日産セレナのCVTに注意!よくある故障症状と原因・修理費用まとめ

記事内にプロモーションを含む場合があります
セレナ cvt 故障 症状 車のメンテナンス

日産セレナは、ファミリーカーとして高い人気を誇るミニバンですが、そのCVT(無段変速機)に関するトラブル報告が多いことでも知られています。
「加速しない」「異音がする」「警告灯が点いた」など、故障の前兆となる症状に気づかず乗り続けてしまうと、高額な修理費が発生するリスクも。

本記事では、セレナに搭載されているCVTの構造や特徴から、よくある故障症状、主な原因、修理費用の目安、実際のユーザー体験談までを詳しく解説します。
大切な愛車を長く快適に乗り続けるために、ぜひ参考にしてください。

※CVTの故障車を最も高く売るならこちらのカーネクスト!

故障車を直しながら乗り続けるほど勿体ない話はありません。
ここ数年で最も高く中古車が売れているこの時期に売ってしまわないと損です!
CMで有名なカーネクストは故障車でも高い評価が付きやすいです。
カーネクストで無料査定してみて下さい。

  • どんな車でも値段が付きます
  • 無料出張引き取りで来店不要
  • 廃車手続きも無料で代行

>>20秒で簡単無料チェックしてみる

スポンサーリンク

セレナのCVTとは?搭載されるトランスミッションの特徴

まずは、日産セレナに搭載されているCVTの構造や特徴について見ていきましょう。
セレナのCVTには、独自の制御技術が採用されており、低燃費とスムーズな走行性能を両立していますが、同時にトラブルが起こりやすい一面も持ち合わせています。
この章では、CVTの基本とセレナ特有の仕様について解説します。

 

日産のCVT「エクストロニックCVT」の概要

日産は長年CVT技術に力を入れており、セレナには「エクストロニックCVT」と呼ばれる無段変速機が採用されています。
このCVTは滑らかな加速が特徴で、エンジンの力を効率よくタイヤに伝える構造です。
ただし、金属ベルトとプーリーを使用しているため、フルードの状態や熱管理が重要になります。

 

セレナのCVTでよく挙げられる特徴や弱点

セレナのCVTは車重のあるミニバン用として設計されているものの、長距離走行や多人数乗車、坂道走行が多い家庭では負荷が大きく、トラブルが起こりやすくなります。
特に、変速ショックや滑りの発生、異音、加速不良といった症状が出やすく、ユーザーからもたびたび報告されています。

 

CVTの構造上起こりやすい問題とは?

CVTはトルコンATに比べて滑らかに走れる反面、内部構造が繊細で、ベルトやソレノイドなどの部品が劣化すると変速に支障をきたします。
また、CVTフルードの劣化によって油圧制御がうまくいかず、トラブルを招くことも少なくありません。

 

セレナのCVTに多い故障症状とは?具体的な兆候を紹介

セレナのCVTに不具合が発生すると、運転中にさまざまな異常が現れます。
最初は小さな違和感でも、放置すると大きな故障につながることも。
この章では、セレナで実際に多く報告されているCVT故障の兆候について、具体的に解説します。

 

加速しない・エンジン回転数だけ上がる

アクセルを踏んでも思うように加速せず、エンジンの回転数だけが高くなる症状は、CVTの「滑り」が原因です。
動力がタイヤに伝わらず、ベルトやクラッチが空回りしている可能性があります。
早めの診断が重要です。

 

ガクガクする・変速が不自然

走行中にギクシャクした動きや、変速のタイミングが不自然になる現象もよくあるトラブルです。
これは、内部のソレノイドやバルブボディの制御に異常が出ているサインで、進行するとCVT自体の交換が必要になるケースもあります。

 

異音や警告灯の点灯

「ウィーン」「ゴーッ」といった異音が聞こえる場合や、メーターにCVT関係の警告灯が点灯した場合は要注意です。
この段階では内部に相当な負荷や異常がかかっていることが考えられるため、走行を控えて修理工場へ持ち込む必要があります。

 

故障の原因は何か?セレナ特有のリスクをチェック

CVTのトラブルには共通する原因もありますが、セレナ特有の構造や使用環境によるリスクも見逃せません。この章では、セレナに多いCVT故障の根本原因について解説します。

