2019年9月12日発売の週刊モーニング第41号にコウノドリ第300話『ある決意』が掲載されたのでネタバレと感想をお伝えします。
*ネタバレ注意です!
この記事では文字だけでネタバレしています。
ネタバレを読むより先に絵付きで漫画を楽しみというあなたにはU-NEXTで今すぐモーニング第41号を無料で読む方法がおすすめです。
興味ある方は一度U-NEXT公式サイトをチェックされてみてはいかがでしょうか?
▼31日間無料+600pキャンペーン中▼
無料期間中に解約すればお金はかかりません。
目次
コウノドリ前回までのあらすじ
生まれてからしばらく心臓が止まっていたことで低酸素脳症になってしまったコノハちゃん。
新井がコノハちゃんの診察に行くと、家族とうまくいかず一人でコノハちゃんの介護をしてい森元さんは疲れきり自分の誕生日も忘れていた。
ある日偶然森元さんを見かけて新井は声をかけるが、森元さんはコノハちゃんを殺してしまったから「これから自首します」と言い、何があったのかを新井に話す。
何もできなかったと悩む新井はある日、昔の同僚の白川に再会するのだった。
https://kadokaword.jp/kounodori-299/
コウノドリ第300話『ある決意』のネタバレ
私たちはNICUで本当に人を救っていたのかな?
「そのニュースならオレも見ましたよ。オレは今小児循環器科だからNICUから離れてますけど、なんか辛いっスね…」
白川は新井の話を聞いていた。
「母親も限界だったのかもしんないけど、オレはやっぱり子供の命が失われたことが一番残念です」
「そうね…」
「でもまさか新井先生が診てた子だったなんて…」と言う白鳥に、新井は私には何もできなかったと答える。
「私…NICUで働いてた頃はさ…目の前の命を救いたい…ただそれだけで必死だったし、それでいいって思ってた」
「私たちはNICUで本当に人を救っていたのかな?私たちが命を救ったコトで、その子供の父親…母親…その家族の人生を変えてしまったんじゃないのかな…」
そう吐き出す新井に、白川は「今からちょっと時間あります?」と言うのだった。
医療ケア児のデイサービス
白川に連れられて来た先は医療的ケアが必要な子を日中だけ預かってくれるデイサービスだった。
医療的ケアが必要な子を単独で預かってくれる施設は全国的にまだ数が足りていないのが現状だが、ここのデイサービスでは重度の医療ケア児でも受け入れている数少ない施設なのだと白川は説明する。
「ここでは看護師や理学療法士が常駐して音楽を楽しんだり感触遊びをしたりしてるんです」
白川の説明を聞き、新井はデイサービス内の様子をじっと見る。
ここは白川のバイト先の小児科クリニックに併設された施設だ。
白川が外来で診ている子も通っていたり大学病院のNICUの元スタッフも働いていて、バイトでクリニックに来た時は顔を出したりするのだという。
「ここで子供を診るの?」
「診ませんよ。ただの興味本位で来てるだけなんで」
「興味本位って何よそれ」
「だってほら…病院の外来って時間もないし…オレたちは普段の子供の生活までわかんないじゃないっすか。困ってることも両親から言われなきゃこっちはわかんないし…」
不幸にするために救ったコトなんてない
そこに子供のお迎えに来ていたお母さんが「白川先生」と声をかける。
白川はそのお母さんに「あれっ坂下さん髪の色変えました?」と指摘し、「めっちゃいいっすよ!シューゴくんだってママがきれいになったらうれしいもんな~」と誉めるのだった。
その親子が行ってしまってから、白川は新井に「…在宅医療は本当にしんどいと思います」と話し出す。
「でも子供と離れる時間は子供の成長のためにも必要ですし、母親や家族がその時間を自分のために使うのはいいコトだと思うんです」
「そうね…」
「このデイサービスには子供を預けている間にパートをしている人もいますし…妊娠中のお母さんだっています」
医療ケアの必要な子の家庭は介護が中心になりがちだ。
「障害のある子を育てている母親は「こうなったのは自分のせいだ」って思いがちなんですよね~」と言う白川に、新井は森元さんのことを思い出していた。
だから次の子を作ろうと思えた時は、そういう気持ちを乗り越えたといえると思うと白川。
「でもオレが会いたいのはやっぱ子供かな~」
「子供?」
「ここに来ている子はいろいろな子供や大人と接するじゃないっすか。だからなんかめっちゃ楽しそうなんですよね~」と白川は笑う。
初めは興味本位だったけど、今じゃ自分が子供たちに元気をもらってる感じだと白川へ言う。
