CVTフルードを交換したことはありますでしょうか?
ディーラーやカーショップでCVTオイルの交換をすすめられた人も少なくないと思います。
CVTフルードを交換するメリットはあるのか?や交換する際の費用はいくらかかるの?交換することによる不具合は起こるのか?
この記事ではそういった疑問が解消するようにまとめました。
CVT車にお乗りの方、CVTオイルの交換を迷われている方の参考になれば幸いです。
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CVTフルード交換の効果はある?
CVTフルードは基本的に無交換でよいといった車種も多くあります。
そんな中であえてCVTオイルを交換することにより得られる効果やメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
それは主に2つあり「CVTをいたわる」ことと「燃費の向上(低下していた場合の改善)」が期待できます。
1つ目の「CVTをいたわる」として、まだまだこの車に乗り続けるといった状況なのであれば、CVTオイルを交換することで車をいたわることにつながります。
そもそもCVTは内部にプーリーが2つあり、それに金属ベルトがつながり動力を変速しながら伝達する働きをしています。
CVTは使用とともにこの金属ベルトが摩耗するなどのダメージを蓄積しますが、その際に金属粉などのゴミが発生します。
そこでCVTオイルを交換することで内部をクリーンに保ち、故障の発生を抑制することが期待できます。
2つ目の「燃費の向上(低下していた場合の改善)」としては、CVT内部の構造や作動は上述の通りですが、そのダメージの蓄積により金属ベルトに「滑り」が発生し動力の伝達が充分にできなくなることがあります。動力伝達が不十分ということは、エンジンで発生した動力が一部無駄となり、燃費の悪化につながります。その際にCVTオイルを交換し滑りを抑制することで燃費の改善が期待できるでしょう。
日産やトヨタ、スズキ、ホンダなどメーカー別のCVTFの交換時期に関してはこちらの記事で詳しくまとめています。
ぜひチェックしてみて下さいね。
CVTフルード交換の費用相場はいくら?
CVTフルード交換の費用はおおよそ1万円前後で交換が可能です。
この料金はCVTフルードそのものの部品代と、交換工賃も含んだ金額となります。
車種や必要なCVTフルードの量などでかかる費用は上下しますので、自身の車がCVTフルード交換にいくらかかるのかはディーラーやカーショップに確認してみましょう!
CVTの交換費用に関してはこちらの記事で詳しくまとめています。
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CVTフルードの交換方法は?
CVTフルードの交換方法は主に専用のチェンジャー(交換機)を用いて交換します。
ATF(オートマチックトランスミッションフルード)の交換同様に、専用の機械を車に取り付けて、古いフルードを抜き取り、新しいフルードを注入し混ぜる、そしてまた古いフルードを抜き取る。といったように、フルードを循環させながら交換するといった方法が主流です。
あるいは一定量注入し、規定量より多い分を抜き取るといった方法もあります。
いずれも専門的な機械やツール、また知識が必要であり自身が自宅で交換するというのは困難なため、ディーラーやカーショップに依頼することが良いでしょう。
CVTの故障の前兆に関してはこちらの記事で詳しくまとめています。
ぜひ参考にされて下さいね。
CVTフルードの交換をすると不具合が起きる?
稀ではありますが、CVTフルードを交換することで逆に不具合が発生することがあります。
これはCVTフルードに限らずATFの交換にもいえますが、過走行の状態で交換を行うと逆に故障を招くといったことがあります。
どのようにして起こるかというと、CVTも使用とともに内部に鉄粉などのゴミが溜まり、それが時間の経過により固まります。
その固まったゴミはそのまま付着していてくれれば走行に支障はありませんが、CVTフルードの交換により付着が剥がれ、内部を循環してしまうといったことが起こるわけです。ゴミが循環してしまうとオイルの油路を詰まらせてしまい、結果的にCVT各部の潤滑不良や動力伝達が悪くなり、結果故障を招く結果になるのです。
なので、走行距離にして20万キロ走っているが1度もCVTオイルを交換したことがないといった状況であれば、交換しないほうが良いかもしれません。
自身の車両では実際にどうなのか?判断が難しい場合はディーラーやカーショップに相談してみましょう。
CVTにオートマオイルを入れたらどうなる?
こちらの記事で詳しくまとめていますのでご覧ください。。
CVTフルードの交換の必要性について
CVTフルードはメーカーが基本的には無交換で良いと定めている車種も多くあります。
なので、交換しなかったことが原因で不具合が起こるということも少なくなりつつあります。
ですが上述のように、交換しない状態で新車の状態を保つということは難しく、例えば燃費の悪化であったり、あるいは異音の発生も起こり得ます。
そういった症状を緩和する意味でもCVTフルードの交換は有効的でしょう。
気に入っている愛車であり、まだまだ乗り続けたい!そういった方にはCVTフルードの交換は非常におすすめです!
CVTが故障したら買い換えたほうがいい?
こちらの記事で詳しくまとめています。
まとめ
CVTも他のエンジン等と同様に、使用とともに劣化しダメージを蓄積する部品です。
メンテナンスせずに使い続ければ、燃費の悪化や異音の発生など、不具合にもつながります。
適度にCVTフルードを交換することで快適なドライブができたり、あるいは愛車をいたわることにつながります。
いまの車に乗り始めて数万キロ走行しているといった方は、自身の車のCVTフルードの交換を検討してみてはいかがでしょうか。