 

CVTフルードの劣化と交換未実施

CVTのトラブルで最も多いのが、フルード(CVTオイル)の劣化です。
セレナのCVTは高温時の負担が大きく、長距離運転や渋滞の多い都市部では特に劣化が早まります。にもかかわらず、「無交換でOK」と思われているユーザーも多く、知らずに故障を招いてしまうケースが後を絶ちません。

 

ソレノイドバルブ・バルブボディの不具合

CVT内部の油圧制御を担うソレノイドやバルブボディが故障すると、変速不良や滑りが発生します。これらの部品が劣化することでCVT全体の動作に影響を及ぼすため、異常が出たら早めの交換・修理が必要です。

 

冷却不足・長時間の高負荷運転

セレナはファミリーカーとしての使用が多く、多人数乗車や坂道・長距離運転が当たり前。
その分CVTへの負担が大きく、冷却が追いつかないことがあります。
油温が高い状態が続くと、フルードの劣化だけでなく、内部部品の摩耗も早まります。

 

故障時の対処法と修理費用の相場

もしCVTに不具合が起きた場合、どう対応するのがベストなのでしょうか?
修理か交換かによって費用が大きく変わるため、判断が重要です。
この章では、CVT故障時の対処法と費用の目安について解説します。

 

軽度であれば修理で済むケースも

CVTフルードの交換やソレノイドの清掃・交換で済むケースであれば、1万5千円〜5万円程度で対応可能です。
異音や加速不良などが出始めた初期段階での点検・修理が、コストを抑える鍵となります。

 

CVT本体の交換になると高額に

CVT本体が破損している場合や内部摩耗が進んでいる場合は、ユニットごとの交換が必要になります。
その場合の費用は40〜60万円以上になることも珍しくなく、保証期間の確認が重要です。
車両購入から5年以内であれば、CVTは「特別保証」の対象になる場合もあります。

 

ディーラーに相談する前のチェックポイント

  • 整備履歴(フルード交換歴)を確認する

  • 取扱説明書に記載された保証範囲をチェック

  • 走行距離や初度登録日を把握しておく

これらを事前に準備しておくと、ディーラーでの診断・修理対応もスムーズに進みます。

 

実際のユーザーが経験したCVT故障事例

セレナのCVTトラブルは現実に起こっており、口コミサイトなどでは多くの体験談が寄せられています。この章では、信頼性のある投稿から、代表的な3つの事例を紹介します。

 

走行中に滑って加速できなくなった(ユーザーA)

「信号待ちのあとアクセルを踏んでも進まず、エンジン回転だけが上がる感じに。ディーラーで見てもらったらCVTフルードが劣化してたらしい」

引用元:https://minkara.carview.co.jp

早期の異変に気づき対応できたことで、大きな修理には至らず済んだ好事例です。

 

異音とショックで診断したらCVT交換(ユーザーB)

「変速時にガクッとショックがあり、異音も出ていたので点検。CVTに内部異常があり、結局交換になった。費用は約50万円」

引用元:https://kuruma-news.jp

症状を長期間放置していたことで、本体交換にまで発展してしまった例です。

 

無償保証でCVTユニットを交換(ユーザーC)

「4年目・7万km走行でCVTが異常。保証の範囲内だったので無償交換できたけど、実費なら大変だったと思う」

引用元:https://car-me.jp

保証内で対応できたラッキーな例ですが、保証期間を過ぎていたら負担は大きかったでしょう。

 

まとめ

セレナに搭載されているCVTは、燃費性能や快適性に優れている一方で、劣化や高温への弱さといった弱点も抱えています。
CVTの故障は、加速不良・異音・変速ショック・警告灯の点灯など、さまざまな症状として現れます。

これらの兆候を早期に察知し、定期的な点検やCVTフルードの交換を行うことで、大きな故障を未然に防ぐことが可能です。
万が一故障してしまった場合も、保証制度を活用すれば費用を抑えられるケースがあります。
安心してセレナを乗り続けるために、日頃からCVTの状態に注意を払いましょう。

error: Content is protected !!