2019年4月期のドラマ24「きのう何食べた」の1話から最終話までのネタバレを連載でお伝えしていきます。
目次
ドラマきのう何食べた?の1話〜最終回のネタバレ一覧
これまでの過去の放送回のネタバレと感想記事の一覧です。
最新話のネタバレと感想は、この後にありますのでご興味のある方はご覧ください。
原作漫画「きのう何食べた」の最新話ネタバレはこちらからどうぞ
【ドラマ】きのう何食べた?最終回【第12話】情報
6/29に放送された【ドラマ】きのう何食べたの最新話【第12話】のあらすじとネタバレと感想をお伝えします。
きのう何食べた最新話第11話のあらすじ
お正月、ケンジは史朗の実家に行く日となり落ち着きなく緊張している様子だ。
実家に着くと、史朗や出迎える側の両親も緊張している様子で対面する。
さらに史朗の父とケンジが2人だけになる場面があり、一緒に史朗の高校時代のアルバムを見ることになったのだった。
きのう何食べた最新話第12話のネタバレ
そのままでいい
正月の朝、ケンジは自分のヒゲを剃るか迷っていた。
「どうしたらいいのー!?」 と叫ぶケンジに、何事かと史朗が駆けつけてくる。
ケンジがこうなった原因は、昨夜飲みに行った同僚からヒゲは剃った方がいいと言われたためだ。
店長は「少しでも印象をよくした方がいい」と言い、一方でレイコさんには「そのまんまでいい。普段の顔見せないんじゃ親に会う意味がない」 と言われたのだ。
一体どうすればいいのかと混乱するケンジに、「そんなん気にしなくていい、今のままでいいよ」 と史朗は言うのだった。
玄関前で史朗が待っていると、トレンチコートを着たケンジが「どう俺ちゃんとして見えてる?」と尋ねてくる。
「ちゃんとしてるけどなんか変だな」と感想を言った史朗にケンジは「着替えてくる!」と戻ろうとし、大丈夫だからと止められるのだった。
いざ史朗の実家へ
史朗の実家を前に、髪型を気にしているケンジのネクタイを史朗が直してやる。
「いいか?」と尋ねる史朗の声や表情も緊張ぎみだ。
チャイムを鳴らして出てきた父母は一瞬微妙な表情をうかべるが、ぎこちなく挨拶をする。
ケンジは「お口にあうといいんですが!」とガチガチに緊張しながら手土産をわたすのだった。
中に入り、おせちを前に4人そろって座ってもかなりぎこちない雰囲気で会話もない。
母は「矢吹さんのお仕事は美容師さんなんですってね」と話を切りだし、ケンジも自分の母が美容室をいとなんでいて自然とこの道を目指すようになったと答える。
そのまま促されて食事を進めていると、「唐揚げの準備はしてるんだけど手伝ってくれる?」と母が史朗に声をかけ、ケンジは父と2人きりになってしまう。
史朗のアルバム
気まずい雰囲気の中、父が「史朗の高校のときのアルバムでも見るかい?」と誘い、2人でアルバムを見ることに。
史朗の写真を見て「うわあ かわいいいい!」と言いかけたケンジは、「若いですね」と言いかえる。
(きゃーシロさんめちゃくちやかわいい!!)と心の中で声をあげながら史朗がどんな子供だったか尋ねるケンジ。
父の答えは「とにかくよく勉強する子だった。久恵は喜んでたけど私は内心あきれてたな」というもの。
「高校生だぞ、他にやりたいこともあるだろうに、よくもまあそんなに勉強ばっかりするもんだって」
そう話す父にケンジは「10代の後半なら、史朗さん、もう自分がゲ…同性愛者だとわかっていたと思います。俺もわかってましたから。」と話し出す。
「それで俺は自分の腕一本でやっていける美容師になりたいと思ってました。今はないけど昔はサラリーマンになると上司に結婚を勧められたりするって聞いてたし」
「ああ、上司と家族ぐるみのつきあいもあったよ それが出世に響いたりしてな」
「弁護士なら実力さえあれば一匹狼でも十分やっていける。だから史朗さん、弁護士になるって心に決めて勉強してたんじゃないでしょうか」
「…そうか」
「あとこれも俺の推測なんですけど…ひとりっこの自分が孫の顔も見せられないわけだから、せめていい大学に入って弁護士になれば親を喜ばせられるって思ったんじゃないかな。それが自分にできる唯一の親孝行だって。」
「確かにいつも思い詰めたような顔しておったよ 。でも私たちを邪険にしたりむやみに反抗したりは決してしない子だった」
「いい子だったんですね」
母の唐揚げ
母は史朗に手伝ってもらいながら唐揚げに下味をつけていく。
「調味料は順々に入れるの?」
「そう、その方が鶏肉が水気をよく吸うのよ。それがお肉を柔らかくするコツなんですって」
作業しながら母は「残りやさいの始末もしてしまおうかしら」と史朗に冷蔵庫からかぶの葉、じゃこを出すように言う。
「ああ、例のあれか。俺が作るよ」
