バッテリーの寿命は突然くる?
昨日まで普通に動いていた車も一晩置いたらバッテリーが上がっていた!なんて事もバッテリーの状態によっては起きてしまうかも知れません。
今回はバッテリーの寿命が突然やってくる、「バッテリーの突然死」について解説していきます。
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車のバッテリーの寿命は突然くる?
車のバッテリーの寿命は突然やってきます。
「昨日までは元気に動いていたのに次の日には全く動かなくなってしまう」なんて事が起きてしまうかもしれません。
こういったバッテリーの寿命が突然やってくる事を、「バッテリーの突然死」などと言ったりします。
あまり、聞きなれない言葉かもしれませんが、冬の季節などの前日との寒暖差が大きい時によく起きる症状になります。
この「バッテリーの突然死」は、自動車用バッテリーの種類と近年のバッテリーの高性能化などが要因になって起こります。
まず、バッテリーというものについて基本的な事から説明させていただきます。
バッテリーと一言に言っても様々な種類があります。
例えば、単三電池などの乾電池やボタン電池などもそうですし、携帯電話などに使われているリチウムイオン電池もバッテリーです。
自動車用バッテリーは鉛蓄電池というカテゴリに分類されて、その中にも大きく分けてカルシウムバッテリー、アンチモンバッテリー、ハイブリッドバッテリー(ここでいうハイブリッドバッテリーはHV車専用のバッテリーではありません)の3種類があります。
①アンチモンバッテリー
このバッテリーは従来からあるバッテリーで、価格が安いことがメリットになりますが、他のバッテリーに比べ自己放電量が多いので寿命が短くなってしまう事がデメリットになります。
②カルシウムバッテリー
こちらはアンチモンバッテリーに比べて自己放電量が少ないので高寿命になります。値段が高くなってしまうことがデメリットになります。
③ハイブリッドバッテリー
アンチモンバッテリーとカルシウムバッテリーの中間特性で、値段もアンチモンバッテリーとカルシウムバッテリーの中間となっています。
現在のバッテリーの主流はカルシウムバッテリーとなっており、アンチモンバッテリーに比べ高性能になっています。
ではなぜ、高性能なカルシウムバッテリーで突然死が起きるのかというと、アンチモンバッテリーは寿命までの電圧降下が直線的とまではいきませんが、使用時間に反比例するように進んでいきますが、カルシウムバッテリーは寿命近くになってもそこまで電圧降下はなくある一定のところから急激に降下します。
この特性から、突然死が起きてしまうのです。
車のバッテリーの寿命の前兆の症状とは
「突然」と言っても、わずかではありますが前兆はありますのでご安心ください。
前兆その1:エンジンのかかりがいつもより弱い気がする。
いつもは「キュンキュンキュン ブーン」と元気にエンジンがかかると思いますが、バッテリーが弱ってくると、「キュ…ン、キュ…ンキュン ブーン」みたいに少しもたついたりします。
( 例えが分かりずらいですかね (^_^;) )
前兆その2:信号待ちなどでヘッドライトが暗くなるなど。
バッテリー劣化による電圧降下が進んでいるとライト関係が暗くなったり、オーディオのバックライトが不安定になったりします。
前兆その3:電装品の動きが悪くなる。
バッテリー劣化による電圧降下が進んでいると電装品の動きが悪くなります。
分かりやすいものだとパワーウィンドウの開閉速度が遅くなるなどがあります。
前兆その4:アイドリングストップ搭載車は中々アイドリングストップしなくなる。
アイドリングストップにはスタンバイ条件と作動許可条件という100項目を超える様々な条件のもと作動するかどうか判断しています。
その項目の中にバッテリー関係の項目が多数あり、内1つにバッテリー電圧の項目がありますので、電圧が低下していた場合は中々アイドリングストップしません。
車のバッテリーの寿命の距離や年数は
車のバッテリーの寿命の目安として距離で判断するのはお勧めしません。
というのも、例えば同じ坂道で同じ距離を軽自動車と普通車で走行した場合、排気量の違いから軽自動車のエンジンの方がより高回転で走行しなければなりません。
このように同じ距離を走った場合でも車の違いによって、回転数の違いが発生するのでバッテリーへの充電効率も変わってきますので一概に距離では判断できません。
なので、距離よりも年数で判断していただいた方が間違いないと思います。
バッテリーは何もしなくても劣化します。充電をし過ぎても劣化します。
更に、これまで説明してきた「突然死」のリスクもありますので年数によって定期的に交換することをお勧めします。
バッテリーの寿命として使われているバッテリーの種類にもよりますがほとんどの場合「2年~3年程度」で弱ってくると思います。
気温や乗り方などで好条件が揃えば寿命は長くなります。
逆に少しの距離を少しの時間しか乗らないような「ちょい乗り」と呼ばれる乗り方をすると寿命は短くなります。
また余談ですが車は10年落ち、もしくは10万キロ以上の走行距離で車の買い替えの目安となります。
こちらを過ぎると車の価値はほぼ0になってしまうケースが多いです。
故障車の買取の相場もありますので、併せて調べてみる時期と言えるでしょう。
車を高く売る交渉術に関してはこちらの記事が参考になりますのでご覧ください。
ホンダのハイブリッド車のバッテリーの寿命はどれくらい?
まずはじめに、ハイブリッド車にはバッテリーが2種類搭載されていることについてご説明します。
ハイブリット車には走行するためのシステムを駆動する駆動バッテリーと電装品を動かすための補器バッテリーの2種類があります。
補器バッテリーについては前項でもご説明した普通のバッテリーが使用されていますので、こちらの寿命としては、「2~3年程度」となっています。
一方、駆動バッテリーに関してはニッケル水素バッテリーや、リチウムイオンバッテリーといった普通のバッテリーと種類の違うバッテリーが使用されています。
これらのバッテリーの寿命は普通のバッテリーより高寿命となっており、ホンダのハイブリッド車のバッテリーの場合、リチウムイオンバッテリーを採用しており、メーカー公称ではメーカー保証期間(新車登録日から5年間、ただしその期間内でも走行距離が10万km)はあるとしつつも、車両と同じ耐久性を備えていると記述しています。
車のリチウムイオンバッテリーの寿命はどれくらい?
車のリチウムイオンバッテリーの寿命に関してはメーカー毎に公称している値は違いますが、ホンダを例に紹介すると、ホンダeでは、どのような使い方であっても、10年後にグドウバッテリーの容量の70%が維持できるように設計しているそうです。
その他のメーカーも同じように設計しており、車両の寿命(各部品の劣化など)の方が早く訪れると言われているので、そこまでハイブリッドバッテリーの寿命については気にしなくても大丈夫だと思います。
ただし、普通バッテリーと同じようにバッテリー上がりのリスクはありますので長期間放置などする場合は注意が必要になります。
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かなりもったいないです。
バッテリーの寿命まとめ
今回は「バッテリーの寿命」について解説しました。
今回ご紹介した内容のように劣化したバッテリーは前日元気に動いていたとしても翌日には全く動かなくなってしまうというようなリスクがあります。
このような症状を未然に防ぐには、日頃のバッテリー状態のチェックと早めの交換が大切になります。
自分で判断する方法も紹介しましたので、日頃からバッテリーの状態を把握する習慣をつけて安全・安心なカーライフを送りましょう!