車に乗るなら、オシャレに乗りたいですよね。
ウィンカーをLEDにすると、ヘッドライト内の見た目が、よりクリアになり、ウィンカーを付けると、LED独特のオレンジ色の発色がでて、車がまた違った一面を見せてくれます。
しかし、LEDにしたけど、「ウィンカーの点滅速度が速くなって直らない」なんてことありませんか?
それ実は、ウィンカーをLEDにしたことが原因で起きているんです。
これからウィンカーをLEDに変ようと思っている方や、すでに困っている方はその問題が解決できますので、是非最後までご覧ください。
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ウィンカーのハイフラとは
ウィンカー使用時に規定量を下回った電流が流れると、車両が球切れと判断しお知らせしてくれる機能です。ハイフラになるとウィンカーの点滅速度が通常よりも早くなります。
例えば、右ウィンカーが1か所球切れしているとします。
左ウィンカーを表示させたときは、通常通りの、ウィンカー速度ですが、右ウィンカーを表示させると、1か所球切れしているため、通常よりも電流が下回るので、ウィンカーの点滅が早くなります。
これが、ウィンカーのハイフラと呼ばれる現象です。
ウィンカーのハイフラの原因は
ハイフラの原因は2つあります。
1つ目は、ウィンカーバルブの球切れ
2つ目は、ウィンカーバルブをLEDに交換した場合に、抵抗を付けていない
この2つが原因です。
1つ目は「ウィンカーのハイフラとは」で解説した通りです。
2つ目の「ウィンカーバルブをLEDに交換した場合に抵抗を付けていない」ですが、通常のウィンカーバルブは21W程度あり、乗用車は12Vの電圧なので1.75Aの電流が流れます。
しかし、LEDの場合は消費電力が少なく、0.3W程度なので、電流は0.025Aしか流れません。
そのため、電流が極端に少なくなるので、球切れしたと、車が判断しハイフラになります。
ウィンカーのハイフラの防止対策は
ハイフラの防止策は、純正のウィンカーバルブの場合は球切れする前の交換が防止策になるので、1年もしくは2年で決めてバルブを交換するとハイフラ防止になります。
LEDのハイフラ防止策は、LEDバルブと並列に抵抗を取り付ける、もしくは消費電力に関係なく一定の回数で点滅するICウィンカーリレーに交換するかのいずれかになります。
ほとんどの場合が、LEDバルブに抵抗を取り付け、ハイフラを防止しています。
ハイフラ防止抵抗の付け方や取付場所は
抵抗の取り付け方は、LEDバルブの「プラス線」と「マイナス線」に、それぞれ抵抗から出ている、ハイフラ防止線をエレクトラタップで取り付けてください。
抵抗から出ている配線に極性はないため、どちらの配線を「プラス」「マイナス」に取り付けても大丈夫です。
取り付け場所は、必ず車両のフレームもしくは鉄板に取り付けてください。
抵抗は高温になりますので、その他配線付近や、樹脂部に取り付けると、配線や樹脂を溶かしてしまう恐れがありますので、取り付け部は必ず、鉄板に取り付けるようにしましょう。
鉄板と、抵抗の取り付け方は、抵抗には左右にビス止めできるよう穴が開いておりますので、車両側に、穴あけをし、ビス止めしてもいいです。
もし、穴あけに抵抗がある場合や、難易度が高い場合は、アルミテープで抵抗の上から、鉄板にかけて、貼り付けて固定します。
その後、タイラップで固定するといいです。
ハイフラ防止抵抗の付け方時の注意点とは
取り付け時の注意点は3つあります。
1.抵抗自体高温になるため、必ず鉄板に取り付ける
2.配線は並列にエレクトラタップで取り付ける
3.鉄板と固定する場合は、抵抗と鉄板の間に、なにもはさまない。(両面テープも使用しない)
1番と2番は先ほど「ハイフラ防止抵抗の付け方や取付場所は」で解説した通りです。
3番は、抵抗と鉄板のとの間に、両面テープなどを挟むと、熱が逃げにくくなり、鉄板に取り付けた意味がなくなる為、抵抗と鉄板の間には何もはさまないようにしましょう。
車のライト交換に関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。
🔗車のライト交換はどこで出来る?ヘッドライトの交換時間や交換時期や費用はいくら?
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安全なハイフラ防止策でオシャレな車へ
いかがでしたか?
今はヘッドライトをみても、LEDを使用することが当たり前になってきています。
そんな中で、ご自身で「ウィンカーをLEDにしたい。」と思っている方も多いと思います。
ハイフラ防止の知識さえ備えれば、簡単にLEDにすることが可能です。
抵抗の取り付け方、取り付け位置の注意点などもありましたね。
それらに注意して、ウィンカーをLEDに変えて、ご自身なりの、オシャレなお車を目指してください。