史朗はかぶの葉を刻んで、じゃこをごま油で炒めた後にかぶの葉や酒、みりん、しょうゆで味付けて最後に白ごまをふる。
「昔よくこれで白飯かきこんだな」
「唐揚げ揚げましょうか」という母に、史朗は「 揚げるの俺やるから」と揚げ始める。
「 最初はお肉が沈むくらい低温で揚げるて、3分たったら一回ひきあげて。鶏肉がまだ白っぽいうちでいいから」
「なるほど、二度揚げするのか」
「そうしたら今度は温度を上げて。落とした衣がすぐ浮きあがるくらいの高温できつね色になるまでかりっと揚げて完成」
史朗は父とケンジを呼び、唐揚げがテーブルに並べられる。
それを見たケンジは「俺、唐揚げ大好きなんです」と食べ始め、「うーん、もう外サクサクでお肉やわらかーい このにんにくと生姜がきいてる味付けも最高! 」とついいつものようにコメントしながら食べてしまう。
そんなケンジをほほえんで見つめる史朗。
また来てくださいね
二人のやりとりを見ていた母の表情がかたくなる。
父が「ちょっと…」と母をつれだし、二人はどこかに行ってしまう。
ケンジは「今の言い方まずかったかな」と不安そうだ。
しばらくして戻ってきた母は上機嫌で、「矢吹さん、お食事お口にあいました?」と尋ねてくる。
美味しかったという感想に「まあそう?よかった」と母は声を上げて笑い出す。
帰り際、「すっかりごちそうになっちゃって、本当にありがとうございました!」とケンジ。
「私達もとっても楽しかったです。またぜひいらしてくださいね、矢吹さん」
「はい、ありがとうございます!」
長生きしような、俺たち
「疲れたろ?」
「うん。でもよかった 最後二人ともニコニコしてくれて。ほっとした」
そこで史朗はそういえば…と父と何を話してたのか尋ねる。
ケンジは「君がそういうスーツを着ているということは、家の中で女の格好してるのは史朗の方かね?」と聞かれたという。
「なんだそりゃ!…それで最初にケンジの顔見てふたりとも一瞬変な顔したんだな。さっき食事中におふくろ呼び出したのはその話するためだったんだな!」
「お父さん達はどうしても男同士っていうのか理解できないみたい。どっちかが女の格好するもんだって思い込んでるみたい」
「じゃあ親父もおふくろも、家ではお前が女装してるって思ってるのか!?」
「たぶんね」
「ほんとにすまん、頭の固い親たちで…」
しかしケンジは、それでご両親がちょっとでも安心できるならいいじゃないと気にしていない様子で、「そんなことより俺…夢みたい」と呟く。
「恋人の実家に遊びに行って親御さんとご飯食べる日がくるなんて。 だって俺にはそんな日がくるなんて永久にないって思ってたもん」
ケンジは涙を流し、「もう俺ここで死んでもいい」と言う。
「何いってんだ、死ぬなんてそんなこと言うもんじゃない。食いもんは油と糖分控えてさ、薄味にして腹八分目で、長生きしような、俺たち」
「そうしよう…」
史朗はケンジの肩を抱き寄せて階段を登っていくのだった。
今年も通わせてもらいます!
中村屋の店頭に並ぶアスパラの値段を見て、史朗は「アスパラ1束248円、たっか!」と声をあげてしまう。
シロさん、声…とケンジに止められるが、それでも「いくら正月価格だからってこりゃひどい…」と文句を言ってしまう。
そこで店員さんと目があい、あけましておめでとう… と言おうとした所で、そっちを見ろと目線で促される。
そこを見て歓声をあげる史朗。
「ごんべんのつゆの底値はどこ行ったって299円なんだよ!215円はありえないんだ!」と史朗は興奮ぎみで、お一人様一点だから「お前も一本持て」と言う。
その時、店員さんが咳払いし、また別な場所を指差す。
そこには「低脂肪乳75円」と書いてある。
「ありがとう中村屋、最高です!今年も通わせてもらいます!」
そんな史朗にケンジは「いいお正月だね、シロさん」と声をかけ、それを見ていた店員さんもほほえむのだった。
二人でカフェに行こう
ケンジは駅のそばのカフェでお茶しない?と史朗を誘う。
喫茶店ならそこにあるぞという史朗に、「そういうことじゃなくてカフェに行きたいの」と連れていく。
おしゃれな内装のカフェは女性客でにぎわっている。
注文していたお茶とスコーンが届くと、「ここのスコーン一回食べてみたかったんだ」とケンジは嬉しそうだ。
ケンジが史朗にスコーンを半分分けて食べていると、まわりの客がこちらを見ているのに気付き、ケンジは史朗の顔をうかがう。
しかし史朗はスコーンを食べ、「うまいなこれ!」「カフェの飯ってのもばかにならんもんだな」と笑って返す。
「いっぺんシロさんと一緒にこの店きたかったんだ。こんな天気のいい日に…幸せ。ねえシロさん、ごめんね…いや、ありがとねつきあってくれて」
「なんだよあらたまって」
「シロさん、かわいいカフェとか興味ないのわかってたし、それに気になるでしょ。」と店内を見回し、それには史朗も「うん」と答える。
