休日やお盆、正月、ゴールデンウィークなどで普段し慣れない長距離運転をする時があると思います。
長時間の運転はすごく疲れるものです。
今回は現役の長距離ドライバーの私が少々変わった視点からたった3つの長距離運転のコツをお伝えしますね。
長距離運転のたった3つのコツとは!
長距離運転のコツは休憩を取る、ガムを噛む、コーヒーを飲む、音楽を聴くなどは安易に想像できるでしょう。
しかし今回はちょっと変わったコツを3つお伝えします。
1 休憩を取らない
絶対に誤解しないでください。
眠かったり疲れたら必ず休憩をして下さいね。
私が言っているのは疲れてもいないのに敢えて休憩をするなという事です。
私の仕事は長距離トラックの運転手です。
トラックの運転手には法律で2時間に15分、もしくは4時間に30分の休憩を取るように定められています。
法律なのでちゃんと守っていますが体力もまだあり疲れてもいないのに15分止まると逆にベースが乱れて眠くなる時があります。
マラソンと同じで一回止まると止まり癖がついてしまうんですよね。
しかし普段長時間の運転に慣れていない人は1、2時間で疲れがでるでしょうからその時は必ず無理をせず止まって深呼吸や背伸びをして下さい。
要はあまり時間にこだわらず疲れてきたら休憩を取るという事です。
疲れる前に休憩をとると逆効果の場合があるという事でした。
2 靴を履かない
実は靴って疲れるんですよね。
足を締め付けて窮屈というしょーもないダジャレが出てしまいます。 すいません(^^;;
長距離の運転手がよくサンダルやスリッパで歩いてますよね。
あれにはちゃんと理由があるんです。
足を解放するとすごく楽なんです。
リラックスした状態で運転すると疲れにくくなりますので一度試してみて下さい。
3 他の車に引っ張ってもらう
長距離運転のコツの1つにいいペースで走っている車と一緒に走るという方法があります。
私達も眠い時は同じ会社のトラックについて行く(引っ張ってもらう)ことがよくあります。
業界用語では「ランデブー」するといいますが勝手にランデブーさせてもらう感じですね。
どうしても眠くなってきたら休憩を取ろう
それでも眠くなってきた、疲れてきたら必ず止まって休憩をしましょう。
休憩といっても2つあります。
1つ目は寝るという休憩です。
眠い時は10分でも寝れば少しはマシになります。
時間に余裕のある方は30分でも1時間でも仮眠を取るといいと思います。
出発してすぐは特に気をつけましょう!
2つ目の休憩は体を動かす為にとる休憩です。
トイレに行ったり深呼吸や背伸びなどのストレッチをして眼を覚ます方法です。
これも体を復活させるにはかなり有効です。
眠くなった時の1番良い方法はちょっとだけ目を閉じてマシになったらストレッチをして体を目覚めさせてから出発する事ですね。
なお、走ってる最中に眠くなってきたら窓を全開に開けて空気の入れ替えをして風を浴びましょう。
これで眼が覚めることもあります。
長距離ドライバーの休憩は法律で決められている
長距離ドライバーの休憩時間は法律で定められています。
4時間に1度、30分以上の休憩を取ることが義務付けられています。
疲れていないから走ろう、眠くないから走ろう、時間に遅れているから休憩なし!などはやめましょう。
居眠り運転など、過労が原因での思わぬ事故を招いてしまいます。
ちなみに、4時間に1度30分以上ではなく、休憩を分割して取ることも可能です。
1回10分以上の休憩を数回取るのも問題ありません。
その他の対策は!
長時間運転のコツというよりは体に負担をかけないアイテムで1つだけでも準備しておきたいのが腰にあてるクッションです。
同じ姿勢で運転をしているとすごく腰が痛くなるんですよね。
長距離ドライバーが腰痛持ちが多いのはそれが原因です。
クッションがあれば全然違います。
腰痛持ちの人もそうでない人もクッションだけは欲しいとこですね。
さいごに
今回は毎日長距離運転をしている私が長距離運転のコツをお伝えしました。
少し変わった視点で書きましたがどれも使える方法なので参考になれば幸いです。
決して無理はしないで下さい。
自分の体と相談しながら走る事が大切です。
景色やサービスエリアのご当地グルメなどを味わいながら走るのも最高のドライブになると思います。
この記事がお役に立てれば幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございます^ ^