2019年1月16日発売の週間少年マガジン7号に掲載
ドメスティックな彼女最新話【第215話】『二人が一つだったころ』を読んだのであらすじとネタバレ、それと感想をいち早くお伝えします。
ドメスティックな彼女前回のあらすじ
アメリカ留学中の橘瑠衣は、5日間の休暇をもらい藤井夏生にサプライズで、日本に帰って来ます。アメリカにいるはずの橘瑠衣が、突然目の前に現れた瑠衣に喜びよりも驚きが勝っています。
コートを着て出掛けようとしている藤井夏生に気が付きしゅんとする橘瑠衣に、また今度にしてもらうと、LINEで待ち合わせ相手の芹沢雅に断ろうと、スマホを見られないように隠します。スマホを見られないようにする藤井夏生に、何故隠すのか詰め寄り、揉み合っているうちにスマホを落としてしまい、LINEの画面を見てしまいます。
二人で芹沢雅に会おうとしていたこと、橘瑠衣の知らない悩みがあることを藤井夏生に捲し立て詰め寄ります。
藤井夏生に約束を断られた芹沢雅が、夏生のアパートの前に現れ、橘瑠衣と鉢合わせしてしまい、芹沢雅に詰め寄る橘瑠衣は、藤井夏生が小説を書けなくなり悩んでいたことを、芹沢雅の口から聞いてしまいました。橘瑠衣は夏生の前から逃げ出してしまいました。
ドメスティックな彼女【215話】のネタバレ
ケンカ別れのまま一夜が過ぎ、藤井夏生は橘瑠衣に会いに実家にやって来ました。仕事前の姉、橘陽菜に瑠衣が出掛けていった事を知らされます。昨晩、泣きながら帰ってきた瑠衣を心配し、何があったのかを藤井夏生に訪ねますが、夏生は言いにくそうに黙ってしまいました。
小林昌樹「ナツオちゃんそんなことになってたの・・・」
橘瑠衣は、喫茶&BARラマンでコーヒーを飲みながら、従業員の小林昌樹と藤井夏生の親友フミヤに前日知った藤井夏生の悩みのことを聞きますが、小林昌樹もフミヤも初耳で、夏生の悩みの深刻さを知ります。
小林昌樹「今まで何かあったら必ず相談してたフミヤくんにも黙ってるってことは 本人の中で相当深刻なのね」
フミヤ「小説家 目指すのはあいつのアイデンティティみたいなもんですから」
フミヤが落ち込む橘瑠衣を励まします。
フミヤ「多分さ夏生のことだから心配かけたくないとか変な意地で黙ってただけだよ ルイちゃんがヘコむようなことじゃないって」
瑠衣「わかってる 本当ならもっと優しい言葉 かけるべきだったって」
藤井夏生の気持ちを分かっていながらも、彼女である自分よりもサークルの人が夏生のことを理解しているみたいに振舞ったことが我慢できなかったといいます。
瑠衣「すごい 嫌な子になってた」
瑠衣「なんか いっつもこんなことで悩んでる ホントくだらないよね」
小林昌樹「みんな大体くだらないことで悩んでんのよ」
悩む瑠衣を小林昌樹が慰めます。 ドラマや映画を観て、あーすればいいじゃん、こうすべきでしょって思っていた瑠衣も、自分のこととなると全然、上手くいかなくなるのだと実感しています。
瑠衣「全然 気持ちがコントロールできない」
フミヤ「んー好きが故にってやつか 仕方ない気もするけどなぁ」
瑠衣の気持ちは、好きが故だから仕方ないと結論づけるフミヤに、小林昌樹は「好き」というより「執着」に近いのではないかと推測します。夏生の悩みを聞いた時、夏生の心配より、夏生の悩みを秘密にされていた自分の方が悲しくなった、それが「執着」なのではないかと言います。
我慢できなかったのも、自分のものを盗られたと感じたからではないのかと、これが、束縛や支配の欲求になっていくのではないかと言います。
瑠衣「そんな風にはなりたくない・・・」
ますます落ち込む瑠衣に小林昌樹は言います。
小林昌樹「誤ってちゃんと話し合えば また以前と同じ二人に戻れるわ」
実家に帰って来た橘瑠衣は、藤井夏生と再会しますが、気まずい空気が流れます。
夏生「ルイ 起きてる?」
橘瑠衣の部屋をノックしますが、返事はありません。 瑠衣の泣き顔を思い出しながらため息を漏らす夏生の部屋のドアが開きます。部屋に入ってきた瑠衣に驚く夏生でした。
瑠衣「一緒に寝てもいい・・・?
夏生「もちろん・・・!」
一緒にベッドに入り謝る瑠衣を抱きしめながら、夏生も謝ります。 藤井夏生は昔を思い出しています。
あたし ナツオのこと・・・
橘瑠衣の休暇の最終日、夜の飛行機で留学先のアメリカに帰ります。
夏生「じゃあ この貴重な二人の時間 大事に過ごさないとな」
瑠衣「少し早いけどバレンタインチョコ」
ケンカしていて渡し損ねていた、手作りのチョコレートを渡します。
瑠衣「嬉し?」
夏生「うん・・・!めちゃくちゃ嬉しいよ!!」
夏生「ありがと ル・・・」
食べるのが勿体ないくらいだと喜び、ありがとうと伝えようとする夏生に、橘瑠衣は突然のキスをしました。
そして・・・
瑠衣「別れよう あたしたち」
ドメスティックな彼女【215話】の感想
一難去ってまた一難。本当にこの物語は、すんなりと幸せになれません。 物語の中でも言っているように、「あーすればいいじゃん、こうすべきよ」を、橘瑠衣に伝えたいですね。お互いちゃんと冷静に話し合えば、すぐに解決するのではないかと思ってしまいます。
自分のこになると全然上手くいかない、この気持ちにも共感してしまいます。
橘瑠衣の決断は、喫茶店の小林昌樹の言葉からのものなのか、何故その選択になってしまうのか、ヤキモキしてしまいます。
まだまだ波乱万丈な藤井夏生と橘瑠衣の恋の行方が気になります。
ドメスティックな彼女次号予告
自分の気持ち、相手の気持ちを考えた末に出した橘瑠衣の決断。
この悲しい決断に藤井夏生の思いは!?
次回のドメスティックな彼女掲載の週間少年マガジン発売日は1月23日(水)です!
まとめ
ドメスティックな彼女【第215話】二人が一つだったころのネタバレあらすじと感想をお届けしました。
やっぱり漫画は実際に絵と一緒に読むと迫力や面白さが違います。
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