ここ数年、車を運転していると周囲の車や対向車のライトが眩しいと感じることは増えていませんか?
特に対向車のライトが眩しいと、すれ違う際にヒヤリとすることもありますよね?
なぜ車のライトが眩しいことが増えてきたのか?や、眩しいと感じた時にどうすれば比較的安全に走れるのか?また後ろの車のライトが眩しい時など、対処法をまとめました。
また夜間に有効なサングラスについても合わせてお届けしますので、参考にしてみてください。
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車のライトが眩しい原因は
近年車のライトが眩しいと感じる原因、理由はいくつかあります。
まず一つは、自動でハイビームに切り替える機能が普及してきたことです。
安全装置が搭載された新型車も増えてきて、その中の機能の一つとして、自動でハイビームとロービームを切り替えたり、常時ハイビームで、光の必要の無い箇所を覆うような装置が備わっています。
この自動でハイビームに切り替える機能は、基本はハイビームを点灯させながら、周囲の明るさや、前方を走る車、また対向車の存在をカメラなどで検知し、もし周囲が明るかったり車がいる際はロービームに切り替えるといった作動をします。
ですが、カーブを走行していたり悪天候な場合は、カメラがうまく周囲の車を検知できずに、ロービームへの切り替えをせずハイビームのままになってしまうケースがあります。
もしくは、事故修理やガラス交換を行なったことで、カメラの向きがズレてしまって、結果的に上記と同じケースが起こっていることも可能性としては考えられます。
その際、周りの運転手は「あの車眩しいな」と感じてしまいます。
もう一つの原因としては、「LEDヘッドランプ」の普及も、眩しさを感じる原因の一つとして挙げられます。
オーソドックスなヘッドライトである「ハロゲンライト」は、光の特性として照射幅が広く、ぼんやりと光っているイメージに対して、「LEDライト」は光の照射幅が狭く、それをカバーするために明るく照らされているイメージです。
なので照射範囲の真正面に位置した際、とても眩しく感じます。多いシチュエーションは交差点にて、対向車が上りでライトが上向きな時は、眩しく感じることが多いです。
そのほかの原因としては天候も考えられます。
雨の日は地面が濡れており、その路面にライトが照射されると光が反射し非常に眩しくなります。
最後は故意にハイビームに切り替えて走っているパターンです。
じつはハイビームは正式名称を「走行用前照灯」といい、本来走行する際はハイビームにすることが基本であるとされています。そうすることで、夜間でも歩行者の発見がしっかりできるといったことにつながります。
そういった報道や記事をみて、あえてハイビームで走っているという人も、少なくないと考えます。
車のライトが眩しい時の対処法とは
対向車などの眩しい光を見てしまうと、一瞬目が眩んでしまい危ないですよね?
なので眩しいと感じた際の一番の対処法は、そのライトを直視しないことです。
対向車のライトが眩しい時は、気持ち左前方を意識的に見るようにすれば、随分と目の眩みはマシになると思います。
具体的には、道路の左端の白線あたりを見ると良いでしょう。
後ろの車のライトが眩しい時の対処法は
対向車ではなく、後ろを走る車のライトが明るく、その結果自分の車のルームミラーに映るライトが眩しい!といったパターン。
そんな時は、ミラーの反射を抑える方法があるので、試してみましょう。
多くのルームミラーには「防眩機能」が備わっています。
手動の場合は、ルームミラー下部にあるレバーを操作すれば、ミラーの反射角度を変えることで眩しさを軽減できますし、自動防眩機能が備わっているタイプのミラーの場合は、「AUTO」などが表記されたボタンを操作し、AUTO状態にあれば自動で眩しさを軽減してくれています。
夜間運転用のサングラスのおすすめは
通常夜間にサングラスをかけると、真っ暗で何も見えないと思う方も多いのではないでしょうか?
ですが、日本産業規格(JIS規格)において夜間運転適合のサングラスを選べば、夜間運転に有効なサングラスを見つけることができるかもしれません。
その際に気にしたいのが「可視光線透過率」です。
可視光線透過率とは、人間の目でみることができる光を、レンズがどれほど通すかを現したもの。
夜間運転で使用するなら、この可視光線透過率が70〜80%ほどのものを選ぶと良いでしょう。
またほかにも「レンズの色」で選ぶのもひとつです。
ヘッドライトの色は青白いものが大半です。その青系の光をカットするのに有効なのが黄色系のレンズです。
このような理由からイエローレンズのサングラスなら、夜道の運転にも適しています。
まとめ
対向車や周囲の車のヘッドライトが眩しい時、目が眩み危険な思いをされた方も多いと思います。ですが、その眩しくしてしまっている車の運転手も故意ではないことが大半です。
眩しいからといった苛立ちを抑えて、しっかりと対処しながら安全運転に努めましょう!