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ゴールデンカムイの最新話【第183話】『狼に追いつく』を読んだのであらすじとネタバレ、それと感想をいち早くお伝えします。
これからネタバレを紹介していきますが、実はゴールデンカムイなどの漫画を無料で読む方法もあります。
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ゴールデンカムイ前回あらすじ
脱獄したソフィアから自分の知らないウイルクの話を聞いたアシリパ
ソフィアはウイルクが言葉や信じている神様を、生まれてくる子供たちのためにも戦って守ろうとしていたこと、そして樺太・北海道を含めた極東連邦国家を作ろうとしていたことを語る
一方、ソフィアが脱獄した亜港監獄には杉元たちが辿り着いていた
監獄でトラに出くわした一向はトラに向かって銃を撃つ
黒色火薬の音を聞きつけた尾形は振り返り呟く
「まさかな…」
ゴールデンカムイ【183話】のネタバレ
アシリパはウイルクと狩りをしていた時のことを思い出していた
アシリパ:小熊も斃(たお)すの? コタンにつれて帰れない?
ウイルク:育てるにはもう大き過ぎる 残酷だと思うか?アシリパ
ウイルク:あの親子は私たちの血と肉になって私たちの生命に置き換わる
ウイルク:小熊でも貴重な食料だ 残酷だからと迷えば… 私たちは飢えてしまう
ウイルク:間違った情けや優しさは弱さにもなるんだ 弱いものは負けて喰われる
過去を思い出して少し寂しそうな表情のアシリパ
キロランケ:見ろアシリパ!!
流氷を渡っていたのはオオカミたちだった
アシリパ:オオカミだ…
尾形:こっちに来るか?
キロランケ:大丈夫だろう トナカイを追っていたのはあいつらかな?
ソフィア:ウイルクはオオカミが好きだったわ 「純粋で美しい」と…
ソフィアは過去を思い出しながら語る
ソフィア:こんなウイルクの話がある…
「ある夜…私たちは秘密警察に追われ森へ逃げ込んだわ」
「仲間の一人が重症で一歩も動けなくなったの」
「重症の仲間は意識を失い私たちは足止めになった」
「追っ手が近くまで迫りうめき声が届きそうになったとき…」
ウイルクが重症の仲間の喉元をナイフで掻っ切る
ソフィアたちはその様子に驚きを隠せない
「いずれにしても仲間は助かりそうもなかったし」
「私たちはかろうじて見つからずにやり過ごせた」
「もし私ならぐるぐる迷い悩み抜いた末に同じ決断にたどり着いたかもしれない」
「でもウイルクはその答えまでに最短経路で動ける人だった」
キロランケ:……俺もそんなウイルクを心から信頼して 愛していたよ
ソフィア:ウイルクの名前の由来を知ってる?
キロランケ:さあ…そういや聞いたこと無いな アシリパは知ってるか?
アシリパ:由来?昔アチャから聞いたことがあるような… なんだっけ…
ソフィアは語る
「あんな彼を作った大きなきっかけとなる出来事があるのよ」
「ウイルクにまだ名前がつけられてなかった頃…」
「村の近くの森に弱ったオオカミを見つけた」
「森へ毎日様子を見に行ったそうよ」
「しばらくするとオオカミは遠吠えをするようになり」
「遠吠えが彼に応える」
「彼はきっと群れに戻りたいのだ」
「一匹狼になったのも彼に何か病気など欠陥があったのだと分かったそうよ」
「やがて群れが」
「彼を迎えに来た……」
「しかし群れは彼を殺した」
「群れの中では役目がないと判断したのだ」
「狼の群れはそれぞれに役割分担があり」
「誰かが足を引っ張れば群れは飢えたり他の群れに敗北する」
「狼は合理的で自分たちが生き残るために余分な優しさが削ぎ落とされている」
「無駄のない機能的な美しさを狼たちの生き様に感じた」
「あんな生き物になりたくて」
「屍から剥いだ毛皮をかぶって走り回った」
「ポーランド人の父親がその様子を見て…彼の名前が決まったそうよ」
ソフィア:ウイルク
キロランケ:ウイルクはポーランド語で「オオカミ」という意味だそうだ
ソフィアの話を聞いたアシリパがウイルクと過ごしていた過去のことを思い出す
アシリパ:お母さんのお話して…
ウイルク:またか?
ウイルク:おまえにそっくりなピリカメノコ(美しい女)だったよ
ウイルク:小樽(おたる)で出会ったんだ 私の知らないことを全て教えてくれた
ウイルク:北海道のアイヌの言葉も信じていることも全て
ウイルク:そして 今から教えることを 決して忘れるな……
ウイルク:ウイルクという名前がどうやってついたのかお前の母親に話したことがある
ウイルク:そしたら彼女は私にアイヌ語で名前をつけてくれた
ウイルク:ホロケウオシコニ
アシリパ:ホロケウオシコニ?
ウイルク:「オオカミに追いつく」という意味だ
ウイルク:オオカミのようになりたかったから
ウイルク:この名前を知っているのは 名づけてくれたオマエの母親と私だけだ… 誰にも教えてはいけないよ
アシリパは刺青人皮を見た時のことを思い出す
アシリパ:おい杉元これはなんて読む?
杉元:「ウ」だよ 「迂回する」とか…
杉元:そしてそのすべてが身体の正中線で途切れている
アシリパ:……あッ!!
ゴールデンカムイ【183話】の感想
ウイルクのアイヌ語の名が明かされました。
ウイルクという名前も、ホロケウオシコニという名前もどちらもオオカミが関わっていたのですね。
ウイルクの生き様に相応しい由来です。
そしてウイルクのことを思い出して、「何か」に気が付いたアシリパ!
尾形がアシリパが「何か」に気付いたのを勘付いたのかチラリとアシリパの方を見ています。
アシリパが何に気が付いたのかはぜひヤングジャンプを見て確かめてください。
ゴールデンカムイ次号予告
気付いた。そして、気付いてしまった。
次号、知らなかった頃には、もう戻れない…。
次回のゴールデンカムイ【第184話】掲載の週間少年ヤングジャンプ発売日は12月20日(木)です!
まとめ
ゴールデンカムイ【第183話】狼に追いつくのネタバレあらすじと感想をお届けしました。
やっぱり漫画は実際に絵と一緒に読むと迫力や面白さが違います。
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