2019年6月24日発売の月刊LaLa8月号に掲載
砂漠のハレムの最新話【特別編】『晴れて正妻になったミーシェだけど…?』を読んだのであらすじとネタバレ、それと感想をいち早くお伝えします!
*ネタバレ注意です!
この記事では文字だけでネタバレしています。
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目次
砂漠のハレム前回のあらすじ
ミーシェの働きもあり、アナトリヤとの戦争は回避され、ジャルバラ、アナトリヤ、カタートの三国同盟が成立。
コレルが正妻になると思っていたミーシェは出ていこうとしますが、カルムはミーシェに指輪を贈り、「正妻として生涯を俺と共に過ごせ」と言います。
やがてジャルバラの王となったカルムでしたが、その傍らには正妻となったミーシェの姿がありました。
http://kadokaword.jp/sabakunoharemu41/
砂漠のハレム【特別編】『晴れて正妻になったミーシェだけど…?』のネタバレ
「カルム王、追加のドレスをお持ち致しました。」
「さあ、ミーシェ、婚礼まで時間が無い。早く好みのドレスを選べ。」
「いや多すぎるわ。」
そこにはドレスに埋もれるミーシェの姿が。
先日即位したカルム王の正妻に選ばれたミーシェは、二か月後の婚礼に向けて準備中。
ミーシェが婚礼は戦い、王が選んだ奴がどんなものか値踏みされると、威厳があって隙が無くて強そうに見えるドレスを……と言うと、カルムは適当に笑顔を振りまけといいます。
「それよりも大事なのは、式の後の夫婦生活だろう」
「やっと俺のものになるな、ミーシェ」
「わ、私もカルム王と家族になれるのは嬉しいけど……っ」
そんな甘い時間を過ごそうとしていると、なんとも酷い楽の音が……。ユーゼフ王子の楽で、カルムが威圧的に止めさせますが、問題が発生します。
ジャルバラでは旋律の乱れは凶兆とされ、王子が歌舞に疎いということはありえないと考えられています。そのため、王子の演奏に凶兆が出たと噂になり、王の婚礼を示しているのではと広まってしまいます。
その日もミーシェと夕食を一緒にとらずに政務室に戻るというカルム王。
「噂の件も早急に解決せねばな。」
その言葉を聞いたミーシェは、ただでさえ即位してからずっと忙しいのにと思います。
「……じゃあ、私が一人で動いてもいいかな。噂を消す事ができれば、きっとみんなの不安も薄れるよね。」
「……では、手並み拝見といこう」
カルムの言葉にミーシェは思います。
(婚礼が終わったら、私は王妃の称号を与えられることになる。…だから、これくらいの事はできる様にならなきゃ…!)
凶兆には吉兆をということで厨房で茶柱に細工をします。最初は何人かが茶柱が立って喜んでいたのですが、あまりに多くの人や何本も立つ茶柱に不気味がられてしまいます。
策はまだあると、お付きの人のふくろうのフータを借りてきたミーシェ。幸せの象徴であるフクロウが飛んでいるのを見て婚礼を祝福していると喜んだのも束の間、洗い立ての布が好きなフータが洗濯物に突っ込んでしまい、全て洗いなおす事になってしまいます。
その後もあれこれと策を練りますが、なぜか全て裏目になってしまいます。
――― そんなある日。
部屋に戻ったカルムはそこにミーシェを発見します。
「……これは寝ているのでしょうか……」
お付きの人の言葉にカルムは答えます。
「まさに力尽きたという感じだな。」
カルムの母から花嫁修業を受けたり、いろいろなことが重なり疲れて眠ってしまったようですが、何故自分の部屋にいるのかとカルムは思います。
すると、そこには『手軽に食べられそうな夜食です。毎日お疲れ様』という手紙が添えられた夜食が置かれていました。
「来賓からの返事は?」
「日程変更の了承を得ています。予定通り進めますか?」
「ああ。噂を消すなど生温い。せっかくなら利用せねばな。」
カルムはミーシェを愛おしそうに抱えます。
――― 翌朝。
目を覚ましたミーシェは、いつの間にか自分の部屋に戻っていることを疑問に思っていると、ベッドに置かれた『ジャルバラの歌舞』という本に気が付きます。
その本をめくっていると、慌てた女官が入ってきました。
「残りの婚礼の準備を急いで進めますよ!」
「え?式までまだ一ヶ月もあるよ。」
「開催日を十日後に変更すると、カルム王からお達しがあったのです!」
「は、はぁ――――――~~~!!?」
――― 十日後。
「ミーシェ様……お美しいのにその表情はいただけません…」
花嫁衣裳を着たミーシェは少し怒っています。
促され、カルム王のいる祭壇へと向かいます。
(結局、噂を消す事は出来なかったな……)
そう思っていると、人々の声が……
「……おい、あれ…!」
「なんだあれは…太陽が」
その言葉に、空を見上げるミーシェが見たものは、欠けていく太陽。
(太陽が消えていく!?)