「乗り気じゃなかったでしょ、余計なお金も使うわせちゃったし、なんでつきあってくれたの?」
「なんとなくな。いいかげん、もういいかなって思って」
史朗は晴れやかに笑う。
ケンジは「シロさん、えりあしのびてきたね。帰ったら切ってあげるよ」と髪の毛をひっぱるのだった。
お前が嬉しいならいい
家でケンジにえりあしを切ってもらいながら史朗は家計簿をつける。
「シロさん、髪の毛多くてうらやましい。俺なんかパーマでけっこうごまかしてんのに」
「でも白髪がな。日増しに増えてる」
そんな会話をしながらケンジは「俺ら薄毛だの白髪だのって」と笑う。
「しょうがないだろ、お互いいい歳したおっさんなんだから」
「だからさ、もうあんまり気にしなくても大丈夫だって。さっきのカフェの話。
俺もさ、相方としてはなるべくお前にはハッピーでいてほしいって思ってんだよ。だからお前が嬉しいなら別に全然いいんだって。
おまえが幸せ感じるなら、これからはカフェぐらい何度でもつきあうよ」
その言葉に感極まってケンジはばっと史朗にだきつく。
史朗は「お前はさみ!」と慌て、「びっくりした。殺されるかと思った」と言う。
「殺すわけないじゃん、死ぬ時は一緒だよ」
「だから殺すとか死ぬとか言うなって」
二人はそのまま何も言わずしばらくくっついているのだった。
いただきます!
ケンジと史朗は一緒にキッチンで料理をしている。
「あとはアスパラと卵入りのエビチリだな」
「聞いてるだけでうまそう!」
と、ケンジはエビの背わたを取りながら手を刺してしまい「いてっ!」と声をあげる。
「おい大丈夫か?気を付けろよ」
「シロさん優しい、惚れ直す」
「…エビの鮮度が落ちる」
「恋の鮮度は落ちてない?俺たちの」
「保ってるよ」
そんな会話をしながら二人で作る料理はできあがっていく。
食卓にご飯を並べ、ケンジはいつものように「うわあああ、美味しそう!」と歓声をあげる。
二人は向かい合って座り「いただきます!」と食べ始めるのだった。
きのう何食べた最新話第12話の感想
ついにきのう何たべたが最終回を迎えました。
親とうまくいかず実家に行くことも嫌がっていたシロさんがついにケンジを連れて実家へ。
普段着ないトレンチコートに身を包み、ヒゲを剃るかでパニックになったりとガチガチに緊張しているケンジ。
いざ顔合わせをしてみると、なんとか挨拶は交わしても、全員が緊張しているのがよくわかります。そんな中でお父さんとケンジだけ残して台所に行ってしまうシロさん。
アルバムを見てところどこ素が出そうになるケンジが面白いです。
そして高校時代の話を聞き、ケンジが思うシロさんの思いをお父さんに伝えるシーンは、淡々とした口調でしたがジーンときてしまいました。
原作でも名シーンでしたが、内野さん演じるケンジの声や表情の演技は胸に迫るものがありました。まさかその後女装の話に続いてるとは思ってもみませんでしたが(笑)
そして前回に引き続き、お母さんと史朗の料理シーン。
ドラマ前半ではまさか一緒に台所に立つとは思えないような関係性だった二人ですが、こうやって料理シーンを見ると、史朗の料理好きのルーツはお母さんからきてるんだろうな、お母さんが色々な美味しい料理を作ってくれて今のシロさんがあるんだろうな…ということがよくわかります。
そして帰り際の夢みたいだと泣いてしまうケンジと、シロさんの「長生きしような」の台詞。まるでプロポーズです。
ドラマきのう何食べた?は本当に名シーンがいっぱいでしたが、最終回はどのシーンもよくて一番はこれ!と選びきれないくらいでしたね。
今までまわりの目を気にしていた史朗が、「お前が幸せ感じるなら、これからカフェくらい何度でもつきあうよ」と言ったシーン、髪を切ってもらいながら無言でシロさんを抱き締めるケンジのシーンも最高に幸せでした。
そしてラスト、たわいもない会話をして、二人で食卓を囲んで「いただきます!」で終わるというのは本当にこのドラマらしい終わりで、これからも幸せな日常が続いていくことをイメージさせる素敵なラストでしたね。
実は原作ではこの後もさらに色々なことが起こるので、いつか続編を作ってくれないかと思ってしまいます。
まとめ
ドラマ「きのう何食べた」の最新話【第12話】のネタバレと感想をお届けしました。
文字でネタバレをお伝えしてきたのですが、やっぱり動画でドラマ「きのう何食べた」を楽しみたくなったのではないでしょうか?
特に、・・・ケンジが史朗を何も言わず抱き締めるシーンはなんともいえないいい雰囲気で、ぜひこのシーンは映像で見て堪能して欲しいです!
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