みなさんはキャリパー塗装をしたことがありますか?
そもそもキャリパー塗装とはなにか、詳しく知らない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、キャリパー塗装とはなにかの解説をはじめとして、工賃やDIYでのやり方や失敗した場合の対処法などについてお話していきます。
キャリパー塗装を検討している方は是非最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
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キャリパー塗装とは?
キャリパー塗装とはブレーキキャリパーを塗装して足回りの見た目をカスタムするドレスアップカスタムになります。
キャリパー塗装の工賃や料金はいくら?
キャリパー塗装に興味を保たれた方は何よりいくら費用がかかるのか気になるかと思います。
キャリパー塗装の費用には、「業者に依頼した場合」と「自分でDIYで行った場合」の2種類に分けられます。
業者に依頼した場合
業者に依頼した場合は大体の場合はキャリパー単体まで分解をして塗装することになります。
ここにかかる工程を簡単に説明します。
①リフトアップを行い、タイヤを外す。
②ブレーキパッドなどを取り外し、キャリパーを分解し単体にする。
③塗装を行う。
④逆の手順でブレーキを復元する。
⑤ブレーキフルードが分解時に抜けてしまうので補充を行いエア抜きを行う。
⑥タイヤを組み付ける。
となります。
この工程ではタイヤの脱着工賃とブレーキの脱着工賃、塗装の工賃、ブレーキフルードのエア抜きの工賃、塗料代などがかかります。
使われる塗料や塗装の処理の仕方などによって費用はピンキリですがおおよそ1輪あたり20,000円程度はかかるようです。
自分でDIYで行った場合
資格がない場合は車両に組み付けられた状態で作業を行なっていきます。
なので、ご自身で行う場合は塗料の費用とマスキングの費用と脱脂材のみとなりますので、塗料代もピンキリではありますが、安くて3,000円程度から作業ができます!
キャリパー塗装のDIYの手順とは
キャリパー塗装はDIYで作業できます!
ここではDIYで行った場合の手順を説明します。
《手順》
①ジャッキアップを行い、ホイールを取り外す。
②ブレーキのローター部分(金属の円盤状の部品)やブレーキパッド、キャリパーに使用されているゴムの部品、キャリパー内部にあるブレーキピストン(円筒の部品)にマスキングを行う。
③キャリパーの塗装部分に足つけを行う。
(※足つけとは、足つけとは塗装を行う部分にヤスリなどで小傷をつけて塗料の密着性を上げる作業のことです。)
④塗装する部分の脱脂を行う。
⑤塗装を行う。
⑥十分に乾燥したら復元する。
6工程でできますので比較的簡単に施工できると思います。
キャリパー塗装時の注意点は
塗装作業自体の注意点と、ブレーキという主要部品の塗装なので取り扱いに関して注意しなければならない点があります。
塗装作業時の注意点
・キャリパーを車両に取り付けた状態での作業になるので塗装時の埃などに注意して下さい。
埃などが付着すると仕上がりが悪くなります。
・脱脂・足つけをしっかりと行って下さい。
脱脂・足つけが不十分だと塗装が剥がれやすくなったりします。
・ブレーキは構造上、高熱になりますので塗料は耐熱性のあるもので塗装して下さい。
耐熱性のない塗装ですと、塗膜がすぐ剥がれてしまう恐れがあります。
・風などによって塗料が飛散する恐れがあり、吸い込んでしまう可能性や目に入ってしまう可能性がありますので保護メガネや防塵マスクの着用をして作業を行って下さい。
取り扱い注意点
・ブレーキの構造はブレーキローター(円盤状の部品)をブレーキパッドの摩擦材で挟み込み減速させますので、ローターに油分や塗料が付着するとブレーキ性能の低下を招きます。
マスキングは手を抜かずしっかりと行って下さい。
以上の注意点をお守りいただき、安全に作業をして下さい!
キャリパー塗装を失敗したらどうする?
失敗してもやり直せます!
塗装剥がしという液剤がありますので、そちらをお買い求めいただき失敗した塗膜に塗り、時間を置いてから真鍮ブラシで磨けばキレイに落ちます。
そこからまた1から塗装をやり直せばいいのです!
キャリパー塗装 デメリットは
キャリパー塗装のデメリットはなんといっても塗装が剥げるとみすぼらしくなってしまうという点に尽きると思います。
下地の足つけと脱脂処理をしっかりと行い、耐熱性の高い塗料で塗装を行えば通常使用では中々剥がれてこないと思います。
剥がれる要因としては、「車両からのホイールの脱着の際にキャリパーにホイールが当たってしまい剥がれてしまう」という事が多いようです。
キャリパー塗装ってダサいかな?
私個人としては、ダサいとは思いません。
しかし、中にはダサいと思う方も一定数いるのは事実です。
ただ、カスタムというのは自分の個性をだして、自分の好みのイメージに近づける作業だと思いますので、自分がかっこいいと思ったことを大事にして下さい。
まとめ
今回はキャリパー塗装について解説しました。
キャリパー塗装はDIYでも比較的簡単に施工できることはご理解いただけたと思います。
しかし、注意すべき点も多数ありますので記事本文を読んでいただき、安全に作業して下さい。
ぜひ、自分好みの車両に自分の手でカスタムしてみましょう!
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