クルマから聞きなれない「カリカリ」といった音が聞こえた場合、エンジンに何かしらの異常があります。
これがノッキングですが、今のクルマはノッキングが起きないように適正に制御されています。
しかし、制御に問題が起きるとノッキングが発生するようになり、エンジンに大きなダメージを発生させます。
そこで、ノッキングの原因や修理費用と対策について詳しく解説していきますので、最後までご覧いただき参考にしてみてください。
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車のノッキング(ガクガク)の症状とは
クルマのノッキングとは、「カリカリ」や「チリチリ」といった音が発生するときで、エンジン内で異常燃焼を起こしています。
特にノッキングの症状の原因は、燃料が薄い状態の時であり、放置しているとエンジンブローになる可能性があります。
ノッキングに、様々な種類がありますが、マニュアル車の場合にギアの選択ミスで起きるカーノックがあるほか、ディーゼル車のディーゼルノックと呼ばれる「カラカラ」と呼ばれるノッキングがあります。
オートマ車が低速でノッキングする原因とは
ノッキングとは主にマニュアル車でエンジンの回転とミッションのギヤ比がうまく合っていない時に車体がギクシャク振動する現象ですが、オートマ車でも同じようにギクシャクと振動してしまうことがあります。
このようなオートマ車のノッキングでは、車両の不具合や劣化が起きていることが多くあります。
エンジン内部で煤汚れが溜まっていたり、火花を飛ばすスパークプラグの不良で燃焼のバランスが崩れて振動につながるケースも多くあります。
またはエンジン以外の部分ではミッションそのものの不具合や、ブレーキが効きっぱなしになっているなど、多岐にわたります。
多くの場合はエンジン内部の劣化や不具合が考えられ、エンジン内部の洗浄やプラグの交換などが必要なため、ディーラーなどで診断してもらうことをおすすめします。
CVTの低速ノッキング(ガクガク)の原因とは
CVTは無段変速機のトランスミッションで、その特徴としてギヤ比をコンピューターが細かく制御することで燃費の向上に寄与する機構です。
この燃費向上のためにギヤ比をできるだけエンジン回転が低くなるように制御されているためエンジンがガクガクすることがあります。
当然コンピューターはエンジンの回転もモニターし、エンストには至らないよう調整をしますが、そのギリギリを常に狙いに行くような制御の場合、ノッキングのような振動につながりやすい傾向にあります。
経年劣化によりエンジン内部に煤汚れが溜まると、この振動は顕著に現れやすくなるので、エンジンやスロットルバルブの清掃にて少し改善する可能性もあります。
走行距離が多かったり高年式の場合は、エンジンの清掃を試してみるのも良いのではないでしょうか。
CVTの故障に関してこちらの記事で詳しくまとめています。
ぜひチェックしてみて下さいね。
車が低速時にノッキングする原因と対処法は
クルマが低速走行で起きるノッキングの多くは、マニュアルミッション車でギアの選択を間違った場合に起きる現象です。
低速走行なのに、ギアをハイギアに入れてしまうとクルマは大きく振動して「ガクガク」するノッキングが起きます。
そのような場合は、すぐにギアダウンして対処しましょう。
このほか、オートマ車が低速でノッキングが発生する際は、何らかのトラブルが発生していますから、速やかに整備工場で点検しましょう。
車のエンジンの乗せ換えは非常に高額になります。
こちらの記事で詳しくまとめてで参考にされて下さい。
車が加速時にノッキングする原因と対処法は
最近のクルマは、加速時にノッキングすることはありません。
現代のクルマは、コンピュータ制御により適切な燃料制御と吸入空気量、そして最適な点火時期で燃焼させているので急激に加速しても問題ありません。
この制御には、エンジンにノックセンサーと呼ばれるエンジンがノッキングしているか感知するセンサーから情報を得て、的確な燃焼をしています。
もし、加速中にノッキングが起きる場合は点火時期に問題があるか燃料に問題があるかどちらかです。
ノッキングか起きると感じたら、スパークプラグを確認します。
スパークプラグを外して電極が白くなっていれば、確実に燃料の量もしくは点火時期に問題があります。
現代のクルマは、センサーにより制御されているので、スパークプラグに摩耗が見られない場合はセンサーの交換が必要でしょう。
その場合、専門知識がなければ難しいので整備工場で点検を受けるようにします。
車がアイドリング時にノッキングする原因と対処法は
クルマがアイドリングでノッキングする場合、エアクリーナーとスパークプラグを確認します。
もし、エアクリーナーに汚れがなくスパークプラグにも問題がなければセンサーに異常が考えられます。
このほか、指定のオクタン価の燃料を入れているか確認します。
ハイオク仕様のクルマなのに、レギュラーガソリンを入れているとノッキングを誘発します。
アイドリングでノッキングが発生する場合、かなり深刻な状況である場合が多いので、エンジンを止めて整備工場に連絡します。
もし、そのまま走行して整備工場まで行ってしまうと、エンジン内部に取り返しがつかないダメージを負う可能性があります。
オートマ車のギアが入りにくいなどの症状が出だしたらこちらの記事を参考にされて下さい。
車のノッキングの修理費用の相場はいくら?
