今回は、『食糧人類』1巻のネタバレと感想をお届けします。
ちなみに2巻のネタバレは下記の記事にまとめていますので、続きが気なる方はこちらからどうぞ。
目次
「食糧人類」1巻のネタバレ
日常の終わり
年々温暖化の進んだ世界。3月にも関わらず人々は真夏のような格好で外を歩いている。
地上で人間が住める場所は100年前の1000分の1にまで激減していた。
大学進学を控えていた伊江は、友人のカズといつものバスに乗り込む。
――周囲の様子がおかしい。同乗していた人々はみな倒れ、友人も横で口からよだれを垂らしながら気を失っている。
運転手に駆け寄るも、振り向いたその顔にはガスマスクが…。
そこで伊江の視界が歪み、意識が途絶えてしまうのであった――。
それからどれだけ経ったのか、伊江が目を覚ますとそこには信じられない光景が広がっていた。
人々が選別され、まるで家畜を出荷するように捌かれる工場のような場所。
「あー‥‥お前‥‥目ぇ覚めちゃったのか?」
伊江の乗せられたトラックにはたくさんの人が積み込まれている。山のように積まれた人々の上で呆然としている伊江に声がかけられる。
「ココからは絶対に逃げらんねぇからよー。兄ちゃん覚悟ぉ決めといたほうがイイぞ」
「かっ‥かかかっ覚悟ってなんですか!?待ってください」
「あー‥‥お前は‥‥Ⅱ型だな」
ポツリとつぶやかれた言葉。突如伊江の背中に痛みが走る。
まるで鉈のようなもので引きずれられ伊江が落とされたのは深く暗い場所だった。
地獄での出会い
落とされた場所で伊江が目にしたのはまたもや信じられない光景だった。
人々が奇声を上げ、謎の液体を必死に飲んでいる。その体はまるで風船のように丸々と膨れていた。
思わず落とされたところを見上げるも、光は遥か高い場所で脱出は困難であると察せられる。
改めて周囲を見渡すと、なんと先ほどまで一緒にいたカズが液体を飲んでいる姿が――。
声をかけるもカズの様子はどこかおかしい。
「カズ!!何してんだよオイ!!カズ、カズじゃん」
「なんだ‥伊江か‥‥」
「『なんだ』じゃねーよ!!どうなってんだよコレ!!どこだよココ!!」
「そ‥そんなことよりよ‥‥コレ‥飲まねーか?スッゲェうめーよコレ‥ホラぁ」
差し出されたチューブからは甘い匂いがする。蒸し暑く、ひどく喉が渇く状況に伊江は一口だけと手を伸ばす……。
「――飲むな」
「いっ‥‥」
背後から伊江を止めた見ず知らずの少年。少年は続ける。
「アレを飲んだ以上は以前のアイツとは別人と思え。よく見ろ。アレは飲む者の思考を抑制するらしい」
何を言っているのか状況が飲み込めない伊江。少年はそんな伊江を拘束し、通信手段を渡すか、外の情報を話せと脅迫してくる。
このまま死んでしまうのかと思ったその時――。
「ままま‥そうそうイラ立たなくともイイじゃありませんかぁ――まあ我々もココに来て3日と11時間。疲労とイライラがピークに達してるんで勘弁してくださいな」
思考を失った人々の中で、正常な意識を保ったこの二人の正体とは……。
飼育室からの脱出
「私は山引、彼はナツネ。君は?」
伊江を助けた男は山引という男だった。
「こ‥ここはなんですか?一体どこなんですか?」
「‥‥ま、見ての通りだよ。”飼育室”らしい――人間のね」
異常な状況にパニックになる伊江。
壁に走り寄り大声で助けを呼ぶが、そんな伊江をナツネが殴り飛ばす。
「やはりさっき縊り殺せばよかったな。余計なことをしやがって‥」
「――来たっ‥‥」
扉が開くような音に慌てる二人。
「クソ‥‥やっぱり‥‥‥いいか?絶対に振り返るんじゃないぞ」
死にたくなければ謎の液体を飲むフリ、完全に正気を失ったフリで絶対に振り返ってはいけないという。
目の前に現れたのは一本の触覚。背後に何者かの気配を感じるも、言いつけ通りする伊江。
そうしてやり過ごすうちにその『何か』は去っていく。入れ替わりに入ってきた作業員を襲い、作業着を奪う山引とナツネ。
