フォグランプってかっこいいですよね!
今の車にはオプションでフォグランプを付けたり、グレードによって最初から付いている車があります。
車を買った後にいろいろ見ていたら、愛車にもフォグランプを付けたくなってきたよって方!
付けられますよ、その気持ちわかりますよ。
フォグランプを付けてくれるお店があるので、ホームページや直電で依頼が出来ます。
そういうことではなくて自分で付けたいと言う事ですか?
では、フォグランプの取り付けの話しをさせてもらいます。
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ledフォグランプは明るい?
まず、フォグランプとはどういう物なのかを簡単に説明します。
ヘッドライトで夜道を走れるのに何でフォグランプってあるのと思った事はないでしょうか?
ヘッドライトだけだと霧や大雨、雪の日には光が乱反射してしまい視界不良になります。
その時の救世主がフォグランプなのです。
霧とは英語でフォグと言います。
視界不良の際、道を安全に走れるように作られたランプなのです。
今ではドレスアップの為に装備するのも多くなったので、眩しいくらいの明るい物まであります。
ledフォグランプ取り付けに必要な工具は
後付けでフォグランプを付けるのに必要な工具7つを紹介します。
超音波カッター
これはバンパーを加工する必要がある時に使用し、硬い物がサクサク切れます。
事前に加工する必要がある物なのかを調べてからお買い求めください。
ニッパー・結束バンド
配線を結束バンドで固定する時に余った部分を切り取ります。
ハサミでもいいですが作業効率と見栄えを優先するのであれば必要です。
その為、結束バンドも準備してください。
電工ペンチ・ギボシ端子セット・ビニールテープ
配線加工で使います。
ギボシ端子は配線の太さにあった物を買って下さい。
絶縁カバーがセットの中に入っている事を確認して下さい。
もしかしたら、フォグランプキットに端子が装備されているかもしれませんが、最初は大体失敗するので予備があるといいです。
1/4ヘックスラチェットセット・クリップ外し
バンパーを外す場合に使用します。
六角レンチ・トルクスソケット
車種やフォグランプキットの内容によりますが、必要になる場合があります。
ビットタイプを買えば1/4のラチェットに付け替えて使えます。
プラスとマイナスドライバー
細かいところを外したり硬くなっている爪を起こすのに使用します。
作業用グローブ
手のひら側がゴムタイプのものであれば作業効率アップですし、何より怪我防止です。
これだけあれば交換作業は出来ますが、全部揃えるとなかなかの金額になりますので事前に説明書を読んで何処を外すのかをシュミレーションしてから必要なものだけを買ってください。
ledフォグランプを後付けで取り付ける方法や手順は
新しいフォグランプを手に入れて、そのパーツがすでにご自分の愛車に取り付けられている事を想像していると思いますが、少し落ち着いてください。
ここからが下準備をしっかりしていないと悪夢を見ることになります。
まず、愛車がオプション装備でフォグランプを取り付けることが出来る車なのかを確認します。
出来る車の場合はバンパーに穴を開けなくても、あらかじめフォグランプが取り付けられるような仕様になっているので、フォグ取り付け用のカバーと交換します。
交換するパーツの形がそもそも違うのであれば、そのカバーを加工すればいいだけです。
オプション装備が元からない車の場合は、バンパーに穴をあけて加工する必要があります。
目立つ場所なので、見栄えをよくしたいのであればこの作業は絶対にミス出来ません。
さらに、オプション装備がないということはバンパー裏側がフォグランプを取り付けるスペースを設けていない場合があるので、その時はステーを使いDIYで取り付けるしかありません。
次に配線取り回しと加工です。
車種によってはフォグランプの裏側まで配線が来ているのもあります。
ライトスイッチにフォグランプのマークがあれば配線が来ている可能性があるので、確認しておきましょう。
取り回しは、配線に負担がかからないようにする事と遊びがないようにする事です。
配線が突っ張った状態だと負荷に耐え切れずに切れてしまいます。
逆に何処にも固定されずに遊んでいる状態になっていると、擦れて切れてしまうからです。
取り回しが終わったら、今度はフォグランプを操作するためのスイッチを車内に入れます。
その方法は車内と車外の間からメインハーネスと言われている束になった配線が有り、その配線と同じ場所からフォグランプの配線を引きます。
しっかりと防水処理をしないと雨の日に車外から水が浸入し中のコンピューターを壊してしまいます。
最悪の場合エンジンがかからなくなる事もあります。
車内に配線を通したら、スイッチの取り付け場所を決めます。
手の届きやすい場所に設置するか、運転席横にあるソケットボックスに設置するのがスマートです。
最後に電源の取り方です。
ここからは電源回路の基礎を知っていないと少し難しい話になります。
フォグランプを点灯させる為の電源はACC電源(アクセサリー)から取ってください。
常時電源から取ってしまうと、万が一配線短絡が起きた時に大電流が流れて火災になる恐れがあるからです。
次にリレーを作動させる為の電源は、ポジションランプの連動線と繋げてください。
これでスモールランプONの状態でのみリレーが作動することになります。
その為、ハーネスはリレー付きでランプの電源線とリレー作動線があるものを選んで下さい。
取り付け方法と手順は以上です。
ledフォグランプ取り付け時の注意点とは
日本の道路は国土交通省の偉い人が決めたルールを守らなければ走行が出来ません。
そのルールの事を保安基準と言います。
不適合の場合は車検に通りません。
フォグランプについてはこんな事を言っています。
・ポジションランプが点灯している時のみ、点灯してもいいですよ。
⇒ つまりフォグランプだけの点灯は認められませんので、ポジションランプが点灯してない時はスイッチをオンにしても点灯しないようにしなければなりません。
・3個以上の点灯は認めません。だから左右に1つずつで2個までです。
・運転手がフォグランプ点灯中だと把握出来るように、車内にランプを点灯させなければなりません。
・フォグランプの色は白か淡黄色です。
⇒ LEDだと色温度が3000k(ケルビン)以下が黄色っぽい色で6500k以上が青っぽい色になりますが、LEDのメーカーによっては同じケルビン数値でも色が違ってくるのであまりギリギリの数値を選ばないほうがいいです。
・明るさは他の交通の妨げになるほどの眩しい明りはダメです。
⇒ 明りの色と強さは、車検の検査員の裁量により判断されるので気を付けてください。
バンパーを加工してフォグランプを付ける場合は、一般的な位置だと照明部の下縁が地上から25㎝以上、車の最外縁から40㎝以内の位置にしなければなりません。
俺は人とは違う位置に付けたいんだ!という方は保安基準第33条をネットで検索してください。
ledフォグランプのおすすめは!
フォグランプアッセンブリーとLEDランプを探すとなると山のようにあり、中にはメーカー不明や検索しても出てこないような謎のメーカーまであります。
謎のメーカーや、安い海外メーカーでは光軸調整がない場合があるので光の向きを動かせません。
最初は信頼のある有名メーカーの物を選ぶといいと思います。
保証もしっかりしていますし、メーカーによっては車種指定の物もありますので、車に合った物を選ぶことが出来ます。
参考までにIPF、PIAA、VELENOなどを見てみるといいと思います。
これであなたもカスタム中級者へ!
フォグランプを自分で取り付けるにしろ業者へ依頼するにしろ、たくさん調べてはじめとは比べものにならないくらいの知識が増えたと思います。
保安基準、電源回路、ライトの基礎知識、取り付けられる部品と付けられない物。
この知識は他のカスタムやドレスアップするうえでも役立ちます。
今後の楽しいカスタム人生に役立ててもらえるのであれば嬉しいです。