渋滞の最後尾での衝突事故は本当に悲惨です。
追突した車やトラックがもしノーブレーキングならとんでもない大事故に繋がります。
車も人も押し潰され命はないでしょう。
このような事故は実際は非常に多く僕自身もこの悲惨な状況を何度も目の当たりにしたことがあります。
この記事では玉突き事故の意味や事故が発生した時の責任や過失割合について説明しています。
またこのような事故が少しでも減ればと思い玉突き事故や追突事故を逃れる方法や対策を書いてみました。
玉突きの意味とは!
玉突きの意味は一般的にはビリヤードのことを指します。
交通事故における玉突きとは追突された車やトラックが後ろの車に押し出されて次々に前の車に追突していく様子を玉突き事故と呼んでいます。
普通の追突事故(おかま事故)は2台ですが、玉突き事故は最低でも3台の車が関係します。
追突や挟まれ事故が起きる原因とは!
まず追突事故や玉突き事故、挟まれる事故の起こる原因は追突するトラックや車の前方不注意がほとんどです。
前方不注意には居眠り運転もあるでしょう。
このような事故はほぼノーブレーキングで前方の車に突っ込んでいきます。
後ろから突っ込まれて前の車にその反動で突っ込んでいくのが多重玉突き事故です。
あの大きなトラックにノーブレーキでこられたら前の車との間に挟まれて大惨事になります。
事故をした運転手のほとんどがテレビを見ていた、携帯を触っていた、よそ見をしていた、居眠りをしていた、です。
なので渋滞や信号待ちで止まっている車に気付く事なく事故を起こしています。
玉突き事故による二次災害とは!
衝突事故が起きるとガソリンに発火して爆発炎上する二次災害が発生します。
これにより被害はより深刻なものになります。
事故をした場所がトンネル内なら尚更です。
炎はもちろん一酸化炭素中毒にもなるし逃げ場も煙で見えません。
トンネル内の事故はさらに甚大なものへと発展します。
玉突き事故の責任は誰にあるのか?
玉突き事故とは3台以上の車が関係する追突事故のことをいいます。
玉突き事故の責任は基本的に1番後ろの車にあります。
しかし事故の状況などから過失の割合が他の車にも発生しますし責任の割合の計算は非常に複雑なものになります。
玉突き事故の過失割合はどうなる?
玉突き事故は最低でも3台の車が関係する事故です。
多い時には10台以上が被害に遭うケースもあります。
さて、そうなると過失の割合や責任はどうなるのでしょうか?
普通に考えると追突した1番後ろの車に責任はありますよね。
しかし真ん中にいた車には一切責任はないのでしょうか?
実は真ん中の車両が車間距離を取っていなかった場合には過失は発生するんです。
車間距離を取っていれば前方の車両に追突せずに済んだという場合です。
もちろん1番後ろの車が1番過失は高いんですが、過失の割合を当てはめて計算されます。
また急ブレーキによって起きた玉突きなら急ブレーキを踏んだ1番前の車が責任は重く、それに追突した車は車間距離を取っていなかった罪に問われます。
故障により止まっていた車両に追突した場合は故障した車がどこに停車していたかなどによっても関係車両の過失割合が変わってきます。
このように玉突き事故の責任や過失割合の計算は非常に複雑で難しいものとなります。
挟まれ事故を防ぐ方法や対策とは!
基本的に追突してくる車の問題ですが追突される側にもそれを防ぐ方法や対策はあります。
渋滞に侵入する時は必ずルームミラーで後ろの車を確認しながら最後尾の車との車間距離を保ちながらブレーキを踏む事です。
ようは後ろの車やトラックが渋滞に気づいているかどうかを確認しながら前方の車との車間を縮めるということです。
車間が空いていればもし追突されても前車と後車に挟まれる事はありません。
挟まれると被害がとても大きなものになります。
それだけは絶対に避けなければいけません。
後ろの車が速度を落としている事を確認してから前車との距離を縮めましょう。
これは交差点で止まる時も意識すれば使える方法です。
まとめ
今回は追突事故が発生する原因や逃れる方法について書いてみました。
僕は追突事故で挟まれている車を何度も見てきました。
本当に悲惨な直視できないくらいの状況です。
今回の記事でこのような事故が少しでも減れば幸いです。