2019年1月24日発売の週刊ヤングジャンプ8号に掲載
銀河英雄伝説の最新話【第127話】『ヤン・ウェンリー大将 惑星シャンプール市街戦』を読んだのであらすじとネタバレ、それと感想をいち早くお伝えします。
目次
前回銀河英雄伝説あらすじ
救国軍事会議に拘束されたビュコックはグリーンヒル大将と対峙していた。
グリーンヒルの行動は軽率だと非難するビュコックにグリーンヒルは長い間参謀として軍ので政治家の保身のための戦争や無能な軍上層部、それを支持する民衆と、そのために戦地で散る兵士たちを見てきたことを語る。
しかしビュコックは彼らの仲間にはならないとはっきりと言い、言論を統制する救国軍事会議のやり方は最初から腐りきっていると非難し両者の主張は平行線で終わったのだった。
その頃ヤンは惑星シャンプールの前におり、ついに攻撃を開始するのだった。
銀河英雄伝説【127話】『ヤン・ウェンリー大将 惑星シャンプール市街戦』のネタバレ
「宇宙での戦争が主流となったいま、市街戦はめったに起こらないが」と前置きした上でシェーンコップは訓練の中でユリアンに市街戦について教えてくれた。
艦隊で惑星を包囲し、さらに街を包囲しその地を孤立させる。そして降伏勧告を出し拒否されれば、その時が市街戦の始まりとなる。
そして今、その流れに従って惑星シャンプールにローゼンリッター連隊が降り立った。その軍旗を見て兵たちは怖じ気づく。クーデター部隊の兵たちはすべてがクーデターに賛成しているのではなく、上からの命令に従い流れのままに参加している者も多かったのだ。
それでも生き残りたければ戦うしかない…と覚悟する兵たちだったが、その時対峙していたローゼンリッター連隊からシェーンコップが単身で前に進み出た。例に倣い降伏勧告を行うためだった。
その映像はクーデター部隊の本拠地にもとどいており、指揮官であるマロン大佐はシェーンコップの目の前の座標へと通信を開いた。
彼が指揮官だと知ったシェーンコップは「市街戦は民間人の命と財産を奪う下策中の下策だ」と降伏勧告を受け入れるよう告げたが、その勧告ははねのけられてしまう。
マロン:この国で吾々に敵対する軍事力はヤン艦隊のみだ。つまり吾々がここでヤン艦隊を食い止め続けるかぎり軍事政権は永続するだろう。戦いのためすでに民間人は中央都市から避難させている。
シェーンコップ:いくら避難しろと言われても残ってる奴は必ずいる。人間ってのはそういうものだ。
マロン:少々の犠牲は覚悟の上よ!理想を失い腐敗の極に達した衆愚政治を吾々の手で浄化するために!これは正義の戦いであり国家の再建に避けては通れない関門なのだ!!
その言葉を聞いたシェーンコップはヤンへ「案の定降伏はしないそうです。」とつげ、そこからヤン艦隊による攻撃が開始された。まずヤン艦隊は砲撃により市街外周陣地を消滅させ、そこからローゼンリッター連隊が中央都市の制圧を開始した。
敵の数は多くて5000人、少なくとも3000人規模の兵力と予想され、対するローゼンリッター連隊は2000人弱。数の上ではこちらが不利だが、ヤンは「だがやってくれるさ。」とローゼンリッター連隊を信用し、妨害電波発生装置を起動させ次の段階へと移った。
これによりあらゆる無人機・通信は使用不可となりシャンプールの中央都市は孤立状態となった。戦いはローゼンリッター連隊による市街戦に委ねられたのだ。
指揮をとるのはイゼルローン要塞防御指揮官となったシェーンコップに代わり現在のローゼンリッター隊長となったリンツだ。
焦らずじっくりと市街戦を進めようとするリンツだったが、シェーンコップは「ちんたらやってたら街へのダメージがでかすぎるぜ」と敵陣へと自ら乗り込んだ。
シェーンコップ:3日で終わらせるぞ。
シェーンコップは返り血をあびながら不敵な笑みを浮かべるのだった。
銀河英雄伝説【127話】ヤン・ウェンリー大将 惑星シャンプール市街戦の感想
降伏勧告は受け入れられず、いよいよ本格的に戦いが始まりましたね。
たとえ数の上で不利だとしても不敵な笑みで敵陣へと乗り込んでいくシェーンコップはかなりの格好よさです。
市街戦とはどんなものなのかがわかりやすく描かれているので読んでいてわくわくします。ここからの戦いがどのように進められていくのか、次回も楽しみです。
銀河英雄伝説次号予告
次号、シェーンコップの本領発揮!
次回の銀河英雄伝説を掲載の週刊ヤングジャンプ発売日は1月31日(木)です!
まとめ
【第127話】『ヤン・ウェンリー大将 惑星シャンプール市街戦』のネタバレあらすじと感想をお届けしました。
やっぱり漫画は実際に絵と一緒に読むと迫力や面白さが違います。
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