2019年9月5日発売の週刊モーニング第40号にコウノドリ第299話『私の責任』が掲載されたのでネタバレと感想をお伝えします。
*ネタバレ注意です!
この記事では文字だけでネタバレしています。
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目次
コウノドリ前回までのあらすじ
介護に疲れきり自分の誕生日も忘れていた森元さんは、コノハちやんが生まれた時のことを新井に話し出す。
生まれてからしばらく心臓が止まっていたが、医師達の懸命な努力で心臓が再び動き出したコノハちゃん。
しかし低酸素脳症のため自力で呼吸ができない、これからも話をすることはできないだろうという説明を受け、泣きくらしたけれど、こんな風に生んじゃったのは自分なんだからと責任を感じる森元さん。
家族に任せられる時は少しでも休むよう言われても自分でできると森元さんは言う。家族とはうまくいっておらずお世話はすべて森元さんがしていたのだ。
1か月後、ランニング中に一人でいる森元さんを見つけた新井はコノハちゃんはどうしていたかと声をかける。
しかし返ってきた答えは「これから自首します」というものだった。
コウノドリ【299話】『私の責任』のネタバレ
自首します
森元さんが「これから自首します」と新井に告げた前の晩、夜遅く森元さんの夫は帰宅して「ただいま」と声をかけるが返事はなかった。
中に入ると呼吸器が外れ、亡くなっているコノハちゃんがいたのだった。
この子たちのパパとママを医療者にしてはいけないんです
コノハちゃんの亡くなった事件はニュースでも報道され、ペルソナでもみんながそれを眺めていた。
「母親が介護に疲れて殺してしまったんですかね?」
「その可能性が高いわね」
「なんだかぼくら(産科医)に関係ない話でもないし」
「胸が痛いね」
「重い脳性麻痺の介護は24時間終わりがないから」
「母親が心身ともに疲弊していたなら十分に考えられるだろうな」
「もしも家族の協力がなかったなら、母親には介護の負担が重くのしかかっていたでしょうから」
限度を超えて親が孤立すれば、子供への虐待は障害があるないに関わらず誰にも起こりうることだ。しかし医療的ケアを必要とするケースではそこに至ることが多いと感じている、とサクラに話す今橋。
「24時間医療ケアが必要な子の両親はゆっくり眠る時間がないですから」
睡眠不足になるとどんな人間でも魔が差すし壊れていく。
「我々は医療者です」
NICUに入院する子供たちには効果が少しでもありそうなら良かれと思う治療をどんどんやっていく。
しかしNICUを卒業した子供は帰ってくることはできない。在宅医療では効果がはっきりしない治療は続けてはいけない。
両親にNICUの医師や看護師の行う医療を求めてしまえば、子供から両親を奪うことになりかねない…と今橋。
「この子たちのパパとママを…医療者にしてはいけないんです」
森元さんの告白
森元さんは新井と並んでベンチに座り、「昨日の夕方主人から電話があったんです。離婚したいから話があるって…」と話し始めた。
夫はこの1年ほとんど家に帰らず実家に帰らず生活していたから、ついにきたかって感じしかなかったのだと言う森元さん。
「…主人もコノハがNICUにいた時はとても協力的で、私と二人で絶対にコノハをお家に連れて帰ろうって言ってたんです」
医療ケアを夫婦で練習し、一年間お世話になったNICUを卒業した時は嬉しかった、でもそれは始まりだったのだ。
夫には仕事もあり、自分自身も普通の子を連れた母親を見ては何で自分だけ…と思ってしまい外出がおっくうになっていった。
次第に夫の行う医療ケアのやり方に腹が立つようになった。そして夫婦喧嘩が絶えなくなり夫は実家から帰ってこなくなったのだという。
「でもリアルに「離婚」って言葉を聞くと急に力がぬけちゃって…」
「コノハのたんの吸引をしながら思ったんです。この子はずーっと私が守ってあげなきゃ死んじゃうんだなって。私のコトは誰も守ってくれないのにって…気がついたらコノハの人工呼吸器を外して家を飛び出してたんです」
「何時間もただ歩き回って…電車に飛び込んで私も死のうって決めました。でも死ねかなった…何か…すごくホッとしちゃって」
あなたのせいじゃない!