クルマのノッキングの修理費用は、交換するセンサーにより大きく変わります。
一般的にノックセンサーが故障していることが多く、その場合は車種にもよりますが5万円前後の修理費用がかかるでしょう。
このほか、燃料の噴射量を決めているO2センサーや空気量を測るエアフロセンサー、アクセル開度を測定しているスロットルポジションセンサーなど様々なセンサーがあり、どれが故障しているか専門家でなければ分からないほか、故障カ所や車種によりノッキング修理費用は大きく変わります。
また、ノッキングを放置してしまうとエンジン内部のピストンやシリンダーにも損傷を与え、数十万円の修理費用になる場合があります。
車のノッキングの直し方は
クルマのノッキングの修理方法は、最初にプラグとエアクリーナーを確認します。
特にプラグは、ノッキングが発生していると白く焼けすぎています。
そのまま放置していると電極が焼け落ちてしまうでしょう。
スパークプラグを新品に交換してもノッキングが収まらない場合、スパークプラグの番手を冷え型に一つ熱価を上げてみます。
これでもノッキングが収まらないのであれば、燃料の状態、点火時期、そして空気量に問題があります。
これらのセッティングは、ノーマルエンジンであればコンピュータが適切に制御しているので、センサー類の交換が必要です。
真っ先に疑うのがノックセンサーで、エンジンブロックに取り付けられていますが、取り外しにはかなりのエンジン補機パーツの後外しが必要です。
現代のクルマのノッキングは、一般に修理は困難であるため自分で修理はできません。
必ず専門ショップで点検しなければどの部品が壊れているかわからないでしょう。
エンジンの警告灯が点灯してガタガタしだしたらこちらの記事を参考にされて下さい。
修理費用が高額なら車を手放す選択肢も
車の走行距離や年式を考慮して、あとどれくらい乗るつもりか、高額な修理費用をかける価値があるかどうかを判断しましょう。
新しい年式の車であれば、ディーラーでの下取りや中古車買取業者の利用を検討すると良いでしょう。
手続きや乗り換えの手間を減らしたい場合はディーラーでの下取りが便利です。
一方、少しでも高額で売りたい場合は、中古車買取業者の利用がおすすめです。
しかし、古い年式や走行距離が多い車は、値段がつかないこともあります。
そんな時は、廃車や故障車の買取業者を利用すると良いでしょう。
廃車・故障車の買取業者は、古い車や走行距離の多い車、さらには事故車や動かない車でも買い取ってくれます。
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現代のクルマでノッキングはかなり深刻
現代のクルマで、指定燃料を使い走行していれば、ノッキングは起きません。
もしノッキングが発生した場合、故障した部品の特定には専用機器で調べなければわかりません。
そして、今のクルマはコンピュータで適正に制御されているので、ノッキングの発生はかなり深刻なダメージを与えてしまいます。
しかし、マニュアル車のシフトミスのノッキングは全く心配ありません。