2019年6月24日発売の月刊LaLa8月号に掲載
赤髪の白雪姫の最新話【第108話】『新たな旅の始まり。』を読んだのであらすじとネタバレ、それと感想をいち早くお伝えします!
*ネタバレ注意です!
この記事では文字だけでネタバレしています。
ネタバレを読むより先に絵付きで漫画を楽しみたいというあなたにはU-NEXTで今すぐLaLa8月号を無料で読む方法がおすすめです。
▼31日間無料キャンペーン中▼
無料期間中に解約すればお金はかかりません
赤髪の白雪姫前回のあらすじ
光の花フォスティリアスが、無事新種として認められ喜ぶ白雪たち。
リリアスの総兵マキリはフォスティリアスを植える許可は出しますが、オリオルド関の許可も得て、同時に進めることを条件に出します。
フォスティリアスの花を咲かせるため、ウィラントの柱である人達と繋がってゆくため、白雪とオビ、リュウの三人はいよいよ旅立ちの時を迎え……?
https://kadokaword.jp/akagaminosirayukihime107/
赤髪の白雪姫【第108話】『新たな旅の始まり。』のネタバレ
「……あれ?」
宿の中、何かを探す白雪。そこへオビとリュウが迎えに来ます。
「なんかリリアスに忘れてきたかい? 書類?」
「書類? まさかまさか、全部あるよ。」
オビの問いに慌てて答える白雪。
馬で街道を行き、途中昼食を広げ……、改めてリュウの短い髪を見て白雪は言います。
「その髪、すごく似合ってますねリュウ。目元があいて話をする度なんだか新鮮です。」
「そ、そう。おれもまだ慣れないけど、過ごしやすいなと思う。」
「オビも過ごしやすいから短いの?」
「そうだよ」
そして、さらに街道を進み、いよいよオリオルド関所へと到着します。
――― 赤髪の?
――― 聞いた事あるだろ。タンバルン王家と縁のあるという赤髪の娘だよ。
そんな噂話がする中、白雪たちはオリオルドの騎士団長への面会を求めていました。
宮廷薬剤師としてではなく、リリアス学問街薬学の館研究員の代表として来ていることや、植物を植える許可が欲しいことを伝えると、そういう用件は初めてなので、団長に通るかどうかわからないと言われます。
ふとオビを見て見覚えがあると言うので、オビがゼンからもらった身分証を見せ、護衛だと伝えると、取り次ぎの兵士は驚きます。
「ウィラント城に着任なさったと聞いています。お祝い申し上げます。」
「伝えます。」
ゼンの話の後しばらく待つと、明後日の夜に会えるということになり、それまで基地内の屋敷に滞在し再訪することになります。
「良かったね。とりあえずは会ってくれるみたいで。」
「ありがとうございます。騎士様。」
「あ、ありがとう。」
白雪とリュウにそんな風にお礼を言われると、オビも返します。
「いやいや、俺もだてに主のお心を射止めちゃいないからね。」
「お心を……すごいね」
「……今の殿下に言わないでね、リュウ坊。」
「団長さんが身分証と用件のどっちに反応したにせよ、この後は二人の仕事だ。頑張ってね。」
「うん」
オビに改めて言われ、顔を見合わせる白雪とリュウ。
オリオルド関は、リリアスのように関所と街が一体になってないので、翌日は街の方へ出かけることにします。
――― その夜。
リュウは改めて思います。
「オビさんは……ほんとに白雪さんの護衛なんだね。行く先で周りを見てて、白雪さんもオビさんから離れないようにしてた。あとこうやって基地の中に泊まったり。」
「お嬢さんは目立つからね。場合にもよるけど騎士団に挨拶したなら、こうした方が騎士団側にも都合がいいわけだよ。」
そんな話をしていると、『コンコン、コンコンコン』と壁を叩く音が!
