2019年4月24日発売の月刊LaLa6月号に掲載
天堂家物語の最新話【第27話】『闇に呑まれるか。闇を呑むか。』を読んだのであらすじとネタバレ、それと感想をいち早くお伝えします!
*ネタバレ注意です!
この記事では文字だけでネタバレしています。
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天堂家物語前回のあらすじ
立花の機転により雅人の行動は未遂に終わりましたが、道具だと言われたらんはショックを受けます。
そんならんに立花は雅人との過去を打ち明け、らんに雅人を救ってほしいと願います。
立花の話を聞いたらんは……
天堂家物語【第27話】『闇に呑まれるか。闇を呑むか。』のネタバレ
頭を下げる立花にらんは頭を上げてくださいと言います。
「…じっちゃんが私の名前を考えていてくれたんです。新しい名で新しい人生を生きるようにと……」
「そうでしたか」
「じっちゃんの言うことは絶対です。じっちゃんの望みを叶えたい」
そう言うらんに立花は言葉もありません。
「でも、きっと、ここに戻る前から、私の気持ちは決まっていたのだと思います」
「立花さん、私も立花さんにお願いしたいことがあります」
震える手を見つめる立花は思います。
(何と容赦の無い子だろう。まるで貴人さんみたいだな)
(俺は一体何をしている。何故止めない。この身を苛む取り返しのつかない過ちが歪みを欲しているのだろうか……)
立花は思い出します。
「修一郎さん!」
立花を追いかけてきたのは雅人でした。
「雅人様。寒いでしょう、家の中にお入りください。それからどうかこれからは私のことは“立花”と」
「嫌だ。」
雅人は言います。
「俺は別に天堂家になど行きたくありません。一度も会いに来なかった父よりも、俺にとってはあなたこそが……母も口にはしませんがきっと俺と同じ気持ちだと思います。修一郎さんお願いします。天堂家を捨てて俺達と本当の家族になって下さい」
そう言って頭を下げる雅人の姿を思い出し、立花は床を叩きます。
襖を叩く音に誰何をする雅人。らんが話があるとやってきました。
「出ていくなら黙って出ていけ」
「部屋に入ってもいいですか?」
「勝手にしろ」
部屋に入って来たらんの顔を見て雅人は驚きます。
「な…っ その傷はどうした」
「立花さんに傷跡が残るように切って貰いました。“鳳城蘭様が天堂家に来た日暴漢に襲われてついた傷”です」
らんの顔にはおおきな傷ができていました。
「私は鳳城蘭になります。道具で構いません。私を雅人様の目的のために使って下さい。」
そう決意したらんは雅人を見つめ思います。
(ああ、やっぱり美しいなあ。初めて会ったあの日から、綺麗で恐ろしくて残酷で惹かれてしまう)
(じっちゃん、じっちゃんがくれた名前を受け取れなくてごめんなさい)
(私はこの世の他の誰よりも雅人様を救いたい。そのためにこの命を使おう)
驚いていた雅人は笑い出します。
「成る程。お前はそういう性分だったな……いいだろう、その命俺のために使え。最高の死に場所をくれてやる、花嫁殿」
そう言って雅人はらんの手をとります。
喫茶店の中、声をかけられたのは新聞記者の梶原でした。例の家の件で、そう言うのは日下部榮です。梶原は天堂家の情報を買ってくれるというので、日下部は話を売りにきたといいます。
話を終え帰る梶原は日下部のことを気味が悪い男だったと思い返します。それでも噂話の裏がとれたと、名家の門の奥に潜む殺人鬼を白日の下に晒してやると意気込んでいましたが、怪しい男に声をかけられ……。
「記者の男が持ってた書きつけはそれで全部。家にある分も本人も処分したよ」
そういうのはさっきの怪しい男・鴉。
「ご苦労様です」
そしてそれに答えるのは日下部でした。
もう仕事したくない、好きな娘刺しちゃった俺の身にもなれという鴉に見返りを求める愛など不純だという日下部は話の途中なので黙っててといいます。
日下部が話をしている相手とは……。
「私はもう厄介事は御免なのですが、しかしそれでもなお、どうしても、天堂雅人様がもがき苦しむ様を見たいということでしょうか、隼人様」
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天堂家物語【第27話】『闇に呑まれるか。闇を呑むか。』の感想
ここに戻る前から、気持ちは決まっていたと言うらんは、立花に雅人の過去を聞きさらに決意を固めます。その顔に傷をつけてまで雅人を救うために命を使うといいます。強い強い覚悟を感じますね。
雅人はその決意をどう受け止めたのでしょうか。顔の傷を見て大変驚いていましたが、自分のためにそこまでのことをするらんの存在は彼にとってとても大きいはずです。
ついに黒幕らしき人物が出てきましたね。雅人を苦しめているのが隼人なら、その動機は何なんでしょう。これから少しずつ明かされていくのでしょうか。
それにしても本編再開まで少し開いてしまうので残念です。早く続きが読みたいですね。
天堂家物語次号予告
雅人を救うと覚悟を決めたらん、そして雅人は……
次号はお休みです。9月号に特別篇、11月号から連載再開です。
次回の天堂家物語を掲載の月刊LaLa9月号発売日は7月24日(水)です!
まとめ
天堂家物語【第27話】『闇に呑まれるか。闇を呑むか。』のネタバレあらすじと感想をお届けしました。
やっぱり漫画は実際に絵と一緒に読むと迫力や面白さが違います。
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