎペーパー
- プラサフ
- マスキングテープやマスキングに使用する新聞など
- 脱脂剤
- できれば埃を吹き飛ばすエアブローできるもの
- 塗装する色と同じ塗料
- コンパウンド
車のつや消しに関してはこちらの記事で詳しくまとめています。
DIYでの作業に興味のある方はぜひ参考にされて下さい。
上手に塗料を塗るポイントや方法とは
塗装を上手に仕上げるポイントは、下地処理を丁寧に行うこと、風がない天気の良い日を選び塗装することです。
また、一般に塗装する場合、缶スプレーを使用する方が多いですが缶スプレーは塗料の吐出量や吐出圧力、塗装パターンの変更ができないので、塗装するときの缶スプレーと対象物との距離そして移動スピードで塗装条件を変えることがポイントです。
一般に、対象物との距離は30cm程度といわれますが、これは便宜上のものであり動かすスピードによってはもっと離す必要がありますし、逆に近づけなければキレイに塗装できない場合もあります。
そして、塗装する場合は3分の2重ねるように塗装させることも綺麗に塗装するポイントです。
塗装は、塗った直後と硬化後で色の変化や艶の様子などが異なりますから、塗る前に塗り板なのを使い、試し吹きをして塗装の状態を確認しながら本塗装に入るとイメージが湧きやすいでしょう。
車の塗り替えに関してはこちらの記事で詳しくまとめています。
ぜひ参考にされて下さい。
クルマの塗装はかなり難易度が高いこを理解しておこう
ネットなどにクルマの塗装方法を紹介する動画など多数見ることができますが、塗装は簡単なようでかなり難易度が高いでしょう。
塗装には、塗装技術も必要ですが、その時の気温や湿度なども塗装の仕上がりに大きくかかわるので、ある程度経験を積まないときれいに塗装できません。
塗装をキレイにしたいのであれば、やはり専門ショップに相談することをおすすめします。