クルマを初めて購入を考えた場合、何処に話をすればよいのか、何を用意すればよいのか全く分からなくて当然です。
しかし、クルマの購入は意外に簡単で販売店に行けば、あっという間に契約が完了します。
そこで、クルマの購入の流れやお勧めの購入方法を詳しく解説します。
車を初めて買う際にまず決めることとは
クルマを初めて買う方は、どのような使い方をするのか考えてみましょう。
そして予算を立ててから自分が欲しいスタイルのクルマの中から選ぶようにします。
もちろん、最初から車種が決まっている方もいるでしょう。
そういった方は、自分の予算でそのクルマが購入できるのか、そして維持できるか詳しく計算します。
特に重要なことは、毎月のクルマにかかるコストです。
燃料費や駐車場代、そしてメンテナンス費用などが掛かりますが、これらを自分の収入と照らし合わせ、毎月生活が成り立つかどうか入念にシミュレーションしてみましょう。
正規ディーラーで購入するメリットデメリット
正規ディーラーでクルマを購入する場合、新車で購入することになります。
正規ディーラーで購入するメリットは、人気車種も購入できるほか、手厚いサービスも受けられます。
正規ディーラーで購入したクルマは、どんなクルマもメーカーのお墨付きを得て販売されたクルマなので、購入後もサポートやメンテンナスの対応が充実しています。
また正規販売店での購入なので、正規の新規サービスも優先して受けられるメリットがあります。
その反面デメリットには、購入時の値引き額に上限があるほか、カスタムもメーカーやディーラーで販売しているパーツしか取り付けしてもらえません。
また、購入後に独自にカスタムすると、せっかく正規ディーラーで購入しても保証が使えないほか、メンテナンスが受けられないでしょう。
このほか、中古車を正規ディーラーで購入すると、割高であることがほとんどです。
しかも割高でもそれだけの恩恵があるとも言えないのがディーラーで購入する中古車です。
中古車販売店で購入するメリットデメリット
中古車販売店での購入は、自分が欲しいクルマを安く購入できるでしょう。
また、多くの中古車店では、独自のメンテナンスやサービスを揃えているので、購入後も安心です。
このほか中古車店であれば、どのようなカスタムも保安基準の範囲内であれば施工してもらえます。
そのため、オリジナリティあふれるクルマに仕立ててから納車してもらうことも可能です。
しかし、中古車販売店では、いつも欲しいクルマが売られているとは限りません。
その場合は中古車店に探してもらう必要があり、時間もかかることが多いでしょう。
また、欲しいクルマでもクルマの状態がすべて異なります。
走行距離や各部の状態も前のオーナーの使い方で全て異なります。
そのため、中古車店で購入するクルマは、同じ車種でも希望する条件に合致するクルマが見つかるとは限らないデメリットがあります。
ネット販売で購入するメリットデメリット
ネット販売でクルマを購入する場合、実店舗で購入するより割安なことがほとんどです。
しかも、ネット上なら全国から探せるので自分の欲しいクルマもかなり早くに探しだせます。
しかし、ネット販売では、実車確認が自分でできないことが多いでしょう。
特に遠方で、自分で行くことが難しい場合、ネット販売先の言っていることを信用するしかありあせん。
そのため、実際に納車されたときに、言われていないキズが付いていたり、欲しいと思っていた装備が付いていないなど、ネット上の情報ではわからない部分での不満が多く出てきます。
初心者におすすめの車の買い方と購入までの流れとは
初心者にお勧めのクルマの買い方は、クルマに詳しい方と一緒にクルマを見に行くことです。
自分の親でも友人でも構いません。
クルマの商談経験が数回ある方なら、クルマの購入の流れを知っているので、心強いでしょう。
クルマ購入の流れは、欲しいクルマを見て気に入れば契約になります。
契約の時に支払いをどうするか決めておく必要があり、資金が足りなければローンを組むことになるでしょう。
見積書の見方を解説
クルマの見積書は、車両本体価格のほかに、諸費用と呼ばれる項目に多くに費用が計上されます。
この諸費用とは、クルマにナンバーを付けたり、車検証の名義を購入者に変えたりする費用ですが、このほかに納車までの整備費用や納車する陸送費も含まれているでしょう。
おもに法定費用と手数料の2つに分かれますが、法定費用は全国どこでも同じ費用です。
しかし手数料はお店独自の費用なので、この費用で総額は他店と大きく変わることがあります。
相見積もりを取ったら、車輛値引きのほかに諸費用の手数料の項目を比べるようにしましょう。
支払い方法の種類は
支払方法は、現金払いとローンの2種類があります。
ローンは、販売店で用意するローンと銀行のマイカーローンの2種類です。
ローンの審査が通ればそのまま契約に進み、販売店に言われた書類を用意します。
また、現金の場合は、事前に内金を入金するか全額入金することで契約に入ります。
これは販売店により様々なので、その時の販売店の支持従うようにします。
車の購入に必ず必要なものとは
クルマの購入に必ず必要なものは公的機関の書類です。
普通車の場合は印鑑登録証明書が必要であり軽自動車では住民票が必要です。
さらに普通車は、クルマを保管する場所を管轄する警察署で、車庫証明書を取得する必要があります。
軽自動車は基本必要ありませんが、都市部では必要な地域があるので販売店に聞いてみましょう。
購入契約から納期までの期間は
クルマの購入契約から納車までは、クルマの種類によって様々です。
また、販売店によっても大きく異なるので、正確には購入した販売店に聞きましょう。
しかし、一般的にクルマがすぐ用意できる場合、普通車であれば2週間あれば納車されます。
その理由は、車庫証明取得に5日程度、その後、販売店が納車準備と登録に1週間程度だからです。
ただし、必ずしもクルマがすぐ用意できても2週間以内に納車できるとは限りません。
登録する陸運事務所の混雑状況などにもよるので、納車時期については販売店に問い合わせするのが基本です。
購入後にかかる車の維持費や税金は
クルマは、購入するときに大きな金額が必要ですが、購入後も引き続き維持するお金が必要です。
特に燃料を入れなければ走行できないので、毎日のガソリン代や走行距離に応じてメンテンスが必要です。
このほか、車両保険や1年に1回の自動車税も必要になります。
自働車税はクルマの排気量やエコ度によって税金が変わりますから、ここではその金額を細かく申し上げられません。
しかし、クルマの維持費は普通車の場合1年間で30万円程度必要と考えたほうが良いでしょう。
つまり、月に直すと25,000円程度です。
ただし、ガソリン代だけでこれ以上かかる場合もあることを理解しておいたほうが良いでしょう。
クルマの購入は難しくない
クルマの購入は、手続きが複雑なので難しいと考える方も多いでしょう。
しかし販売店は適切にわかりやすく説明してくれますから、初めてでもクルマの購入はできます。
しかし、何も知らないとクルマの購入で、諸費用などで大きく損をする場合があるため、クルマの購入経験がある方と一緒に契約に臨みましょう。