「オレにはNICUで本当に人を救っていたかなんてわかんないです。ただ、オレたちはNICUで誰かを不幸にするために命を救ったコトは一度もないっしょ」
「…そんなの当たり前じゃない」
これからクリニックのバイトがあるという白川に新井は「ありがと…ここに来てよかった」と別れるのだった。
家族も一緒に救えるNICUに
新井はペルソナのNICUを訪れていた。
「突然来てしまってすみません」と言う新井に、今橋は自分が診ていた子供の命が失われたことは一人で抱えるには辛すぎますから…と答える。
亡くなったコノハちゃんのお母さんもコノハちゃんも頑張っていたのになぜこんなことになってしまったのかと言う新井。
今橋は生活しながら在宅医療を続けることは過酷なことだと答える。
「そんなことは親の愛情があれば乗り越えられるはずだとか、安易に言う人もいます。でも絶対に両親の愛情をその解決策にすり替えてはいけないんです。」
医療の進化によってNICUで救われる命は増えた。
だからこそNICUはその子を含めた家族も一緒に救えるNICUに変わらなければいけない、そうでなければ新生児科医が本当に子供を救うことにはならないと思うと今橋は言う。
「今橋先生、私にそれが手伝えますか?」
新井は決意した表情で今橋に言う。
「もしそれができるなら、私をもう一度ここに戻らせてください」
コウノドリの最新話や最新刊が無料で読めますよ!
以上、コウノドリ【第300話】『ある決意』のネタバレを紹介しましたが、やっぱり絵を見ないと新井先生の思いや心境の変化が伝わりきれません。文字だけでなく絵を見ながら読みたくなったのではないでしょうか?
U-NEXTを使えば無料登録と同時に600Pがもらえるので、コウノドリ最新話が掲載されているモーニング第41号や コウノドリ 最新刊を今すぐ無料で読むことができます。
今回のコウノドリを読みたいと思ったらぜひ試してみてください。
▼31日間無料キャンペーン中▼
31日間の無料期間中に解約すればお金は一切かからないので気楽に試すことができますよ。
見放題のアニメや映画もたくさんあるので無料期間中にたっぷり楽しんでくださいね。
コウノドリ第300話『ある決意』の感想
森元さんやコノハちゃんに何もできなかった、自分たちはNICUで本当に人を救っていたのか?と悩む新井先生。
でも白川先生に連れていかれたデイサービスの様子や白川の言葉に新井先生の気持ちも変化していきます。
デイサービス内の様子が一つのコマに描かれていますが、とても優しく温かい雰囲気が伝わってきます。
それに、一見軽めの言動の白川先生ですが、新井先生に真剣に向き合って話す姿はとても格好よかったですね。
そして今橋先生の言葉がとても印象的でした。
医療ケアが必要な子でもそうでなくても、両親の愛情があれば乗り越えられるなんて言われがちですし、それが両親を追い込んでいきます。
それではいけないと言い、家族も一緒に救えるNICUでなくてはいけないと話す今橋先生。
そしてその言葉に再びNICUに戻ることを決意する新井先生の表情はとても凛としていて素敵でした。
これから新井先生がどんな新生児科医になっていくのか楽しみです。
コウノドリ次号予告
次号、表紙&巻頭カラー付きで登場!
次回コウノドリ掲載のモーニング第42号は9月19日発売日予定です。
まとめ
コウノドリ第300話『ある決意』のネタバレと感想をお届けしました。
文字でネタバレをお伝えしてきたのですが、やっぱり実際にセリフや説明だけでは伝わりきらない表情の変化のわかる絵と一緒にコウノドリを楽しみたくなったのではないでしょうか?
今回、何もできなかったのに悩む新井先生の表情がデイサービスや白川先生・今橋先生の言葉に変化していく様子が印象的でした・・・特に「私をもう一度ここに戻らせてください」と語る新井先生の決意を込めた表情をぜひ見てほしいです!
以前は漫画が読みたくなったら漫画村などの無料サイトに探しにいけばよかったのですが、今は国が乗り出して規制を強化しているのでなかなか無料サイトで読むのは難しいです。
ですが、最近は電子書籍サービスのサービス内容が充実してきているので、無料サイトに頼らなくても実質無料で漫画が読めるようになってきました。
上で紹介したU-NEXTはそんな電子書籍サービスの中でも品揃えがよくて使いやすいサービスなので一度公式サイトをチェックされてみてはいかがでしょうか?
▼31日間無料キャンペーン中▼
無料期間中に解約すればお金はかかりません