オートバックスのステアリング交換工賃はいくら?持ち込み・純正ハンドルの費用相場も解説

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オートバックス ステアリング交換工賃 豆知識

車のステアリング(ハンドル)を交換したいけれど、「工賃はいくらかかるの?」「オートバックスに持ち込みで頼めるの?」といった疑問をお持ちではありませんか?

ステアリング交換は、ドレスアップ目的はもちろん、経年劣化や機能不良による修理としても需要が高まっています。

この記事では、オートバックスでのステアリング交換工賃を中心に、持ち込み対応の可否や純正ハンドルの交換費用の相場まで詳しく解説。

費用感をつかんで、損せずステアリング交換をするためのポイントをわかりやすくまとめています。

 

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ステアリング(ハンドル)交換とは? — 作業内容と目的

ステアリング(ハンドル)交換とは、車の運転時に使用するハンドル部分を新しいものに取り替える作業のことです。
交換の目的には大きく分けて「ドレスアップ」「操作性の向上」「劣化・破損による修理」があります。

 

社外ステアリングに交換するメリット

カスタム好きなドライバーの間では、社外品のステアリングに交換することで、見た目を自分好みに変えたり、スポーティな操作感を追求したりすることが人気です。
例えばナルディやモモといったブランド製のステアリングに交換することで、車内の雰囲気が一気に変わります。

さらに、純正ハンドルに比べて径が小さめのものを選ぶことで、ハンドリングのダイレクト感が増すというメリットもあります。

 

純正ステアリングの劣化・修理も対象

一方で、年式の古い車などでは、純正のステアリングが劣化してベタついたり、革がはがれたりすることも少なくありません。
このような場合は、見た目の回復や快適性の向上を目的として、純正またはリビルト品への交換が検討されます。

また、事故や衝突によってステアリングが変形・損傷した場合も、安全のために早急な交換が必要です。

 

オートバックスのステアリング交換工賃はいくら?

カー用品店として全国に店舗を構えるオートバックスでは、ステアリング(ハンドル)の交換作業も受け付けています。
ただし、工賃は車種やステアリングの種類(純正・社外品)、エアバッグの有無によって変動します。

 

一般的な交換工賃の目安

オートバックスでステアリングを交換する場合の工賃は、以下が一般的な目安です。

  • エアバッグなし車両:4,000円〜6,000円前後
  • エアバッグ付き車両:6,000円〜10,000円前後

エアバッグ付きのステアリングでは、安全に取り扱う必要があるため、作業工程が増え、工賃もやや高くなります。

なお、部品代は別途必要です。
純正品に交換する場合は、車種によって1万円〜数万円程度かかることもあります。

 

車種・作業内容による費用の違い

同じステアリング交換でも、国産コンパクトカーと高級輸入車では必要な作業内容が異なります。また、ステアリング周辺にクルーズコントロールやスイッチ類が組み込まれている場合、それらの再設定や配線処理が必要となるため、追加工賃が発生することがあります。

事前に店舗へ問い合わせて見積もりを取ることが、予想外の費用発生を防ぐポイントです。

 

ステアリング交換は持ち込みでも対応できる?

ステアリングを自分でネット購入したり、中古パーツを手に入れたりして「持ち込みで交換してもらいたい」というニーズも増えています。
オートバックスでは、こうした持ち込みパーツの取り付けにも一部店舗で対応していますが、注意点があります。

 

オートバックスの持ち込み対応状況

基本的にオートバックスでは、店舗によって持ち込みパーツの取り付けに対応しているかどうかが異なります。
対応している場合でも、次のような条件が設けられていることが多いです。

  • 事前予約が必須
  • パーツの状態によっては取付不可(破損・欠品があるなど)
  • 社外ステアリングは保安基準適合品に限る
  • エアバッグ対応の有無によって対応可否が変わる

まずは希望する店舗に「ステアリング持ち込み交換が可能か?」を電話などで確認するのが確実です。

 

持ち込み時の注意点(保証・工具対応など)

持ち込みの場合、オートバックス側では以下のような制約が発生することがあります。

  • 作業保証が受けられないことがある(パーツ起因のトラブルは自己責任)
  • 追加工賃がかかるケースがある(純正以外で配線加工が必要な場合など)
  • 必要な取付金具やボスキットが揃っていないと作業不可

とくに、社外ステアリングを取り付ける場合は、車種に適合する「ボスキット(変換アダプター)」が必須です。これがないと作業できないため、事前にすべての部品がそろっているか確認しましょう。

 

