2019年1月24日発売の月刊LaLa3月号に掲載
砂漠のハレムの最新話【第39話】『そこは、半年前とは何もかも・・・』を読んだのであらすじとネタバレ、それと感想をいち早くお伝えします!
目次
砂漠のハレム前回のあらすじ
ジャルバラへと進軍するアーレフ王。
その頃ミーシェは城を抜けだそうとしますが、兵たちに見つかってしまいます。みんなを逃がすため、ミーシェは囮になり一人牢に入れられてしまいます。そこへカルム王子が助けに来て二人はついに再開を果たします。
無事脱出に成功したミーシェ達はジャルバラへ・・・
砂漠のハレム【第39話】「そこは、半年前とは何もかも・・・」のネタバレ
数か月前のこと。
カルム王子はカタートの王にメフライル王子への軍事協力をやめるよう進言します。ジャルバラにとってアナトリヤ制圧は悪い話ではないと、それを止めようとするカルム王子に王は聞きます。
「お前がなそうとしていることは何だ?」
「俺の目的はーーー」
ジャルバラへと戻ってきたミーシェとカルム王子。
「ひとまずお帰り、ミーシェ」
「全然喜べないよ」
宮殿は焼け落ち、カルム王子を探す張り紙もあります。お付きの人にカルム王子の身元を隠し、我々も気を付けないとと言われますが、メフライルは東州にいるようなので目立つことをしなければ大丈夫だとカルム王子は言います。
「一年以内に取り戻す」
ミーシェはその言葉通りに約束を守ってくれたから、こうして隣を一緒に歩けるのだと、アナトリヤとの戦を止めるためにしっかり手助けしなきゃと改めて思います。
「これからどうするの?」
そこに騒ぎが起こります。
先日アナトリヤの工兵に地下水路が破壊されたので、南洲に住むアナトリヤ出身者を見せしめに晒すというのです。兵は石を投げるように言い、逆らえば密偵とみなすと言います。
父親を助けようと近づいてきた少女を突き飛ばす様子を見て、飛び出そうとするミーシェを誰かが引き止めます。カルム王子も今出ても何の解決にもならないと引き止めます。
ミーシェを引き留めた男はザハールと言い、旅の者だと言います。
「ザハール殿、宜しければ事の経緯をお聞かせ願えませんか?」
アーレフ王は進軍を止め、南洲に工兵を送り地下水路を止めたのだとザハールは言います。まだ潜んでいるかもしれない密偵をあぶり出すために見せしめにされたのだろうと。カルム王子はメフライル王子の部下が独断で行っているのだろうと言います。
「敵国の者が迫害を受けるのはよくある話。それよりも深刻なのは水不足に陥る事ーーー」
そう言うザハールの言葉に、ミーシェとカルム王子は共に言います。まずは、
「アナトリヤの住民を助けよう」
「アナトリヤの住民を救出しよう」
これにはザハールは驚きます。
「あなた方に何ができるというのだ。相手は敵国の人間だぞ」
「それが何か?」
計画を知ったザハールもカルム王子たちと行動を共にすることとなります。逃走経路を確認するためザハールと西側を探索するミーシェですが、ザハールに見覚えがあるような気がします。
そこで、先ほどの子供が父親を助けようと兵に向かっていく場面に遭遇し、思わず飛び出してしまうミーシェ。逆に怪しまれたところで、カルム王子の助けが。なんとか逃げ出しましたが住民たちへの監視が増えてしまいました。カルム王子は町を巡回する兵の数は減ったし子供も助けることができたと言います。
「だから、そんな表情をするな」
そう言って頬に触れてきたカルム王子の掌が傷ついていることに気が付きます。南洲の民はカルム王子が守ってきたもの。きっと私よりずっと苦しい。ミーシェはカルム王子の手の甲を額に当てます。
「王子とか関係なく、あなたという人間に私は何度も救われてきたよ。」
カルム王子はせっかく慰めるのならとミーシェの目を塞ぎ、手の甲をその唇に押し当てます。動揺するミーシェ・・・。
カルム王子は言います。
「・・・お前の言った通り、特殊な立場だからこそできる事があるな。」
側妻達の避難場所を教わり、ザハールに馬で送ってもらったミーシェは、そこが赤の部族の所だと知ります。
赤の部族、ガルラは問います。
「---で、仕事の依頼か?」
ミーシェは言います。
「あなた達は元々戦闘部族だったよね。派手な仕事をしたくない?」
「来てやったぞ」
ガルラの言葉にカルム王子は微笑んで
「では、作戦を開始する」
ーーー夜。
赤の部族が広場へと押し寄せます。
「目的はただ一つ。拘束された者達を奪還せよ」
ミーシェが助けた人たちを介抱しているとザハールは言います。
「理解できん。敵国の人間の為に何故・・・」
「・・・私もあのひともアナトリヤを敵国だと思っていません。」
「罪のない人達が傷付くなんてあってはいけないと思うから。」
ミーシェの言葉に、ザハールはカルム王子がカタート王に語った言葉を思い出します。
住民全員を回収した後カルム王子の目に何かが止まります。慌てたカルム王子はミーシェの元に駆け付け、口を塞ぎ物陰に隠れます。
「こんばんは」
ザハールに声をかけてきたのはメフライル王子でした。
「こんな所で何をしているのですか?」
砂漠のハレム【第39話】『そこは、半年前とは何もかも・・・』の感想
カルム王子の目的、気になりますね。
元々、民を大切に考えているカルム王子ですし、恐らくは民が笑って暮らせるということではないかと思っています。
そうでないと「えっ!?」ってなってしまいそうです。
そして、さすがアーレフ王。出向いてもらおうと言っていたメフライル王子の策に乗せられているようで乗せられていません。カルム王子もなかなかだと思っていますが、一番の策士家はやはりアーレフ王ですね。
今回登場のザハールですが、ミーシェは気が付いていませんが、カルム王子は最初からその正体がわかっているのは確かでしょう。
そうでなければミーシェと行動を共にさせたりはしないでしょうし、どうみても護衛役として一緒に行動させているとしか思えません。できれば彼に自分たちの思いを理解してほしいのかもしれません。
南洲にいたメフライル王子、ザハールはどう対応するのか、次回も楽しみです。
砂漠のハレム次号予告
ミーシェとカルムは戦争を止められるか・・・!?
フィナーレ目前!
次回の砂漠のハレムを掲載の月刊LaLa4月号発売日は2月23日(土)です!
まとめ
砂漠のハレム【第39話】『そこは、半年前とは何もかも・・・』のネタバレあらすじと感想をお届けしました。
やっぱり漫画は実際に絵と一緒に読むと迫力や面白さが違います。
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