2019年1月16日発売のモーニング第7号に掲載
GIANT KILLING【第504話】を読んだのであらすじネタバレと感想をまとめました。
目次
GIANT KILLING 前回のあらすじ
岩渕と交代で窪田が投入され、エース花森は1トップをまかされることになる。この初めてのフォーメーションに日本ベンチも戸惑いを感じていた。しかし、そこにはブランのフットボールに対する考え方が示されていた。
花森から窪田へパスがつながり、日本の反撃が始まった。
GIANT KILLING【第504話】のネタバレ
花森からのヒールパスを受け、フリーで駆け上がる窪田。
そのプレーにブランは「よぉーし!!そうだ」と称賛を送る。観戦する記者や後藤たちも息の合ったプレーに驚きを隠せない。
窪田がパスを出す。
それをトップスピードで受ける椿。観戦する有里やゴロー親子、校長は椿の見せ場を期待する。
駆け上がる椿は「今度こそ…必ずチャンスをゴールに結びつける!!」と気合い充分だ。
椿のプレーに焦ったUAEディ フェンダーは手をつかみ止めようとする。
椿のフォローに入ろうと声をかける窪田。ベンチから畑も「腕ひっぱとるやろが」とヤジを飛ばす。
倒れ混みそうになる椿。その時達海の言葉を思い出す。達海は(アジアカップはこの国のリーグみたいにお行儀良く笛を吹いてもらえるとは限らないぜ)と椿に世界と戦う心構えを伝えていた。
その言葉に背中を押されるように椿は決意を新たにする。
「自分のプレーで試合を変えられる選手…そうゆうものに俺はなるんだろ…!!」
倒れることなく力強く相手と競り合う姿を見せる。
窪田が駆け上がり椿にパスを求める。
窪田の動きに気付き、相手ディフェンダーの意識が窪田に向けられる。
椿は倒れ混みながらパスを出す。
右のアウトサイドで出されたパスは窪田とは逆のサイドへのパスだった。
そのパスの行方をマチューとイスマイールが見つめる。
パスがディフェンスを振り切った花森に通る!
キーパーと1対1。
このチャンスに城西たち、ブランは花森へ「頼む」「決めろハナモリー!!」と声援を送る。
花森がしっかりとゴールを見据える。
右足を振り抜く!そのボールはキーパーが届かない右端に力強く打ち込まれた!
日本とUAEのサポーター、藤澤記者だけでなく窪田も椿もボールがネットに吸い込まれたシーンに一瞬、息をのむ。
このゴールに日本サポーターは大声援を送る!遂にニッポンが同点に追い付いたのだ。
テレビの前のETUのメンバー、ベンチもゴールに沸く。
リスタートのためボールを拾う窪田は椿が両手を上げて喜んでいることに気付く。
笑顔で駆け寄る窪田。二人はハイタッチを交わし、互いのプレーを誉め会う。そしてゴールを決めた花森の元へ駆け寄っていく。
この3人の活躍を実況も「チームの苦しい状況を救ったのは…2人の若武者とそしてやはりこの人…日本のエース花森圭悟ー!!」と称賛する。
ブランもこのゴールを褒め「この勢いのまま一気にいくよ!!」と選手に檄を飛ばす。
そして給水をする花森を見つめ1トップの仕事とゴールを決めたエースの働きを心のなかで褒めるのだった。
記者たちもこのゴールに安堵していた。
そして星野のPKストップと窪田の投入、0トップへの布陣変更が日本の流れを引き寄せたと分析した。
別の記者もそれに同意しながら、先程の3人、椿、窪田、花森のプレーに驚いていた。まるで背中に目がついているか
のようにパスが繋がったと。
藤澤記者はアジアカップに本来なら久しぶりに花森と持田が並び立つはずだったと考えていた。しかし持田はいない。
しかし、メンバー発表の時に椿と窪田を紹介する前のブランの言葉、持田の役割を複数でなら埋められるかもしれないと言う言葉を思い返していた。その言葉のように椿と窪田が持田の穴を感じさせない役割をしているのだ。
そしてブランがワクワクすると言った「ボールをつなぐことでどんどん仲良くなって言ったところ」という言葉がこのプレーなのだと確信した。
ブランジャパンはチーム結成から1年半がたち、アジアカップの真剣勝負を通してブランの考える理想に近づいているのだ。
ブランがマチューの動きを気づく。
それはチームを落ち着かせるもの。
自分たちのプランに変更はない。この時間までリードを許さなければよいと考えていたのだ。だから同点になったことは問題ではないのだとマチューは自分のプランを信じている。
そして時計が進むほど自分たちのチャンスが増え、そこで突き放す。延長戦も構わない。日本のスタミナを削り自分たちのペースに引きずり込むのだ!!と。
マチューのプランをしっかりと守るUAEの選手たちはゆっくりとボールを回す。
日本ベンチの選手たちは追い付かれたのに攻めてこないその姿に苛立ちを感じている。
花森と窪田が前線からボールを追う!
頑張って前から追っていこうと声援を送るベンチの選手たち。
ボールを追う窪田はせっかく掴んだいい流れを手放したくないと必死に前からプレッシャーをかける。
しかしディフェンダーは冷静にキーパーにバックパス。
ボールを奪うことができず焦る窪田と椿。
そのプレーにマチューは声援を送る。そして日本をどんどんと焦らしてやれと指示を飛ばす。
イスマイールはディフェンスラインで回されるボールを見つめていた。
大歓声のホームサポーターが応援を届けている。
しかしなぜかイスマイールの顔は晴れず胸中は別の考えがあるように感じられるのだ。
GIANT KILLING【第504話】の感想
遂に日本が同点に追い付きましたね。
花森のパスから窪田、椿と繋ぎ最後はエースの働きをしっかりと花森が果たしました。
見たかった3人の化学反応でのゴールはワクワクさせられます。
そして椿も達海の言葉に押されて世界で戦うメンタルができてきたのかもしれません。また1つ強くなっていきますね。
しかし流れが完全に日本に向きませんでしたね。マチューのプランをUAEの選手たちもしっかりと信じているのでしょう。
ですがイスマイールはどうやら違う気持ちのようです。この気持ちの差が次回どんなプレー、展開を生むのでしょう。続きが気になります。
GIANT KILLING次号予告
次号、イスマイールの胸中は!?
次回のGIANT KILLING掲載のモーニング発売日は1月24日(木)です!
まとめ
GIANT KILLING【第504話】のネタバレあらすじと感想をお届けしました。
やっぱり漫画は実際に絵と一緒に読むと迫力や面白さが違います。
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