オビに言われ、慌ててリュウも返します。
『コンコン、コンコンコン』
「おやすみなさい、オビ、リュウ。」
しかし、そこには荷物を見つめ浮かない顔の白雪がいました。
――― 翌日。
「お嬢さん、なんか気になったかい?あの櫛屋?」
「いや何も」
そう答える白雪でしたが、オビにじっと見ていたと言われ、髪飾りを忘れてきたことを白状します。
「ここぞという時につけてるもので、今回も持ってきたつもりだったんだけど……」
別のを持ってはいるので問題ないけど、しまったなぁという思いが顔に出てしまったという白雪。
昼食を食べていると、リュウが足りないものがあるので買い物に行きたいと言います。一緒に行くという白雪にオビと店を探すから待っててほしいというリュウに、二人だけの方が買いやすいと援護するオビ。
しかし、勘の良い白雪はさっきの話で気を使ってくれてるならと言いますが……
「大事な任務が落胆始まりになるより、切り替えた方がいいでしょ。」
オビの言葉に一緒に買いに行くことに。
――― その夜。
改めてリュウとオビに髪飾りのお礼を言う白雪は、昨夜とは違って晴れやかでした。
――― 翌日。
オリオルド騎士団長のカミラギ・カディフと面会した白雪たちは、ベルガット家の一件の影響があり、今は難しいと言います。新たな当主が立ったばかりで、北は不安定な状態なので、内外の何事にも慎重に対応しなければならないと。
「君達の申し出は、一度ルギリア様のご判断を仰ぐことになるな。慣例に無いことは一度報告をあげることになっている。どうする?リリアスの薬学者よ。」
ルギリア家とはアールリオン家や先代のベルガット家などと並ぶウィラントの有力諸侯です。
面会の後、白雪、リュウ、オビはどうするか考えます。
「諦めるか待つかと言われたら、待つしかないものの…」
白雪の言葉に、オビは言います。
「いつまでかわからないんじゃ、二人は薬草作り始めそうだし、俺は木から落ちるよねぇ。」
リュウも言います。
「どんな人なんだろう。植物に興味のある人だったらいいけど。」
そんなリュウの言葉に白雪は決めます。
「植物が好きかどうか、直接尋ねに行きましょうか。エイセツ・ルギリア様に」
やっぱりネタバレより漫画で楽しみたいというあなたにはU-NEXTで今すぐLaLa8月号を無料で読む方法がおすすめです。
▼31日間無料キャンペーン中▼
無料期間中に解約すればお金はかかりません
赤髪の白雪姫【第108話】『新たな旅の始まり。』の感想
いよいよ、フォスティリアスを広める旅が始まりましたね。
さっそく有力諸侯の一角に会いに行くことになりそうですね。きっと一筋縄じゃいかないんだろうなぁ。
今回、リュウの言葉で、オビが白雪の護衛なんだなって実感しました!
オビの言う通り、オリオルド騎士団長のカミラギが用件と身分証、どちらを理由に面会を承諾したとしても、その後の白雪とリュウの頑張りこそが大切なんですよね。カミラギの「リリアスの薬学者よ」という言葉もある意味厳しいですよね。でも今後への期待も含まれている感じがします。
ここぞという時に使っている髪飾りを忘れてしまった白雪の気持ち、わかります。なんだか、それだけでマイナス点が付く気がしますよね。リュウの気遣い、オビの言葉、あったかくて良いですね。白雪も晴れ晴れとした気持ちで臨めて本当に良かったなと思います。
もともと前向きな白雪ですが、待っているよりは直接聞きに行くことを決めます。次回どうなるのか楽しみですね。
赤髪の白雪姫次号予告
リリアスを出発した白雪たち3人の旅路は……。
次回は巻頭カラーです。
次回の赤髪の白雪姫を掲載の月刊LaLa9月号発売日は7月24日(水)です!
まとめ
赤髪の白雪姫【第108話】『新たな旅の始まり。』のネタバレあらすじと感想をお届けしました。
やっぱり漫画は実際に絵と一緒に読むと迫力や面白さが違います。
ネタバレより漫画を楽しみたくなったあなたにはU-NEXTで今すぐLaLa8月号を無料で読む方法がおすすめです。
▼31日間無料キャンペーン中▼
無料期間中に解約すればお金はかかりません