【軽でも注意】タントのCVTが故障?症状・原因・修理代を実体験などを交えて解説

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 ダイハツ・タントは、広々とした室内空間とスライドドアの便利さから、幅広い年代のユーザーに愛される軽自動車です。しかし、便利で使いやすい反面、「CVT(無段変速機)の不調や故障」に悩まされているユーザーも一定数存在します。

特に、「発進が遅い」「異音がする」「変速がぎこちない」といった症状を見逃すと、修理費が高額になることも。
本記事では、タントに搭載されているCVTの特徴や、実際に報告されている故障症状、原因、修理費用、そして実体験に基づく対応事例までをわかりやすく解説します。

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タントに搭載されるCVTの特徴とは?

タントに搭載されているCVTは、軽自動車向けに設計されたダイハツ製の無段変速機です。
滑らかな加速と燃費性能の向上を実現する一方で、コンパクトな構造により熱や摩耗に弱い一面もあります。
ここでは、タントのCVTが持つ構造的特徴と注意点について解説します。

 

タントのCVTの構造と特徴

タントのCVTは、金属ベルト式で、走行中のギア変速ショックを減らし、エンジン効率を高めるよう設計されています。
しかし、CVTはATと比べて内部の構造が繊細で、油圧や潤滑の不具合が発生しやすい傾向があります。特にフルードの劣化が故障の引き金となりやすいです。

 

軽自動車用CVTならではの制限と利点

軽自動車用のCVTは燃費を優先した設計が多く、坂道や長距離、高温環境では負担が大きくなりがちです。一方、街乗りや短距離走行には最適で、静粛性や操作性の面で大きな利点があります。

 

CVTが壊れやすくなる使い方とは?

・フルードを交換せず長距離走行を繰り返す
・渋滞や坂道の多い地域で頻繁に加減速する
・フル乗車+エアコン全開で夏場の長時間走行

これらの条件が重なると、CVT内部に熱と負荷が蓄積し、故障を招きやすくなります。

 

タントのCVTに多い故障症状

CVTに不調が出るときは、必ずといってよいほど何らかの前兆が現れます。
ここでは、タントユーザーから多く寄せられている具体的な故障症状を紹介します。

 

加速が鈍い・滑っている感じがする

発進時に「スッ」と動かずもたつく感覚や、エンジン回転数だけが上がって車がついてこないような症状は、CVTの滑りが原因と考えられます。
フルードの劣化や油圧不足によって、ベルトとプーリーが正しく動作しない状態です。

 

異音・ギクシャク感・変速ショック

「ゴロゴロ」「ウィーン」といった異音や、変速時にガクッとするショックが出始めた場合は、内部部品の摩耗やソレノイドバルブの不具合が疑われます。変速タイミングがズレてギクシャクするのも、油圧制御の乱れが原因です。

 

メーターの警告灯点灯・フェイルセーフモード

CVTの異常を検知すると、インパネに警告灯が点灯し、CVTがフェイルセーフモードに移行することがあります。
この状態になると、一定速度しか出せなくなり、通常走行が困難になります。
すぐに整備工場での診断が必要です。

 

故障の原因とダイハツCVTの注意点

CVTのトラブルは、使用年数だけでなく走行環境やメンテナンス履歴も深く関わっています。
タントのCVTで起こりやすい故障原因と、その対策について解説します。

 

CVTフルードの劣化と交換タイミング

CVTフルードは定期的な交換が推奨されますが、軽自動車では「無交換でもOK」とされがちです。
しかし、実際には3〜5万kmごとの交換が理想とされ、放置すると金属粉やスラッジが内部に溜まり、不具合の原因になります。

 

ソレノイドや制御系の不具合

CVT内のソレノイドバルブが正常に動作しないと、油圧制御に問題が発生します。
これにより変速が乱れ、滑りやショックが生じます。
ソレノイド単体の不良であれば部品交換で済むケースもあります。

 

冷却不足と日常使用による負荷

CVTは高温に弱く、渋滞や夏場の連続使用では油温が上昇しやすくなります。
冷却機能が弱い車両ではフルードが劣化しやすく、CVT全体の寿命が短くなる傾向があります。
負荷がかかるシーンではこまめな休憩も必要です。

 

修理・交換費用と対処方法

CVTの修理費用は症状の重さによって大きく変わります。
ここでは、タントのCVTトラブルにかかる代表的な費用例と対応方法を紹介します。

 

軽症なら改善するパターンと費用目安

フルードの交換やソレノイド清掃だけで済む場合、2〜5万円程度で修理できるケースもあります。
異音や加速不良といった初期段階での点検が、費用を抑えるカギです。

 

CVT交換になった場合の実費は?

CVT本体の交換になると、30万〜45万円前後かかることが多く、軽自動車とはいえ大きな出費です。中古車の場合はリビルト品の活用や保証延長プランの有無も確認が必要です。

 

保証・リコール・ディーラー対応の確認

新車購入から5年または10万km未満であれば、CVTは「特別保証制度」の対象となる可能性があります。
メーカーのサービスキャンペーン対象になっていることもあるため、車検証をもとにディーラーに確認してみましょう。

 

実際にCVT故障を経験したタントユーザーの声

実際にタントでCVTトラブルを経験したユーザーの声は、トラブルの傾向や早期対応の重要性を知るうえで参考になります。

 

異音で点検→フルード交換で改善(ユーザーA)

「走り出しに『ウィーン』って音がして変だったのでディーラーに行ったら、フルードが汚れてた。交換後は音も消えて、走りもスムーズになった」 引用元:https://minkara.carview.co.jp

 異音は早期点検のきっかけに。フルード交換だけで改善するケースもあります。

 

変速不良でCVT本体交換(ユーザーB)

「変速時にガクガクしてたけど様子見してたら、ついに加速しなくなった。CVT本体が故障していて40万円近くかかるって言われた」 引用元:https://kuruma-news.jp

 放置して悪化したパターン。変速に違和感が出た時点で診断を受けるべきですね。

 

保証切れ後に高額請求となった例(ユーザーC)

「5年とちょっと過ぎた頃にCVTが壊れて、保証対象外。修理費が高くて、買い替えも検討する羽目になった」 引用元:https://car-me.jp

 保証の有無で費用負担が大きく変わります。定期点検と保証内容の確認を忘れずに。

 

まとめ

タントに搭載されているCVTは、軽自動車向けに最適化された設計である一方、構造が繊細なためトラブルが起きやすい側面もあります。
加速不良・異音・変速ショックといった初期症状を見逃さず、早期に点検・対応することが高額修理を避けるカギとなります。
定期的なCVTフルードの交換や、日常の運転環境に応じた使用を意識して、タントのCVTを長持ちさせましょう。

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