ハンドル交換工賃の相場はどれくらい?他店との比較

ステアリング(ハンドル)交換は、オートバックス以外でも対応している店舗が多数あります。
工賃や対応内容には店舗ごとに違いがあるため、自分に合った選択をするためには相場感を知っておくことが大切です。

 

ディーラー・整備工場・専門店との工賃比較

店舗種別 工賃の目安(エアバッグなし) エアバッグ付きの工賃 特徴
オートバックス 4,000〜10,000円 6,000〜12,000円 比較的安価・店舗数が多い
ディーラー 8,000〜15,000円 10,000〜20,000円 純正対応・安心感があるが高め
民間整備工場 5,000〜12,000円 8,000〜15,000円 柔軟な対応が可能な場合が多い
カスタム専門店 10,000円〜 15,000円〜 社外品やレース用も対応・高額なことが多い

ディーラーは安心感がありますが費用はやや高め。
対してオートバックスや整備工場はコストを抑えやすい傾向にあります。

 

工賃以外にかかる追加費用(エアバッグ脱着・パーツ代)

ステアリング交換では、単純な「外して付ける」作業だけでなく、次のような追加作業費用が発生する場合があります。

  • エアバッグ脱着作業費(2,000〜5,000円程度)
  • ボスキット(社外ステアリング用変換アダプター):5,000〜10,000円
  • スイッチ類の移設・再設定(車種により変動)
  • パーツ持ち込み料(1,000〜3,000円程度)

特に最近の車はステアリング周りに電装系のスイッチやセンサーが集中しているため、取り外し・取り付けの手間やリスクが増し、工賃が上がる傾向にあります。

 

ステアリング交換時によくある質問と注意点

ステアリング交換は比較的ポピュラーなカスタムながら、法規制や安全面でも注意すべき点があります。ここではよくある疑問と、事前に知っておきたいポイントをまとめました。

 

エアバッグ付きステアリングは交換できる?

エアバッグ付きステアリングの交換は、対応可能な車種・ステアリング・店舗に限られるため注意が必要です。

多くのカー用品店や整備工場では、「エアバッグの再利用」または「エアバッグ機能を残したままの交換」に限って作業を受け付けています。
一方、エアバッグ機能をなくすようなカスタム(社外ステアリングへの交換)は、保安基準違反になる可能性があります。

公道を走る車両では、エアバッグを取り外す・無効化するような改造は原則NGとされているため、カスタムをする際には「車検対応」かどうかを必ず確認しましょう。

 

保安基準に違反しないためのポイント

ステアリング交換で以下の点を満たしていない場合、車検不適合になることがあります。

  • エアバッグ機能の無効化(エアバッグ警告灯が点灯したまま等)
  • ホーンが正常に作動しない
  • ウインカーリターン機構が動作しない
  • 操作性や視界に悪影響を及ぼす設計のステアリングを装着

これらは安全性に関わる項目のため、特にDIYで交換する場合は十分な知識と注意が必要です。

 

自分で交換する際のリスクと注意点

ステアリングはDIYでも交換可能なパーツですが、以下のようなリスクがあります。

  • エアバッグの誤作動や取り扱いミスによる事故
  • ボスキット未装着によるガタつきや異音
  • センターズレによる直進性の低下
  • 車検非対応パーツ装着によるトラブル

また、最近の車はCAN通信(車両内の電子制御ネットワーク)と連携しているため、ステアリング交換によって警告灯が点灯するケースもあります。

DIYで対応する場合は、車種に合ったパーツの選定や、信頼できる情報をもとに作業することが重要です。不安がある場合は、専門店での作業を選びましょう。

 

まとめ|オートバックスでステアリングを交換する前に知っておきたいこと

ステアリング(ハンドル)の交換は、車の見た目や操作性を大きく変えることができる人気のカスタムです。経年劣化による修理としても需要があり、カーライフの快適性にも直結します。

オートバックスでは、多くの車種でステアリング交換に対応しており、エアバッグ付き車両でも条件を満たせば作業可能です。
工賃の目安は約4,000円〜12,000円程度と比較的手頃で、全国に店舗があることから利便性も高いのが魅力です。

一方で、持ち込み対応の可否や追加費用の発生、有資格者による作業が必要なケースもあるため、事前確認が非常に重要です。
また、エアバッグの有無や保安基準への適合など、安全性や法規制に関わる要素もあるため、自己判断だけで進めるのは避けましょう。

ステアリング交換を検討している方は、まずは信頼できる店舗に相談し、パーツの準備や見積もりをしっかり取ったうえで進めるのが安心です。
快適で安全なカーライフの第一歩として、ぜひ参考にしてください。

 

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