2018年12月27日発売のモーニング第4・5合併号に掲載
コウノドリ【第269話】を読んだのであらすじネタバレと感想をまとめました。
これからネタバレを紹介していきますが、実はコウノドリなどの漫画を無料で読む方法もあります。
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コウノドリ 前回のあらすじ
ウォーキング中に足を痛めていた妊婦は小松が助産指導をしている広谷さんだった
高校時代過酷な練習と体重制限のせいで一年以上無月経だったことがあるという彼女にサクラは「10代のうちに骨量を十分に得られなかった可能性がある」と指摘
体重増加を嫌がる広谷さんにサクラは人生はまだ続くのだからと、赤ちゃんのこと、自身のこれからの体のことを考えてみてほしいとメッセージを伝えるのだった
コウノドリ【269話】のネタバレ
ゴローはジャズ研OBとスタジオで集まっていた
学生時代と違いそれぞれ忙しくなりまめには集まれなくなったけどみんなで音出すと楽しいな…などと話していると、ゴローに「特にゴローは産科だし大変だろー」と話題が振られる
何が?とゴローが疑問を口にすると「何がって…産科は医師の数も少ないしさ」と産科のイメージから大変だろうと話すジャズ研の仲間に「でもやりがいはあるよ」と応えるゴロー
それでも仲間は「やりがいなんて一瞬でなくなったりするしな」と否定的な様子
さらにぶつけられた「産婦人科って医療訴訟も多いだろ」という彼らのイメージが帰り道、ゴローの頭から離れない
ゴローは、バーでサクラと小松と飲みながら2人にその話をした
サクラ:…確かにそういうイメージを持ってる人もいるかもしれないね
小松:やっぱりあの事件のイメージってまだあんのかね~
ゴロー:あの事件?
その事件とは今から10年前、2004年12月に前置胎盤の妊婦が出血多量で死亡したもので、2006年に過失致死罪と異状死を24時間以内に所轄の警察署に届け出さなかったとして1人の医師が逮捕・拘留されたというものだった
ゴロー:え…逮捕って一体何があったんですか?
事件のことを知らなかったゴローは驚いて尋ね、サクラは事件のあらましを詳しく話し出す
死亡した妊婦は1人目を帝王切開で出産しておりさらに2人目も子宮を胎盤にふさがれる前置胎盤…帝王切開以外に方法はなく、帝王切開は36週に行われたがその時点で異状はなく通常通り手術は進められたが問題はその後、胎盤を取り出す胎盤剥離に移った時に起きた
その妊婦は、通常であれば脱落膜に変わった子宮内膜の上に絨毛が根をはるはずの胎盤が直接筋層に根をはってしまうという、1万件に2~3件という医師によっては一生遭遇しないほどの稀な症例である「癒着胎盤」だったのだ
ゴロー:でも1人目が帝王切開だったんなら癒着も考えられたんじゃ…
サクラ:もちろんそれはチェックしたはずだよ。ただ癒着は超音波やMRIでは正診率が低くて実際に開腹して胎盤を剥がしてみないと発見が難しい
そして胎盤剥離を終えた後出血が止まらず、医師は子宮摘出を決意したが摘出後心室頻拍、心臓マッサージなども行ったが救うことはできず、出血性ショックでその妊婦は死亡してしまった…
その経緯を聞き、「僕でさえたまにそんな状況を夢に見ることがあります」とゴローは固い表情でコメントし、サクラや小松は「産科医ならみんなそうだよ…」「うちら(助産師)も一緒だよ」と同意する
結果として2008年にその医師の無罪は確定したが、その事件は全国の医師に衝撃を与え、マスコミも医療ミスとして報道、産科をなくした施設や産科医をやめる医師も少なくなく、研修医を10人前後から2~3人にまで減ったという話もあったという
小松:その後「妊婦のたらい回し」なんて報道も出てきてね~
ゴロー:産科が少なくなって…リスクのある妊婦は診ないって…そりゃあ「たらい回し」が起きてもおかしくないですよ
小松:あたしゃあの時「妊婦・出産が安全なのが当然じゃないんだぞ~」って声を大にして言いたかったよ
サクラ:その産科医は地方の病院で年間200~250の出産をたった1人で診ていたんだよ。過酷な状況だったけど彼の行った処置に落ち度があったと僕には思えないし…その状況は産科医なら誰に起こってもおかしくないケースだったと思う。
でも結果として最悪なコトが起きてしまった…無罪になったとは言っても信頼されていた妊婦さんを救えなかったのは本当に悔しかったと思う
後日、ゴローは午前の診療を終え「外来めっちゃ混んでましたね」と倉崎に話しかけたが、「それはあなたの要領が悪いだけでしょ」と言われてしまう
一人一人にかける時間が長い、もう少し臨機応変に対応しないと外来なんて回せないという指摘に反省しきりのゴローだったが、そこでさらに、最後に診た患者から処方箋が出ていないという
うっかり忘れてたと言うゴローに倉崎からは「少したるんでるんじゃない」と厳しい一言
ゴローは「別にたるんでるわけじゃないんだけどな…」と思いつつ頑張ろうと午後の診察に向かった
午後の患者…現在妊娠7週目の患者である丸山さんにいつも通り診察を進めていくゴローだったが、彼女はとまどった様子子でずっと何か言いたげだ
「では内診をしてみましょうね」というゴローの言葉に彼女は「…え?」と非常に驚いた様子でその後もエコーで心拍が確認できない、流産だろうと伝えるゴローにずっと黙って話を聞いている
しかし「丸山さん大丈夫ですか?」とゴローが尋ねても「大丈夫です」と暗い表情で応えるだけだった
場面は変わり、小松は院内を訪れたある人物に衝撃を受けていた
医療安全管理室 医療安全管理者である磯野エイキチ…彼に呼び止められた院内職員には、事務方だけでは処理しきることのできない1ランク上のクレームが入ったことを意味するのだ
磯野:赤西先生…少しだけお時間よろしいでしょうか?
ゴロー:えっオレ…ですか?
コウノドリ【269話】の感想
ついに新シリーズがスタートしたコウノドリですが、最初のテーマは「医療訴訟」
当時世間をかなり騒がせたある事件も、10年前のことでありゴローにとってはよく知らないもの
しかしそれは産科医がいつ遭遇するかわからないリスクを現した事件であり他人事ではなく、ゴローにもついにピンチが!
ゴローに入った1ランク上のクレームとは一体どんなものなのか?はたしてゴローは大丈夫なのか?
次号まで少し間があいてしまうので次の展開が気になりますね
コウノドリ次号予告
次号、クレームの内容は…。
次回のコウノドリを掲載のモーニング発売日は1月10日(木)です!
まとめ
コウノドリ【第269話】のネタバレあらすじと感想をお届けしました。
やっぱり漫画は実際に絵と一緒に読むと迫力や面白さが違います。
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