2019年4月24日発売の月刊LaLa6月号に掲載
赤髪の白雪姫の最新話【第107話】『新たな一歩、その先に。』を読んだのであらすじとネタバレ、それと感想をいち早くお伝えします!
*ネタバレ注意です!
この記事では文字だけでネタバレしています。
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赤髪の白雪姫前回のあらすじ
白雪とオビと一緒にフォスティリアスを広める旅に行きたいという思いを伝えたリュウ。
ガラク薬室長の許可も下り、後はフォスティリアスが新種として承認されるのを待つばかり。
オビの元に白雪とリュウがやってきて……!
赤髪の白雪姫【第107話】『新たな一歩、その先に。』のネタバレ
リリアスの薬室に申請の件で使者がやってきました。
「早くに結果が出ましたので! お知らせに参りました」
「それは心の準備よりだいぶ早い……」
そう言う鈴でしたが……。
「おめでとうございます! 光の花フォスティリアス――― 見事新種と承認されましたよ!」
その言葉に大喜びする一同。
「成程」
その話を聞き、納得するオビ。
「それで『出発です!』ってなったわけか」
「いやぁ気持ちが逸って」
ここまで少し走ってきたという白雪とリュウ。そんな二人にオビは言います。
「ここまでお疲れさん! おめでとう」
「ひとつ関門突破!」
ハイタッチで喜ぶ三人。
次への準備としてルートを話し合う三人。王都ウィスタルから続いている街道のうちリリアス関を通る道とオリオルド関を通る道、その双方からウォルキトラ(ウィラント城がある街)へと繋がる道、そして街など人が留まるところに植えていくのが目標といいます。
「ウィラント地方の主要な道に点在させる感じか」
「そうだね。いきなり全部はできないからリリアスとオリオルドから順に」
オビの言葉に答えるリュウ。オビはリリアス封鎖の折にゼンに付いてオリオルド関に行ったことはあるけれど上の人には会ってないといいます。
「ところで、フォスティリアスは各地に植えたら管理とかはどうするんだい?」
「……そこです」
「そこなんだ」
オビの言葉に今度は難しい顔をする白雪とリュウ。
シダンと鈴も食事をしながら難しい顔をしています。
「リリアス周辺だけなら研究員で受け持つ事も出来るが」
「それも薬室に新しい人が無事に来てくれればってところですけどねー」
そこへユズリがやってきて話しに混ざります。
「各地にフォスティリアスを植えた場合、定期観察の人員をどう確保しようかってね」
「ほうほう」
「俺達だけじゃ冬の間そうそう出掛けていけないからねー」
「条件が大変なの?」
「ウィラントの街道を定期的に移動できる人、出来るだけ植物に詳しい人、それで信頼できる人」
「さらに薬室員になれる人?」
「いやそれは別でもいい。薬学の心得もあれば相手の希望次第だけど」
「報酬あり?」
「もちろんあるよ」
料理を取りにシダンが席を立った時、ユズリは鈴に訊きます。
「鈴、真剣に訊くけど……私の事を信頼しているかな?」
「……してる」
「ほほう!」
納品を済ませたラタにオビが声をかけます。
「納品お疲れさーん。どうです最近は?商品売れてます?」
「ままだな」
「ところでラタどの!我々リリアス滞在が残りひと月を切ったのですが、なんか交流のしるしとか餞別とか―――」
豪快な料理が売りの店があると誘いますが、オビに奢れというラタに、オビも負けずに世話になる度奢ったといいます。
「だったら貸し借り無しだな」
「貸し借りの話にします? 大人げないねぇ……」
その言葉に実家の晩餐会に行かせるというラタに、ラタの兄弟に食事しながらラタの話で盛り上がっていいかと聞くオビ。最悪と言って自分の提案に苦い顔をするラタに今度はオビがが聞きます。
「新種の名前は聞きましたか?」
「ああ、鈴達が律義に使っていいか訊きにきたからな。俺の許可なんぞ要らんのに」
「煌晶石の名前入ってますもんねぇ」
「捻っちゃいないがいい名前だったな」
「石の事には心がこもるねぇ」
「……他の分野の実験も見てて面白くはあったか……」
思いなおし、さっきのところで食ってるから来たけりゃ来いって二人に言っとけというラタに笑うオビ。そこへかけつけた白雪と鈴はついにご馳走出来ると喜びます。
そして、リリアスで花を咲かせる許可をもらうためリリアスの上層部に書簡を渡すと、マキリに呼ばれます。