警察署の前まで来て、「最後に新井先生にたくさん話を聞いてもらえて、気持ちが少しだけ楽になりました。ありがとうございました」と礼を言う森元さん。
「…こうなってしまったのは全部自分の責任なんです。コノハが障害を持って生まれてしまったことも、コノハを…殺したことも」
「…そうですね。コノハちゃんが亡くなったのはあなたの責任かもしれない」
「………」
「だけどね森元さん…コノハちゃんが障害を持って生まれたのはあなたのせいじゃない」
その言葉に森元さんはこらえきれない様子で涙を浮かべながら微笑み、おじぎをして警察署に入って行ったのだった。
そんな森元さんを見て新井も「私には…なんにもできないよ…」と泣くのだった。
白川先生との再会
「私…森元さんがホッとしたっていうの、何かわかる気がします。在宅医療をされているママさんの中には「この子がいなければ」って本心では思ってる人もいますから」
「…でも、それを人に伝えられる人はまだいいのよ」
森元さんについて話しながら新井たちが歩いていると、歩きタバコをしている人に「おっさん 今時歩きタバコなんて非常識っしょ。子供が火傷したらどーすんのよ!」と注意している青年を見かけた。
彼はこちらに気づくと笑顔で声をかける。
「あっれ~新井先生じゃないっすか!」
「白川…先生?」
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以上、コウノドリ【第299話】『私の責任』のネタバレを紹介しましたが、やっぱり絵を見ないと森元さんの表情から伝わる思いが伝わりきれません。文字だけでなく絵を見ながら読みたくなったのではないでしょうか?
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コウノドリ【第299話】『私の責任』の感想
「これから自首します」という衝撃の告白で終わった前回。
今回の話ではそこに至るまでの話が夫婦の過去の話とともに森元さん自身の口から語られていきます。
奇跡的に助かったコノハちゃんに夫も協力しながらNICUを卒業したけれど、それは始まりだったという言葉はとてもリアルです。これから先も人工呼吸器や医療的ケアが必要で話せるようにはならないコノハちゃん。
他の親子を見た時の複雑な思いや夫婦でのすれ違いなど、静かに淡々と語られていたのが印象的でした。特に「ホッとしちゃって」と言うシーンの表情がなんとも言えません。
すべて自分の責任と言う森元さんに「コノハちゃんが障害を持って生まれたのはあなたのせいじゃない」と叫ぶように声をかける新井先生も印象的でした。
これから先、森元さんは自首をして大変な日々が待っているでしょうが、この言葉に確かに救われたんじゃないかなというのがその後の表情から伝わってきます。
そしてコノハちゃんの話を他人事じゃないとニュースとして聞くペルソナの医師達の姿や、この子たちのパパとママを医療者にしてはいけないんですと言う今橋先生の言葉も心に残りました。
最後に白川先生が再び登場しましたが、新井先生と白川先生の再会がこれからどう関わっていくのか気になりますね!
コウノドリ次号予告
次号、新たな決意!
次回コウノドリ掲載のモーニング第41号は9月12日発売日予定です。
まとめ
コウノドリ【第299話】『私の責任』のネタバレと感想をお届けしました。
文字でネタバレをお伝えしてきたのですが、やっぱり実際にセリフや説明だけでは伝わりきらない表情の変化のわかる絵と一緒にコウノドリを楽しみたくなったのではないでしょうか?
今回、前回の衝撃の告白に続き森元さんがコノハちゃんを殺してしまうまでのことを話していく時の表情が印象的でした・・・特に「ホッとしちゃって」と語る森元さんの表情から伝わる複雑な感情は絵を見ないと伝わりきれないので、ぜひ見てほしいです!
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