2019年9月5日発売の週刊モーニング第40号に鬼灯の冷徹の第264話『名前は言霊』が掲載されましたのでネタバレと感想をお伝えします。
*ネタバレ注意です!
この記事では文字だけでネタバレしています。
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目次
鬼灯の冷徹 前回までのあらすじ
漢はモテないと思っていた禊萩に彼女がいると知り、何かプレゼントしたいから何が嬉しいか教えてほしいと閻魔庁で鬼灯たちに相談する。
お香さんの提案でプレゼントは花に決まり、衆合地獄に勤めている丑寅の娘弟切乾が花を届けてくれた。
しかし実は彼女が禊萩の相手だったのだ。
「プレゼントどころじゃない!祭りだ!!」と漢は大喜びで興奮するのだった。
https://kadokaword.jp/hoozukinoreitetu-263/
鬼灯の冷徹264話『名前は言霊』のネタバレ
ヨモギ餅を作ろう
食堂でお香さんが天国で採ってきたヨモギでお餅を作り、芥子が手伝っていた。
その様子を見た茄子と唐瓜は「おっ兎の餅つきだ」と笑う。
「トリカブトとかは混ざってないですよね」と匂いをかぐ芥子。トリカブトの若葉はニリンソウやヨモギと似ているのだ。
それを聞いた茄子は蓬(ヨモギ)と鳥頭(=トリカブトのこと)の二人の顔を思い浮かべ「ははあ…」と納得するのだった。
烏頭と蓬
ギリシャ神話のケルベロスは地下に住む地獄の番犬だが、地上に出た時 太陽にびっくりしてたらしたヨダレがトリカブトになったと言われている。
ケルベロスはテュポーンとエキドナというヤバイ怪物同士の間に生まれた怪物の申し子で、そんな怪物から生まれたとされるのがトリカブトだ。いかに昔から有毒植物の代表格だったかがわかる。
「そしてトリカブトの根を干したものを烏頭といいます」という鬼灯の解説に、「烏頭さんってヨダレだったのか」「おっすヨダレ」と本人に言う茄子。
それを聞いた烏頭は「烏頭は薬なんだぞ。それに鬼灯だって有毒だぞ」と反論。
「そうですよ、毒は薬にもなります」
「その点、蓬はえらいよな。美味いし無害だ」とニヤニヤ笑う蓬だったが、「ヨモギはアレルゲンになることもあります」と鬼灯が言うと「ほれ見ろへーん!!!世の中な、完全な善なんてのはねーんだよ!」と烏頭は指を指して笑うのだった。
みんなの名前は?
二人のやりとりを聞いて「お香はどうかしら…香りがいいものもある反面、嗅ぐと別世界へ逝くよくないものも」と考え出すお香さん。
「俺たちはこれだな」「おふくろ同士が合わせたんだな多分」と茄子と唐瓜はお盆の茄子とキュウリを思い浮かべる。
「俺はね、白いよ!」とシロ。
「名は体を表すっていいますね。私の芥子(からし)も芥子味噌の芥子です。ピリッと辛い私」と芥子も言う。
「芥子(けし)とも読むよな」と茄子。「観賞用のオニゲシは鬼芥子と書きます」という鬼灯に「まさに」とコメントする。
「よく辛子と間違われます」という芥子に「それを言うならホオズキを酸漿と書くと急に理科感がハンパない。「鬼灯」にしてよかったと我ながら思います」と鬼灯。
「見方を変えると我々は呼び名に合うよう自分を寄せているとも考えられます」
名前は言霊
そこにやってきた座敷童子を見て「座敷に出る童子(こども)だ」「そーいやまんまだな」と話す蓬と烏頭。
「一子・二子っていうのもわかりやすいよな」という蓬に対して、なんとなく名前から一子の方が双子の上なのか?と尋ねる烏頭。
単に片方が先にしゃべることが多いからつけた名前だと話す鬼灯。
「実際はどうなんですかね?」と本人たちに聞いてもよくわからないようだ。
「実は本名というものがあるのかもしれませんが、それは本人達も忘れてるのかもしれませんね。」
本名=正体とする文化は各国にある。本名を知られる=操られる、呪われる という概念があるのだ。
「名前は言霊というわけです」
鬼灯は呪いの藁人形や子どもの名付け、西遊記の金角銀角が使う瓢箪の例などを出して「我々が潜在的に自分の名前を自分そのものだと思っているということです」と話す。
「これはアイデンティティであり呪いであるといえますね」
それを聞いて「じゃあ俺のシロってわかりやすぎてマズイかなあ!?」と心配し始めるが、鬼灯はわかりやすいのはいいことですとフォロー。
地獄の名前や亡者の名前もわかりづらいものは苦労するのだという。
団子?餅?言霊による思い込み
そこにお香さんが完成した草餅を持ってくる。
「ヨモギの立場からすると「草餅」って雑だよな」と言う蓬に、「いいじゃねえか。トリカブトの別名なんか附子(ぶす)だぞ」と言う烏頭。
「蓬」の字には草が生い茂るという意味があるから、草の代表ということだとフォローする鬼灯。
皆が草餅を食べるのを見て何かを考えていた芥子だが、「これってお餅じゃなくてお団子じゃないですか?」
粉から作るのは団子で蒸した米から作るのが餅。今食べているのは粉から作ったから草団子だ。
芥子の言葉に「団子だ!!」とはっと気づく皆。兎の餅つきのイメージから芥子を見て餅と思ってしまっていたのだ。
そのやりとりを聞いていた芥子は、月見団子の横で餅つきをする兎のイラストの謎がずっと気になっていたのだという。
「あの月見団子と兎のついてる餅は別物なんですかね?これも言霊による思い込みですかね?」
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以上、鬼灯の冷徹【第264話】『名前は言霊』のネタバレを紹介しましたが、やっぱり鬼灯の冷徹の素敵な絵で実際のやりとりを見ながら読みたくなったのではないでしょうか?
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鬼灯の冷徹264話『名前は言霊』の感想
今回はお餅を作り始める始まりから、ずいぶん話が広がりました。
蓬と烏頭のかけあいは相変わらずですが、ヨモギとトリカブト(=烏頭)の若葉が似ているというのは面白いですね。
名は体を表すなんてよく聞きますが、名前の方に自分を寄せていっている、名前=自分そのものだと思っている という考え方は面白いです。
まさに「名前は言霊」というわけです。
各国に本名=正体とする文化があるという話も面白いですね。ただ名前の意味で終わらないでコミカルなやりとりを入れながらサラッとこういう知識が出てくるのは鬼灯の冷徹の魅力ですね。
最後の十五夜の餅つきをする兎と月見団子というイラストへの疑問も目からウロコです。よく見るものなのに考えたこともありませんでした。
そして今回の話では前半のお餅作りをスタートするシーンでかなりはっきり粉から作っているコマがあるんですよね。読んでからそういえば…とハッとしました。
鬼灯の冷徹は毎回どんなストーリーになるのか予想できないので、次回も楽しみですね!
鬼灯の冷徹次号予告
次回鬼灯の冷徹掲載のモーニング第42号は9月19日発売日予定です。
まとめ
鬼灯の冷徹 最新話【第264話】『名前は言霊』のネタバレと感想をお届けしました。
文字でネタバレをお伝えしてきたのですが、やっぱり実際の絵と一緒に鬼灯の冷徹のテンポのよいツッコミや個性的なキャラクター達のかけあいを楽しみたくなったのではないでしょうか?
特に、今回はよくあるお月見イラストの謎に芥子から指摘されるシーンが目からウロコなので・・・ぜひ絵で見て確かに!と楽しんで欲しいです!
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