たくさんある車の部品のなかで、割と耳にする「エアクリーナー」。
なんとなく空気を綺麗にするフィルターのようなイメージを持たれている人も多いかと思います。
今回はその「エアクリーナー」について、具体的にどんな部品なの?どうやって交換するの?交換費用は?こういった疑問にお答えしたいと思います!
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車のエアクリーナーとは
車の「エアクリーナー」とは、名前の通り「エア(空気)」を「クリーン(綺麗に)」する部品です。
装着箇所としては「エンジン」に搭載されています。
そもそもエンジンは、空気を取り入れて、そこにガソリンを混ぜて、可燃性のガスを作ります。
そこにスパークプラグと呼ばれる部品で火花を飛ばして着火し、爆発します。
その爆発力で動力を作り出し、結果的にタイヤを回して車は走ることができます。
その際、上記の「空気」と「ガソリン」がバランス良く混ざり合うことが、非常に重要になります。
そこにゴミやホコリが混入していると燃焼のバランスが崩れ、うまく走行できないなどエンジンの不調に繋がります。
また、エンジンの内部は1/1000mmといった非常に細かな精度で作られています。
そこにホコリや砂が入ってしまうと、それだけでエンジンにとっては重大なダメージを負う可能があります。
そのようなことを防ぐため、この「エアクリーナー」は存在しますし、重要な役割をはたしています。
車のエアクリーナーの交換時期は
主に車を使う地域によっても差はありますが、おおよそ走行距離として「50,000Km」走行毎に交換をすることが一般的です。
ただあくまでも、それまでの間に定期的に点検を行い掃除が可能なタイプのフィルターであればしっかり掃除するなど適切なメンテナンスがされていればの場合です。
また、粉塵が舞う場所を走ることが多いならなどは早まる場合もあります。
なので、点検毎にしっかりエアクリーナーの状態を確認し汚れがひどいようであれば交換することをおすすめします。
また一般的に車は10年落ち、もしくは10万キロ以上の走行距離で車の買い替えの目安となります。
こちらを過ぎると車の価値はほぼ0になってしまうケースが多いです。
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車のエアクリーナーは、交換しないとどうなる?
1の項目に記述の通り、エンジンの正常な燃焼にか欠かせない部品です。
交換せずに使い続けると、まずフィルターが汚れにより目詰まりを起こします。
その結果エンジンに空気を送り込むことができにくくなります。
よって、空気とガソリンのバランスが崩れ、エンジンの不調が起こります。
具体的にはエンジンが振動したり、また出力不足も起こり得ます。
他にも、空気にたいしてガソリンを多く使ってしまいますので、燃費の悪化にも繋がります。
ちなみに交換方法としてはシンプルです。
多くの車がエアクリーナーケースと呼ばれる樹脂製のケースの中にフィルターが入っています。
このケースが2~4個の金属のクリップで止められています。
そのクリップの取り外しには特殊な工具も必要なく手で外すことが可能です。
ケースを開き、その中のエアクリーナーを取り出すことで交換が可能です。
エンジンのパワー不足や不調に関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでください。
車のエアクリーナーの交換費用はいくら?
まず交換工賃に関しては、上記の通りあまり作業の難易度は高くなく、時間もかからない車種が多いので、無料~1000円程度が相場です。
そしてエアクリーナーそのものの部品代は約2000円~4000円程度です。
車種により大きさや種類が異なりますので、その結果費用も異なります。
車のエアクリーナーの交換効果はある?
特にカスタムをしていない純正の車であれば、エアクリーナーの交換前と後では特に体感できる違いはないと思います。
ただ、エンジンの調子や燃費に関わる部品なので、燃費が少し改善されることは考えられます。
一方でカスタムの一つとして、吸気性能の良いエアクリーナーを装着することがあります。
例えば、ケースを取り外し、剥き出しのエアクリーナーを取り付けるといったカスタムもあります。
通称「キノコタイプ」と呼ばれる、キノコのような形状のフィルターが有名です。
そのように大型で吸気性能の優れたエアクリーナーを取り付けて、エンジンの出力向上につなげるものも存在します。
ただこの場合は、エアクリーナーの交換だけでは出力向上とはいかず、他にも燃料を多く供給することや排気管も太くするなど車のトータル的なカスタムが必要となりますので注意が必要です。
エンジンオイル添加剤に関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
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エアクリーナーの掃除方法は?
エアクリーナーは家庭のエアコンなどのフィルターと同様に、繊維のなかを空気が一方向に通過することで、ホコリなどのゴミを取り除いています。
したがって、空気が通る方向とは逆からエアーブローすることで、エアクリーナーに溜まったゴミを掃除することができます。
この際、誤って空気の通る方向に向かってエアーブローしてしまうと、ゴミがフィルター内部に入り込んでしまうので注意が必要です。
エアクリーナーはエンジンの健康を左右する部品!
エアクリーナーは、エンジンが元気に働く上で重要な部品です。
汚れてしまえばエンジンの振動や出力不足に陥るなど、本来のパフォーマンスが低下します。
定期的にチェックし、汚れていれば掃除することを心がけましょう!