(こんなに早く、しかも直接とは……)
緊張する白雪たちにマキリは言います。
「条件付きで許可しよう。」
珍しく美しいものには人が集まり、冬に光咲く植物は多くの者の興味をひきます。しかしリリアス関とオリオルド関は人の流れが一方に傾きすぎると混乱を招くことになるので、オリオルドの許可を得て同時に進めることというのがその条件だと、マキリは言います。
「まずリリアスは許可を出す。それで構わぬか。」
白雪とリュウは頷き合い、そしてリュウは答えます。
「はい、構いません」
その後、マキリはオビにウィラント城へ行かないのかと聞いてきます。
「私の役目は殿下のお側に仕えることではありませんので」
そう答えるオビ。マキリの視線の先には白雪が……。
「殿下が……今の役目を?」
「はい」
「―――陛下もご承知か?」
「そう聞いております」
オビの答えにマキリは言います。
「ゼン殿下は理解の外におられる事が多い方だが……そうであるからベルガットの臣従に繋がったのか―――」
その言葉にオビの表情が……。
「……ゼン殿下にはゼン殿下のお考えがある事は長年拝見していればわかる。気を悪くするな」
「とんでもありません」
ひとつ言っておきたいことがあると前置きをしてマキリは話を続けます。自分は学問街を管理しているから、新種と承認されたことでフォスティリアスが無害であると信じられるし、白雪やリュウたちが信用できると既に知っているが、他の場所ではそうはいかないと。
「見知らぬ相手が見知らぬものを持ち込もうというのは、当然警戒するからな。なかなかに不利であろう」
その言葉を白雪は心に留めます。
(信用……、見知らぬ相手……)
「ベルガットの一件で一部組織が変わったばかりでもある、このリリアスでの許可が力添えになれば良いがな……良い結果を期待していよう」
「ありがとうございます」
頭を下げる三人を見て、ふと知らせるよう言われていたことを忘れていたというマキリ。
「陛下の結婚式の日取りが決まったそうだ」
「おめでとうございます……!」
「ああ めでたい事だ」
場所を変え、オビと二人、真剣な面持ちの白雪。
「やっぱり、そういう事かな……?」
「そうだろうねぇ」
白雪の言葉に答えるオビは続けます。
「主と陛下とウィラント城行きの話になった時、陛下がお嬢さんに旅に行けって言ったんでしょ?」
「うん」
「じゃあ、そこに意図が無い方が不思議だもんね」
「ウィラント城にいるゼンの味方でいたいのなら、ウィラントの人の事をしらなくてはいけない……」
「そして、お嬢さんにはお嬢さんの味方が必要なんだろう」
「……大変そうだ」
「面白そうだ!」
この旅で果たすべき二つ
ウィラントの銀世界に鮮やかな光の花を咲かせること
そして
ウィラントの柱である人達と ―――出会い 繋がってゆくこと
そして白雪、オビ、リュウ、三人はついに旅へ。
「「「出発!」」」
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赤髪の白雪姫【第107話】『新たな一歩、その先に。』の感想
ついにフォスティリアスを広めるための旅が始まりますね。
白雪にとってはゼンの側にいるための試練でもあるのですね。成果を上げ、人脈を作り、人々に受け入れてもらえるかどうかが王子であるゼンの側にいるためには必要であるということですね。
マキリの言葉、特に「見知らぬ相手が見知らぬものを持ち込もうというのは、当然警戒するからな。なかなかに不利であろう」という言葉は、白雪にとって重い言葉ですね。
ゼンの側にいるために今後の白雪の頑張りも応援したくなります。次回も楽しみにしたいと思います。
ところで白雪たちはフォスティリアスの管理について悩んでいましたが、もうこれはユズリに決まったようなものですよね。
赤髪の白雪姫次号予告
いよいよ旅だった白雪たち。その先で出会うのは……。
次号はお休みです。
次回の赤髪の白雪姫を掲載の月刊LaLa8月号発売日は6月24日(月)です!
まとめ
赤髪の白雪姫【第107話】『新たな一歩、その先に。』のネタバレあらすじと感想をお届けしました。
やっぱり漫画は実際に絵と一緒に読むと迫力や面白さが違います。
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