2019年2月23日発売の月刊LaLa4月号に掲載
赤髪の白雪姫の最新話【第105話】『悩む時間も少年の特権!今はまだ遠く見えても、きっと。』を読んだのであらすじとネタバレ、それと感想をいち早くお伝えします!
目次
赤髪の白雪姫前回のあらすじ
新たな一歩を踏み出す白雪たちの進む先には・・・
白雪たちのリリアスでの研究も実を結び、その植物は新種登録のため「フォスティリアス」と命名されました。そんな中、薬室長ガラクからの書状が届き、白雪とリュウは新たな指令を受けます。
リュウは三か月後王城へ戻り、白雪はオビとともに「フォスティリアス」を普及させるため拠点をめぐる事となります。
赤髪の白雪姫【第105話】『悩む時間も少年の特権!今はまだ遠く見えても、きっと。』のネタバレ
「リュウが一人前の薬剤師になる為に何が必要か・・・?」
同じ薬剤師に訊いた方がいいと去っていこうとするラタをキリトが引き止めます。ラタはため息を吐き答えます。
「・・・自分のなりたい人物像にあてはまるものを三つ四つ持てばいいんじゃないか。全部なんてよくばると結局何にもならなくてつまらんし、誰かを目指しすぎると多分それ以上にはならんぞ。」
なんでそう思うのというキリトの問いに、周りにいたいろんな人や自分も含めての感想というラタ。リュウの代わりにあれこれ聞いてくれるキリト。リュウもラタにお礼を言います。
「好きな様に頑張れ。」
そう言うラタにリュウは頷きます。
そんなある日、オビが頼みごとを持ってきます。明日からの3日間基地の方の治療士が不在になるから一人来てほしいと言います。くじで決めようする鈴と白雪でしたが。
「おれが行っていい?」
リュウの言葉に、3日間だし交代にしてもいいという鈴に更にリュウは言います。
「大丈夫。毎日引き継ぐより通しての方がいいと思う。」
「じゃあ頼もうか?」
と白雪を見ていう鈴に、白雪も・・・。
「お願いします。リュウ。」
「うん。任せて。」
リュウはきっぱりと答えます。あ、何か変わったという顔のオビと白雪。こうして3日間リュウは基地の方に行くことになり、基地ではたくさんの患者の相手をします。心配そうに覗く白雪ですが、その様子を見て安心します。
夜、補充分の薬剤を白雪が持ってくると、疲れたのかぐっすり眠っているリュウを見つけます。
「リュウ、リリアスに来て良かったですか?」
「私もリュウとおなじくらいちゃんとリリアスの薬剤師になれているでしょうか。」
そんな風に独り言ちてるとオビがやってきます。
「リュウ坊とはいったん別れる事になったねぇ」
オビにそう言われ、白雪は言います。
「リリアスでの任期の最後まで一緒にやりたいなあと思う。」
「師弟だもんね。」
「うん。」
翌日、鈴がリュウのところへやってきました。昨日の薬剤を届け、午前中は手伝うと言います。そうして3日間の基地での仕事も終わります。
シダンに会うと、騎士団はどうだったか、王城でも騎士団の人とかよく診たのかと聞かれ、直接はほとんど診てなかったと答えるリュウ。そんなシダンにリュウは尋ねます。
「フォスティリアスの旅の事、白雪さんとオビさんが適任だって言ったのは騎士の人達とよく関わってるから?」
リュウも王城からきているのだから無神経だったかと気にするシダン。
「二人の相性と騎士団とのかかわり方・・・・と・・・」
シダンはリュウに話します。オリンマリスの研究が続けられているのは君たちのおかげだと。オリンマリスを雪道に咲かせたいという願いの為にリリアス封鎖の原因になったオリンマリスの存在をはじめは隠そうとしたのだとすまなそうに言います。あの時白雪とオビが洞窟に辿り着いていなかったらどうなっていたかわからないと。その時の白雪の言葉を覚えてると言います。
「私達は一度でも偽れば誰の力にもなれなくなります。シダンさんは正々堂々とオリンマリスを守ってください。」
だから、フォスティリアスを広めに出かけるのは白雪とオビが適任だと思うのだと。
一人でいるリュウを見つけキリトが近寄ってきます。
「どう? 一人前になった?」
「なってないよ。おれはまだ学ぶことがあるんだと思う。」
そこへオビがやってきます。これから夕飯に行くと言います。用事があるというキリトはオビに言います。
「俺の分もリュウにがっつり食わせてよ。」
オビとリュウと鈴と3人で夕飯を食べていると、鈴がそろそろ新しい薬室員の募集をかけとかないとと言い出します。二人抜けるから新たに一人はと言います。
「鈴さんはずっと居るって前に言ってたよね。」
「うんいるぜー」
「そっか。良かった。」
そういうリュウに鈴は言います。
「土潤す者あり、根を張る者ありってねー。」
そしてしみじみと言います。
「来てくれてありがとね。リュウ君。オビ君。」
「いやあこっちこそ。根を張る者の気持ちがわかるよリリアスは。」
とオビも返します。
「おれも。おれも来て良かった。」
リュウも返します。
食事をしながらふと辺りを見るリュウにオビがどうかしたかと尋ねます。
「・・・オビさん、白雪さんに会って話したい事がある。・・・気がする。」
そういうリュウに二人は同時に言います。
「「気がする」」
赤髪の白雪姫【第105話】『悩む時間も少年の特権!今はまだ遠く見えても、きっと。』の感想
リュウが一人前になるには何が必要か、難しい質問です。最初逃げようとしますが、結局は自分の思うところを話してくれるラタ。以前から思っていたのですが、なんだかんだ言って面倒見がいいですよね。リュウは自分の不安を払拭するのに一番の適任者を選んだのではないでしょうか。
ラタの好きな様に頑張れという言葉に励まされたのか、基地の助っ人に立候補するリュウ。そこで多くの騎士団の人と接し、実際に治療することで何かを得た様子。
先日のフォスティリアスの旅の件でシダンが白雪とオビが適任だと言ったことを気にしていたのでしょう。シダンの話しから、二人が適任と考えるシダンの思いを知ることができ、自分に足りない何かを見つけることができたのかもしれません。
リュウの「おれも来て良かった」は鈴への答えであり、白雪の「リリアスに来て良かったですか?」への答えでもあるのだと思いますが、そう思える事は大切なことだと思います。
ところで白雪に伝えたい事って何なのでしょうか、次回も楽しみです。
赤髪の白雪姫次号予告
自分と向き合ったリュウが伝えたい事とは!?
次回の赤髪の白雪姫を掲載の月刊LaLa5月号発売日は3月23日(土)です!
まとめ
赤髪の白雪姫【第105話】『悩む時間も少年の特権!今はまだ遠く見えても、きっと。』のネタバレあらすじと感想をお届けしました。
やっぱり漫画は実際に絵と一緒に読むと迫力や面白さが違います。
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