(何これ、どうなってるの)
民たちが騒ぎだし、混乱が広がります。神の怒り、妃が呪われている、そんな言葉が聞こえる中、安全な場所へと移ることを促されるミーシェは民の避難が先と答えます。
混乱の中、誘導には時間がかかると言われたミーシェは、十日前手に取った本の折られていたページに書かれていた文字を思い出します。
『見た者には幸運が訪れる』
『吉兆とされるのが花嫁の舞』
「……では、私が皆を静めます。」
そう言って、ミーシェは心を込めて舞い始めます。
(本当は怖い。こんな私が王妃としてやっていけるのか、不安でたまらない。……だけど、せめて今はみんなの安全を―――…)
「……おい、太陽が戻っていくぞ……!」
そこへカルムが現れ、ミーシェに口づけをします。そして……。
「……美しき花嫁に誓いの口づけだ。皆見たか。この娘が太陽を取り戻した。日の光が差してゆく様は娘が導く我が国の未来を示しているに違いない!」
「太陽に選ばれしこの娘を妃に迎え、生涯愛することをここに誓う」
カルムの言葉に皆ミーシェが太陽を取り戻したと歓喜します。
「お妃様万歳」
「末永くジャルバラをお守り下さい」
「お幸せにー!」
こうして何とか無事に婚礼を終えた二人は本当の夫婦になる―――
「納得いかない」
ミーシェは言います。
「あれは皆既日食だと説明したが?」
「日程変更も本を仕組んだのもカルム王でしょう。―――って何しれっと押し倒してるの」
「周りを思いやれるお前なら行動に移すとしんじていたからな。王妃の卵としては上出来だ。」
額に口づけされ、ミーシェが思うのは。
(……あぁ。たぶん私は一生、この人には敵わないんだろうなぁ。)
「幸せなのに、恥ずかしくて心臓が爆発しそう……」
「……顔を見せろ。言っておくがお前を愛する事にもう歯止めはかけんぞ。」
(これからの夫婦生活。この人が与えてくれる愛情に、私の心臓はもつのだろうか)
「……っ、カルム王」
「何だ」
「……ごめん。緊張して足がつった……」
「まぁ良い。続きは新婚旅行の時だな」
「えっ、どこに行くの?」
「教えん」
ふてくされるカルム王でした。
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砂漠のハレム【特別編】『晴れて正妻になったミーシェだけど…?』の感想
待望の特別編!……以外に早かったな、嬉しいけど!
本編が終わっても、二人のやりとりは健在ですね。凶兆と言われることも、カルムにかかれば逆手にとって自ら吉兆に変えてしまう。頼もしい限りですね。
今回は最大の凶兆が皆既日食でしたが、さすが王族、民たちは知らなくてもカルムは知っていたのですね。恐ろしい(人々にとっては)日食もタイミングを間違えなければ好機でしかないですものね。やはりミーシェの舞で解決ですね。わずかなシーンでも美しいと思えるんですよね。
ついに王妃となったミーシェですが、カルムの言う『王妃の卵としては上出来』ってミーシェにとってすごい褒め言葉ですよね。
最後はミーシェの足がつって、おあずけをくらうカルムです。いつもの二人で笑えますよね!
砂漠のハレム次号予告
今回は最終回のその後を描いた特別編でした。
まとめ
砂漠のハレム【特別編】『晴れて正妻になったミーシェだけど…?』のネタバレあらすじと感想をお届けしました。
やっぱり漫画は実際に絵と一緒に読むと迫力や面白さが違います。
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