タントの鍵は、意外に早く消耗することで知られています。
その理由は、近づくだけでクルマのロックを操作できるためですが当然電池を使用しているのでクルマの乗り降りを頻繁にするほど電池の消耗は高くなります。
そこで、タントの鍵の電池交換の方法と値段そして電池切れの対処方法を詳しく解説します。
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タントの鍵の電池交換の方法は
ダイハツ車のスマートキーは、現在AタイプからDタイプまで存在しますが、タントに使用されるスマートキーはDタイプでありエマージェンシーキーを本体のサイドに取り付けられたタイプです。
タントの鍵の電池交換方法は、精密ドライバーのプラスが必要なので電池交換の前に精密ドライバーを準備しておきます。
手順1 エマージェンシーキーを上部にあるつまみをスライドさせて引き抜きます。
手順2 同じく上部にあるつまみをスライドさせ、ダイハツマーク側のカバーを下側にスライドさせます。
手順3 小さなプラスネジが4本見えるので、サイズが合う精密ドライバーですべてのねじを外します。
この時に、防水用のゴムリングがあるので傷つけないようにします。
また外した蓋にゴムリングが付いている場合もあるのでなくさないようにします。
手順4 電池を精密ドライバーのマイナスを差し込み取り外します。
手順5 新しい電池のプラス側を上にして取り付けます。
手順6 取り外した逆の手順で組付けて終了です。
タントの鍵の電池交換の値段は
タントの鍵に使われる電池はボタン電池が使われており、ホームセンターや家電量販店やコンビニなどでも手に入るほか、ネットショップでも購入できます。
価格は180円前後ですが、ネットショップでは1個100円を切る商品もあります。
ただし、ネットショップでは送料がかかるので数量が少ない場合は実店舗で購入したほうが安いといえます。
また、交換もホームセンターなどのサービスカウンターで無料で交換してもらえることもあるため自分で交換が難しい方はホームセンターで電池を購入して相談してみるとよいでしょう。
タントカスタムの鍵の電池交換方法は
タントカスタムの鍵の電池交換は、精密ドライバーのマイナス1本あれば作業が簡単です。
また、精密ドライバーが手元になくても、爪で取り外すことも可能です。
手順1 エマージェンシーキーを取りはずし用のボタンを押しながら抜き取ります。
手順2 スマートキーを開ける必要がありますが、エマージェンシーキーの持ち手の部分をスマートキーの外周にある切り欠きにはめてテコの原理で蓋を開けます。
手順3 電池が見えるので、精密ドライバーのマイナスを使用して電池を取りはずします。
精密ドライバーがない場合、電池と本体の隙間に爪を差し入れて抜き取ることも可能です。
また、楊枝などの細いものでも代用ができます。
手順4 上をプラスにしてボタン電池を取り付けます。
手順5 カバーをはめてエマージェンシーキーを戻します。
タントの鍵の電池切れの時の対処法
タントカスタムに使用されるボタン電池は、CR2032を1個使用しています。
ホームセンター、家電量販店、コンビニでも手軽に買えることができますしネットショップでも購入が可能です。
価格は、200円前後で販売されていますが、有名メーカーのボタン電池によっては300円を超えている場合もあります。
タントの電池と同じように、ネットショップで100円を切る価格で販売されていますが複数購入しか受け付けていない場合や送料がかさむため1個での購入はお勧めできません。
交換費用は、ホームセンターなどにお願いすると無料で行ってもらえるのはタントの鍵と同じなので、交換に自信がない場合は、ホームセンターなどの販売店で相談してみるとよいでしょう。
タントの鍵が回らない原因と対処法は
タントのスマートキーの電池がなくなりクルマに近づいても鍵が開かない場合、エマージェンシーキーを使用してドアを開錠します。
しかし、エマージェンシーキーをキーシリンダーに差し込んで回そうと思ってもタントの鍵は回りません。
実は、タントのスマートキーは、微弱な電波の中にイモビライザーの解除信号が含まれているので、スマートキー本体もキーシリンダーに近づける必要があります。
この方法は、取扱説明書に乗っていませんが新車時はウィンカーレバーに注意書きの札が付いています。
クルマを購入した場合、重要な説明書きが取扱説明書と別に表示されていることがあるので、併せて大切に保管しておくとよいでしょう。
タントの鍵のバッテリー残量をチェックする方法は
タントのスマートキーは電池残量が少なくなるとエンジンを切った後にインパネ内にキーフリー残量警告灯が点灯します。
黄色い見慣れない警告灯が点灯していたら、鍵の電池切れの可能性が高いでしょう。
それと同時に鍵の上部右側の小さい丸の中が、高速で赤く点滅します。
通常バッテリー残量があると、1秒間隔の点滅が3回だけなのでこれより早い高速点滅は電池残量がないことを示しています。
タントの鍵の電池交換はとっても簡単
タントはクルマに近づくだけでドアロックとアンロックができるので、ついついそのまま使用し続けてしまいます。
しかし、このような機能があるため、1年程度で電池残量が空になるデメリットがあります。
そこで、不意な電池切れによるパニックを回避するには、1年ごとに電池交換するとよいでしょう。