「運転中に前が見づらい」「左右の死角が気になる」そんな不安を感じたことはありませんか？
近年、視界の良さにこだわるドライバーが増えており、アイポイント（着座位置）の高い車への関心が高まっています。
アイポイントが高い車は、前方や周囲の見切りが良くなり、運転時の安心感が向上するのが魅力。
特に初心者や高齢者、街中での取り回しを重視する方には、視界の良い車＝運転しやすい車として人気があります。
本記事では、2025年最新版の「アイポイントが高い車」おすすめランキング10選をご紹介。
SUVからコンパクトカーまで、視界の広さや着座位置の高さに注目しながら、選びやすく解説します。
「運転しやすくて安心できる車を選びたい」あなたに、きっとぴったりの一台が見つかります。
アイポイント（着座位置）が高い車とは？視界重視のメリット・基準
運転のしやすさや安心感を左右する大きな要素のひとつが「アイポイント（着座位置の高さ）」です。
とくに街乗りや狭い道を運転する機会が多い方にとって、視界の広さは大きなメリットになります。ここでは、アイポイントとは何か、なぜ高い方が良いのかを詳しく解説します。
アイポイント（hip point）とは？
この位置が高くなるほど、車外の視野が広がり、路面や周囲の状況を把握しやすくなるのが特徴です。
なぜ座席が高いと運転しやすいのか？
アイポイントが高い車には以下のようなメリットがあります。
特に初心者ドライバーや運転に不安を感じている方、高齢者にとっては、視界が良いことで事故リスクの軽減にもつながるという利点があります。
注意点：高ければ良いわけではない？
ただし、アイポイントが高すぎると以下のようなデメリットもあります。
そのため、「高ければ良い」というわけではなく、車のサイズ・用途・走行環境とのバランスを見ながら選ぶことが重要です。
視界の良い車ランキング｜アイポイント重視で選ぶならこれ！
ここからは、視界の良さに定評がある「アイポイントが高い車」をランキング形式で紹介します。
視界の広さや運転のしやすさはもちろん、車体サイズや価格帯なども考慮して選定しています。
※ランキングは2025年時点の販売状況・各車種のユーザーレビュー・公式スペックなどをもとに独自に作成しています。
1位：トヨタ ライズ（RAIZE）
小型SUVながら高めの着座位置で、視界・取り回し・燃費のバランスが優秀。
全方位モニター装備車もあり、初心者におすすめ。
2位：ホンダ N-BOX
軽自動車トップクラスの室内高と視界の広さ。
フラットな窓面と高いシートポジションで前方・側方ともに見通し良好。
3位：トヨタ ルーミー
背が高く、アイポイントも高めのコンパクトカー。
ボックス型ボディで死角が少なく、運転初心者や高齢者にも人気。
4位：スズキ スペーシア
視界の良さと運転サポート機能が充実した軽ハイトワゴン。
全方位カメラ・衝突軽減ブレーキなども搭載可能。
5位：ホンダ フィット（クロスター）
通常のフィットよりも最低地上高が高めのクロスターは、やや高めの目線と広いフロントガラスで安心感あり。
6位：ダイハツ タント
スーパーハイト系の代表格。大きな窓と低いベルトラインで、周囲の確認がしやすいデザイン。
助手席側ピラーレスも魅力。
7位：マツダ CX-3
コンパクトSUVとしてスタイリッシュかつ高い運転視点を両立。
運転支援も豊富で女性ユーザーにも人気。
8位：日産 ルークス
後席まで明るく見通しの良い室内空間。
全方位モニターと広いガラスエリアが視界をさらに補強。
9位：スバル フォレスター
アイサイト装備で安全性能◎
高めの着座位置と大型ウィンドウで、ロングドライブも快適な視界を確保。
10位：トヨタ シエンタ
小型ミニバンながらアイポイント高めで、小回りが効くのに見晴らしも良い。
ファミリーユースにぴったり。
コンパクトカーで「視界が良く」「座席が高い」おすすめモデル
「アイポイントが高い＝SUVやミニバン」と思われがちですが、実はコンパクトカーでも視界の良いモデルは多く存在します。
特に街中での使い勝手や燃費を重視する方にとっては、小さくて運転しやすい＋視界が広いというのが理想的な条件です。
ここでは、着座位置が高めで、初心者でも安心して運転できる視界重視のコンパクトカーをピックアップしてご紹介します。
トヨタ ライズ
小型SUVでありながら全幅1.7m以下と扱いやすく、高めのアイポイントと四角いボディで見切りが良いのが特徴。狭い道や駐車場でも視界の広さが安心材料になります。
ホンダ フィット クロスター
フィットの派生モデルで、最低地上高が上がり視点が高めに設定されています。
Aピラーが細めで死角が少なく、フロントガラスも大きくて視界良好。女性や高齢者にも人気です。
トヨタ ルーミー
全高1.7m超のトールワゴン系コンパクト。
座面が高く、窓面積が広いため、前後左右ともに視界が抜群。
加えてボンネットも短く、ノーズの見切りがしやすい設計です。
