2019年1月10日発売のモーニング第6号に掲載
GIANT KILLING【第503話】を読んだのであらすじネタバレと感想をまとめました。
目次
GIANT KILLING 前回のあらすじ
0-1で負けている中PKを与えてしまう。キッカーは絶好量の敵エース・イスマイールだったが、守護神星野がビックセーブ。日本最大のピンチを救う。
日本のエース花森はなかなか波に乗れていなかったがイスマイールに対しアジアナンバーワンの座は譲らないと宣言。覚醒するエース・花森、窪田が投入され日本の反撃が始まる。
GIANT KILLING【第503話】のネタバレ
イスマイールのPKを阻止し、窪田が投入される。岩淵と交代となる。
窪田が投入され、盛り上がる日本サポーターは大きな声援を送る。
その声援「もう一度ニッポンに…勢いをもたらしてくれーっ!!」という言葉とともに窪田はピッチにかけていく。
そして、窪田が投入され俄然やる気になる椿に気づく。
椿の(うしっ。やってやろう!窪田ちゃん)という心の声が聞こえるように「わはっ」と笑顔になる窪田。
交代後ブランの指示を花森に伝える。
花森は岩淵に代わって1トップ。
そして「みんなで仲良く協力して…逆転してこいだそうです」とさらっと伝えてポジションについていく窪田。
ブランの言葉に(無茶なことをさらっと言う…)と衝撃を受ける。
しかも1トップの指示。
この身体を張れという指示に怒りながらも燃えてきた。
その様子を観戦する記者たちも驚きを隠せない。
花森の1トップ、すなわち純粋なFWタイプがいない0トップの形はこれまで見たことのないもの。
実践では初めての布陣。
藤澤記者も「残り時間約25分…勝負に出たわねブラン」と新布陣を冷静に受け止めていた。
と同時にUAEも動く。
2枚替えの交代、前半から攻守にハードワークしていた両サイドを交代だ。
日本記者たちは時間的に想定していた交代だが、イスマイールのPK失敗によって試合の流れが日本に傾くことを絶対にさせまいというUAEベンチの意志を感じ取っていた。
マチューは疲れ果てて交代した2選手にねぎらいの声をかける。
そして後はピッチに残る仲間たちに託すのみとなった。
ピッチに目を送るマチューは「これが…我々の強さだ!!」と感じていた。
それはPKを外したイスマイールに仲間たちが次々と励ましの声をかけている姿だった。
そして長年付き合ってきた選手たちの間には他の代表チームにはないであろう強い絆が存在している。
そしてイスマイールもその仲間の気持ちに応えるために更に奮起するのは間違いない。
そう考えれば追加点を奪えなかったことすらも力に変えることができる強さを持っている。
日本の今日のスタメンの様な奇策にすがるような戦い方をするチームに負け得る要素はないと勝利を確信しているのだ。
その言葉のようになかなか日本の流れにならない。
桐生がドリブルを仕掛けるも敵に奪われ、サイドを上がる敵にパスを出されカウンターを受ける。
このピンチは田辺がスライディングでパスをカットし、止めボールはラインを割った。
この様子にブランの通訳は心配していた。
この時間帯になり田辺や桐生といったサイドの選手たちの体力が明らかに限界に近づいていた。
延長に突入すると日本が不利になるという仮説が現実を帯びてきたのだ。
心配した通訳がブランに声をかける。
花森の1トップについてだ。ミニゲームで試していたがしっかりと取り組んだわけではない。
この状況で本当にあと2点狙えるのかと。
この質問に少し考えたあとブランは逆に尋ねる。
「大人になってからできた友達っている?」予想外の質問にあっけにとられるコーチと通訳。
通訳は仕事の関係の知り合いはいるがそれは友達なのかどうかと曖昧に答える。
ブランはその言葉を受けて、こう続ける。「仕事をしただけの仲でもいい。…けど時々そういう関わりの中ですごくウマの合う人に出会うことってないかい?」と。
そういう人はそれまでの生きていた過程や背景を知らないが価値観や考え方が似ているからあっという間に分かり合えるのだ。
そしてそれはものすごく尊いものであるとブランは感じているのだ。
そして「UAE代表に対して我々がぶつけるのは…そういうフットボールさ」と戦いのコンセプトを伝えるのだ。
交代で入ったUAEの選手がサイドを駆け上がりどんどんと仕掛けてくる。
疲れのみえる城島を振り切りセンタリングが上がる。
これは江田がヘッドでクリアする。セカンドボールを死守することを伝える星野。
城島は押し込まれる展開に焦りを感じるが、このセカンドボールは窪田のもとへ。
すぐに志村へパスを出す。
志村は「さあーFW頑張って花森(ハナモン)」と微笑みながら花森へパスを出す。
パスを出された花森は1トップの仕事を嫌がりながらもこなしてしまう。
なぜなら天才だから。
「なんでもこなせてしまうのが天才の悲しい性(さが)なのだ」と普段の花森節が炸裂する。
ボールが花森の渡る。
敵が執拗にマークしてくるが身体を張り、ボールを収め、マークをかわす。
そして花森のヒールパスが走りこんできた窪田に渡る。
花森は(天才プレーヤーは…チームを勝たせる存在でなければならないのだ…!!)とプレーで示すのだ。フリーで走りこむ窪田。
このプレーにブランは声援を送る。「よぉーし!!そうだ!!!」ブランの考えるプレーがみられたのだ。
GIANT KILLING【第503話】の感想
窪田が投入されますが、なかなか日本の流れにならなかったですね。
しかし、最後に花森から窪田にナイスパスが渡りました。
ワン・ツーで花森に渡し花森が魅せるのか。
それとも、まだ活躍のない椿がプレーに絡んでくるのでしょうか。
この3人の化学反応、早く見たいですね。
マチューはブランに対し、ライバル心を強く感じている様子です。
ブランのフットボールに対する考え方を見ることができました
。監督のフットボール感を感じ取れる貴重な話になっていますね。
GIANT KILLING次号予告
次号、日本同点なるか!?
次回のGIANT KILLING掲載のモーニング発売日は1月17日(木)です!
まとめ
GIANT KILLING【第503話】のネタバレあらすじと感想をお届けしました。
やっぱり漫画は実際に絵と一緒に読むと迫力や面白さが違います。
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