「よーし行きますか。しかしまぁ掃除人が2人来たってのは幸運でしたね。お陰で一着の服を巡って殴り合いにならずにすんだ」
「フン、どうだかな」
伊江を置いて去ろうとする二人。なんとか伊江もついていくことになるが、部屋から出てきた伊江の傍らには正気を失ったカズの姿が――。
生殖種
部屋を脱出した4人は不運なことに別の職員に見つかってしまい、その流れで”生殖種”を見に行くことに。
連れてこられた部屋には檻に閉じ込められた女性たちが……。
女性たちは伊江らの姿に気が付くと箍が外れたように叫びだす。
「ねぇ―――っコッチ来てえええ」
「キャー男ぉぉおおおっ」
とても実年齢には見えないほど老け込んでしまった女性たちは、狂ったように男を求めていた。
ここでは興奮剤を投与し、交尾をさせ、多胎妊娠を差せるための部屋だったのだ――。
「信じられます?一口口にしただけで強い依存症状に陥る、高カロリー輸液なぞ比べ物にならないほどの高カロリーの薬液。ほんのわずかに注射しただけで我を失うほど性欲が劇的に昂進する薬。こんな薬聞いたこともない――ここの施設を運営しているのは単独の企業とか、そんなレベルじゃないかもですねー」
そうつぶやく山引ら3人のもとにペタペタという足音が聞こえる。それは蛆の沸いた赤ん坊を大事そうに抱える女性だった。
「抱いてよ、この子を‥あなたの子なのよ、抱いて」
係員が施錠を忘れたのか、明らかに自我を失った女性はフラフラと三人のもとへ向かってくる。
女性の惨状に戸惑う伊江や山引、一方ナツメは女性のもとへ歩み寄る。
「ありがとう。よく頑張って産んでくれたな」
女性へ微笑みかけ、赤ん坊ごと抱き寄せ口づけをするナツメ。そうしてそのまま女性を抱きつぶしてその命を終わらせてやるのだった。
そんな姿を見た伊江は、ナツメがどんな人物か気になるように――。
絶体絶命のピンチ
「俺は出ない。俺には‥‥やることがある‥‥」
一刻も早く脱出しなければという伊江だが、ナツメには何やら目的があるらしい。
「いや‥でもまずはココを出ないと‥‥」
「なんでですか?」
一方山引も積極的に脱出するつもりはないようだ。
「この施設ねぇ‥‥面白くて素敵なトコだと思いません?」
2人に異様な雰囲気を感じ取る伊江。それならばカズと脱出を目指そうとするが、カズの姿が見当たらない。
「うおおおお伊江ぇえええ」
突如大声で伊江を呼ぶカズ。そこは一面ディスプレイに囲まれた部屋だった。
ディスプレイには中国語に英語、スペイン語など様々な言語が浮かんでいる。
部屋の中には大きな塊がいくつも並んでおり、触れればジワーッと動いているらしい。
そこへ施設の係員が入ってきたため、とっさに隠れた4人は隠れる事に。
職員は怯えたような表情で謎の塊をメンテナンスしているようだ。
――ジリリリリリリリリリ!!!!!!
「うわああっ、か‥か‥‥孵ったぞぉ」
突如鳴り響く警報と共に、一斉に走りだす係員。
逃げ出すも取り残された職員は謎の生物に喰われてしまう。
隠れた4人の運命は――?!
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「食糧人類」1巻の感想
突然の非日常に取り込まれてしまう主人公。
伊江らが攫われた施設の正体とは一体何なのでしょうか……?
なんだかとても大きなものが絡んでいる予感です。
生きるか死ぬかの臨場感がすごくて、読んでいるだけなのにビクビクしちゃいました…!
ラストの伊江達は絶体絶命のピンチでしたがどうなるのか、とても気になるところで終わっちゃいましたね。
まとめ
今回は、漫画『食糧人類』1巻のネタバレと感想をお伝えしました。
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最後までお読みいただきありがとうございました。 (この記事内の価格に関する情報は2019年9月現在のものです。)