スズキ ソリオ
コンパクトながら5人乗りができる広々空間が魅力。
ドライバーの着座位置も高く、アイポイントが自然と高めに。
リアの視界も広く、バック時の安心感も大きい車種です。
ダイハツ ブーン（またはパッソ）
小柄なボディに対して意外と座面が高く、運転席からの見晴らしも良好。
コンパクトカー初心者にとって、取り回しやすさ＋視界の良さは大きなメリットになります。
「運転が苦手だけど、ミニバンは大きすぎる…」という方には、これらの車種がぴったりです。
用途別で選ぶアイポイント高めの車選びのポイント
「アイポイントが高い車がいい」と言っても、使い方や環境によって最適な車種は異なります。
街乗り中心なのか、長距離ドライブが多いのか、あるいは初心者や高齢者が運転するのか、それぞれのライフスタイルに合わせて選ぶことが、失敗しない車選びのカギです。
ここでは、使用シーン別に“視界の良い車の選び方”とおすすめポイントを解説します。
街乗り・狭い道が多いなら「見切りの良さ」重視
都市部や住宅街など、狭い道・細い交差点が多い環境で使うなら、以下のポイントを重視しましょう。
- フロントノーズが短くて前方の見切りが良いこと
- サイドウィンドウが大きく左右の死角が少ないこと
- 小回りが利く最小回転半径の小ささ
高速道路や長距離移動が多いなら「安定性＋快適性」もチェック
長距離運転をする場合、視界の広さだけでなく、運転時の疲れにくさや走行安定性も重要になります。
- 着座位置が高くても車体剛性がしっかりしていること
- 高速走行時の風切り音やふらつきが少ないこと
- 運転支援機能やクルーズコントロールの有無
運転初心者・高齢ドライバーには「見通し＋サポート機能」が安心
運転に不慣れな方や高齢ドライバーにとっては、広い視界と運転支援機能の両立がポイントです。
- アイポイントが高くて視界全体が見渡しやすい車
- 全方位モニター／パーキングアシスト機能の有無
- 衝突軽減ブレーキや誤発進抑制機能など安全装備の充実
同じ「視界が良い車」でも、用途や使う人によって重視すべきポイントが変わることがわかります。
購入前にチェックしたい視界性能のチェックリスト
「視界の良い車が欲しい！」と思っていても、実際にどこを見て判断すればいいのか分からない…という方も多いのではないでしょうか？
ここでは、ディーラーや試乗の際に確認しておきたい視界性能のチェックポイントをまとめました。見落としがちな死角や快適性の違いにも注目してみてください。
フロント視界（前方の見切り）
- ボンネットの先端が見えるか？（見切りのしやすさ）
- フロントウィンドウの傾斜が緩く、広さがあるか？
- ダッシュボードが高すぎて視界を遮っていないか？
特に街乗りや駐車が多い方は、「ノーズが見えること」＝安心感に直結します。
サイド視界（左右の確認）
- Aピラーの太さや角度はどうか？ 死角を作っていないか？
- サイドウィンドウの下端の高さは？ 肘を置いた時に外が見えるか？
- サイドミラーの位置や見やすさも要チェック
交差点での右左折時や歩行者・自転車の確認に大きく影響します。
リア視界（後方の確認）
- リアウィンドウの大きさと形状は？
- 後部座席のヘッドレストが視界を遮っていないか？
- バックモニターや全方位モニターの有無・画質
特に軽ハイトワゴンやミニバンは後方が見えづらくなる傾向があるため、補助装備の確認が重要です。
アイポイントと着座位置
- 着座位置が高く、自然に視界が広がるか？
- シートの上下調整が可能かどうか？
- ステアリングとメーターの位置関係も確認を
ドライバーの体格や姿勢に合わないと、かえって視界が制限されることもあるので、細かく確認しましょう。
購入後に「思ったより死角が多かった…」と後悔しないためにも、上記のポイントを試乗時にしっかりチェックしておくことをおすすめします。
まとめ
アイポイントが高い車は、視界が広がり、運転中の安心感を得られる点で多くのドライバーに支持されています。
特に近年では、運転初心者や高齢者の安全性向上だけでなく、街中での取り回しや駐車のしやすさを重視する方からも高いニーズがあります。
今回ご紹介した車種は、コンパクトカーから軽自動車、小型SUVまで多岐にわたり、それぞれに「見切りの良さ」や「死角の少なさ」など、視界面での工夫が施されています。
特にライズ、N-BOX、ルーミーなどは、コンパクトでありながら着座位置が高く、取り回しやすさと視界の広さを両立した優れたモデルです。
ただし、視界の良さだけで車を選ぶのではなく、用途や走行環境、運転する人のスキルや体格も考慮した上で選ぶことが大切です。
購入前には必ず実車での視界チェックを行い、自分に合ったアイポイントと安全性を備えた一台を見つけましょう。
運転に安心をもたらす“見やすい車”を手に入れることで、日常の移動がもっと快適で楽しいものになるはずです。
