2019年2月23日発売の月刊LaLa4月号に掲載
砂漠のハレムの最新話【第40話】『遥か彼方、見すえる未来はー・・・』を読んだのであらすじとネタバレ、それと感想をいち早くお伝えします!
目次
砂漠のハレム前回のあらすじ
ジャルバラへと戻ってきたミーシェとカルム王子。
そこでは、アナトリヤの住民が迫害されていました。赤の部族の力を借り、無事住民たちを助け出したカルム王子でしたが、ミーシェとザハールの近くにいないはずのメフライル王子の姿を見つけます。あわててカルム王子はミーシェ共々姿を隠します。
そしてメフライル王子に声をかけられたザハールは・・・
砂漠のハレム【第40話】「遥か彼方、見すえる未来はー・・・」のネタバレ
「こんな所で何をしているのですか?」
メフライル王子はザハールに問いかけます。
「この様な騒ぎの中、出歩いていては危険ですよ、ザハド王。」
それを聞いたミーシェは驚きます。
―――この人カタートの・・・!!
ザハド王はメフライル王子に問います。
「王妃は軍の派遣を承諾したのか?」
「迷っているようですが時間の問題でしょう。アナトリヤ軍は目前に迫っているのですから。」
メフライル王子に促されて去っていこうとするザハド王。隠れているカルム王子にそっと告げます。
「・・・お前の願い聞き入れた。」
それを聞いたカルム王子は感謝を述べ、ミーシェには東州へ行ってカルム王子の生存を王妃に知らせるように言います。そうすれば王妃はこちらの見方に付くはずだと。
「次にお前と会うのは全てが終わった時になるな。」
その言葉にミーシェは、必ず伝えると約束し、カルム王子の耳に自分の耳飾りを付けます。
「二人ともうまくいく様におそろいのお守り。」
後で返してというミーシェに断るというカルム王子でしたが、
「これをもらう代わりに、もっと良いものをお前に贈ってやる。」
と、その手に口づけをします。
騒動を起こした赤の部族を捕らえたメフライル王子は、赤の部族が自主的にやったという言葉に部下の暴挙を止めてくれたのだからむしろ感謝している、首謀者はカルム王子だとミーシェから聞いていると言います。その言葉に、赤の部族の一人がひっかっかてしまいます。
カルム王子の仕業と確信したメフライル王子は部下に命じます。
「・・・多少傷つけても構わない。彼女を捕らえなさい。」
二日後。南洲校外、馬で飛ばしてあと一日というところ、ミーシェはモルジアナと共に東州へと向かっていました。しかし、一本の矢がミーシェの肩に突き刺さります。崖の上を見ればそこには弓矢を持ったメフライル王子の兵が。
ミーシェはあわてて馬を崖下へと向かわせ姿を隠します。馬から落ちミーシェの様子を確認したモルジアナはこれ以上は無理だと言いますが、ミーシェはだめと言います。
(東州へ行かなきゃ・・・戦を止めて早くカルム王子に・・・)
その頃、地下水路で作業をしていたカルム王子は、ミーシェの耳飾りが外れてあわてて付け直します。
王妃への伝言はミーシェで良かったのかと問うガルラにカルム王子は戦になるかもしれない場所に置いてはおけないと言います。
「俺以外にあの娘しかいない。母上の信用を得られるのは。」
南洲では王妃が一つの決断を下そうとしていました。王が築いた隣国との関係は守り通すべきだが、カルム王子がいない今その意志を受け継ぐ者がいない。
「―――ヨハネ。メフライルに軍の派遣を・・・」
そこへミーシェが血まみれで現れます。
「・・・王妃様、カルム王子にどうか助力を。戦はまだ止められる・・・っ」
倒れこむミーシェ。その脳裏には離れるときのカルム王子の姿が。
南洲ではついに戦が始まろうとしていました。メフライル王子はアーレフ王と対峙し、傍らにいるザハド王に王妃軍もこちらに向かっていると言います。
一方カルム王子は地下水路におり、作戦準備がぎりぎり間に合います。
カルム王子、メフライル王子、アーレフ王の号令が響きます。
「作戦を」
「「攻撃を」」
「「「開始せよ」」」
突然の爆風が起こりメフライル王子軍とアーレフ王軍を分断します。地下水路の陥没。カルム王子の仕業かとメフライル王子は気づきます。
回り込んで進軍をしようとするメフライル王子軍の行く手をヨハネ王子率いる王妃軍が塞ぎます。そしてザハド王の剣はメフライル王子に向けられます。
メフライル王子の瞳にはアーレフ王の元に現れた一人の男の姿が映っていました。
「武器も持たずに単独で・・・何が目的だ?」
アーレフ王の問いに
「---兄上を抑えた今、この場におけるジャルバラ代表は俺です。」
答えるカルム王子。
「代表として会談の席にご招待申し上げます。議題はーーー・・・」
それを聞き、アーレフ王は引き上げていきます。
それを見ていたメフライル王子は笑い出し、枯らされた地下水路を逆に利用するなんて予想してなかった、アーレフ王をどうやって説得したのかなと言います。
「やっぱり面白いな私の弟は。」
カルム王子が部下に話し合いが行われることを王妃に伝えるように命じているところに、あわてたヨハネ王子がやってきます。
「すぐに東州に向かった方が良い、ミーシェが・・・」
それを聞いたカルム王子は・・・
砂漠のハレム【第40話】『遥か彼方、見すえる未来はー・・・』の感想
ザハールの正体は・・・カタートの国王であるザハド王でした。カルム王子の願いを聞き入れるかどうか自ら動くというのは想像していませんでした。そういうことは信頼のおける部下に調査させると思っていたので驚きました。ですが、自分の目で確かめるという姿勢こそがこの作品の王族の方たちの魅力かなと思います。
メフライル王子も腹黒さは見えますが、「面白いなぁ、私の弟は」と言った時の顔はなんだか誇らしそうでもあり、優しい兄の顔をしているなと。彼にしても国を思ってのことなので弟は弟なんですね。
ザハド王や王妃の助力もあり、無事に戦を止めることができたカルム王子ですが、ミーシェの危急を知らされます。ミーシェの怪我の具合、そしてカルム王子の願いとは何なのか、とても気になります。次回は最終回、楽しみです。
砂漠のハレム次号予告
ジャルバラとアナトリヤの戦争を防いだミーシェとカルム。
二人の未来は―――・・・?
いよいよ感動の最終回!!
次回の砂漠のハレムを掲載の月刊LaLa5月号発売日は3月23日(土)です!
まとめ
砂漠のハレム【第40話】『遥か彼方、見すえる未来はー・・・』のネタバレあらすじと感想をお届けしました。
やっぱり漫画は実際に絵と一緒に読むと迫力や面白さが違います。
砂漠のハレム【第40話】「遥か彼方、見すえる未来はー・・・」を無料で読みたい場合は、U-NEXT登録日に無料もらえる600ポイントを使って今すぐ月刊LaLa4月号を購入するといいですよ。