ふと自分の車を見た時に1本だけタイヤが潰れていたりガソリンスタンドなどでの空気圧の点検を行った時、1本だけ空気圧が低かったなんて経験をした方もいらっしゃると思います。
今回はタイヤの空気圧が減る原因や、減ってしまった時どうすれば良いのかなどをご紹介したいと思います。
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タイヤ空気圧はどれくらいで減る?
さて、まずはタイヤ空気圧はどれくらいで減っていくのか基本的な部分をお話したいと思います。
なんでタイヤってゴムでできてるのに空気が減っていくんだろう?と疑問に思った方もいらっしゃると思いますが、実はゴムは空気を通す性質があります。
その量は微量のため一気にタイヤの空気圧が下がってしまう事はないのですが、安全のために定期的に確認する必要があるのです。
では定期的にとはどのくらいの周期かと言いますと一般的には1ヶ月に1回くらいと言われています。
ガソリンスタンドなどでも空気圧調整は可能なのでこまめに確認することをおすすめします。
タイヤの劣化や寿命に関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
🔗車のタイヤの寿命や劣化の判断基準とは!タイヤの劣化防止剤は効果ある?
タイヤ空気圧が1本だけ減る原因について
1本だけ減る原因はいくつか考えられます。
まず定番なのは、クギや金属片などが刺さったことによるパンクです。
クギや金属片が刺さった場合、そこからじわじわと時間をかけて空気が抜けていきます。
1週間位かけてゆっくりと抜ける場合もあるので気付くのが遅れてしまうなんてことも。
もし一本だけタイヤが潰れているのを発見したら空気を入れ最寄りの整備工場やカー用品店などに見てもらってください。
次に多いのがタイヤのエアバルブからの漏れです。
エアバルブの多くはゴムでできているので、当然劣化もしてきます。
徐々にヒビ割れや硬化が起こり最終的にはエアバルブの付け根からエアが漏れてしまう、なんてことも多く見受けられます。
エアバルブは消耗品なのでタイヤ交換毎に必ず交換するようにしましょう。
そしてもう一つよくあるのがタイヤとホイールの間のビート部からのエア漏れです。
ここからのエアが漏れる原因として考えられるのは、ホイールをぶつけたり過度な負荷をかけてしまったことによる変形や歪みによるものです。
縁石にタイヤを擦ってしまう事が多い方や輪止めや段差を越える時に勢いよく行ってしまう方などは特に注意してください。
そしてもう一つはタイヤ自体の劣化です。
近年の自動車タイヤは技術の進歩もあり、非常に長持ちするようにできています。
なので、タイヤの溝が無くなる前に古くなってきたから交換というケースが多いです。
タイヤは古くなり劣化してくると、ヒビ割れてきます。
そのヒビ割れは段々とひどくなっていき、最終的にはタイヤがバーストしてしまったりエア漏れの原因になります。
タイヤの交換周期は大体5年と言われていますので、みなさまも今使用中のタイヤが何年目か確認してみてください。
もし単に空気が抜けているのではなく釘や劣化によってパンクしていた場合にはこちらの記事を参考にしてください。
🔗車のタイヤがパンクした時の応急処置!修理の時間や費用はいくら?
タイヤ空気圧が1本だけ低い状態で走り続けるとどうなる?
空気圧が1本だけ低い状態で走り続けてしまうとどうなるのでしょうか。
タイヤの適正空気圧は、その車種の車重や乗車定員の人数やエンジン出力、駆動方式などさまざまな条件によって決定され、なおかつバランス良く消耗していくように計算されています。
このような事がないよう、定期的な空気圧チェックは必須ですね。
もう一つ注意しなければならないことがあります。
それは1本だけ空気が減ってしまった場合、その車輪のみ車高が下がってしまうことです。
車はバランスの乗り物です。
4輪の車高が揃うから安定した走行が可能なので、万が一1本だけ減ってしまった場合、ハンドルが取られて真っ直ぐ走らなかったりブレーキ時に挙動が不安定になったりと事故に繋がる恐れがあります。
もしこのような症状が出た場合は、タイヤ空気圧を確認し、自身で異常が見つけられない場合は整備工場に確認してもらってください。
タイヤ空気圧が1本だけ減った時の対処法は
タイヤの空気圧が1本だけ減っている場合はパンクなどが考えられます。
目に見えて減っていてペチャンコになっている場合は、応急用スペアタイヤなどに履き替え、整備工場に確認してもらってください。
最近の車は応急用スペアタイヤが無く、代わりにパンク修理キットが搭載されている場合もあります。パンク修理キットを使用する際は説明書に従って使用をお願いします。
タイヤの空気入れは自宅でも可能です。
こちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
🔗車のタイヤの空気入れは自宅でできる?足踏み式やコンプレッサーのおすすめは?
まとめ
今回はタイヤ空気圧が1本だけ低い場合の原因や対処法を紹介しましたが、いかがだったでしょうか。
空気圧は非常に大切で、低いまま走った場合事故に繋がる恐れもあります。
トラブルを未然に防ぐためにも、定期的なタイヤ空気圧の確認をお願いします。